更新
今度はホンダが「ファントムブレーキ」問題で16,348,000,000円の罰金?
ホンダのリコールに約165億円の制裁金

米国の国道交通安全局(NHTSA)は2022年2月から現在に至るまで、ホンダ車のファントムブレーキ問題について調査を進めています。
ファントムブレーキとは、自動緊急ブレーキが予期せずに作動してしまう不具合のことを指します。この現象は発生すると、車両が急減速して後続車などとの衝突危険性が高まる可能性があります。
NHTSAはホンダに対し、自動ブレーキに関連するセンサーやハードウェア、ソフトウェアなどの詳細を提出するよう要求しており、8月12日までに対応されなかった場合、ホンダに最大1億2200万ドル(約165億円)の民事制裁金の支払いが命じられます。
オーストラリアでトヨタに集団訴訟…約1,800億円以上の支払いか
発端は2月に報告された不具合
調査の発端となったのは、今年2月のアコードおよびCR-Vの自動ブレーキに関する申し立てです。2月時点では170万台以上の車両が対象とされており、278件の苦情と6件の軽症者、6件の衝突事故が報告されていますが、いずれも大事故には至っていません。
現在は調査範囲が拡大されており、前述した2車種に加えてシビック、パイロット パスポート、アキュラ RDXも対象に含まれています。
韓国製EVが事故直後に炎上…なぜそうなった?
今年5月にはテスラにも同様の要求

NHTSAがファントムブレーキに対して情報の開示を求めたのはホンダが初めてではありません。
テスラについては昨年10月に自動運転ソフトウェア「Full Self-Driving(FSD)」 をアップデートした後、前方警告とファントムブレーキなどの問題が判明したことを受けて旧バージョンへと戻したのがきっかけでした。
結果的にリコールに発展したこの問題ですが、今年5月にモデル3およびモデルYにおけるファントムブレーキの報告758件に対する情報提供が要求されています。
危険なはずなのに…新品のタイヤのラベルをあえて剥がさない理由とは
アメ車パトカーが全速力で追いかけているのは…なんと日本の軽トラック?
国産自動車メーカーの新型車情報はこちらから
【みんなの意見】投票受付中!
Q. 車を買う時、いちばん参考にしている情報源は?
あなたがこれから買おうとしている車、またはいま持っている購入済みの車について、もっとも参考にした情報源は次のうちどれ...
- 新車・中古車ディーラー
- テレビ・新聞・ラジオなど
- 雑誌
- 特定のモデル・ジャンルの専門誌
- Webメディア(MOBY以外)
- 口コミサイトや掲示板サイト
- YouTubeなどの個人配信動画
- TwitterやInstagramなどのSNS
- 友人や家族など信頼できる人
- MOBY
アンケート結果を見る
powered by

- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...