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これがシビックだったら良かった?海外モデルのシティハッチバックがかっこいい
東南アジアで販売されているシティハッチバック

ホンダは2021年6月24日、11代目となる新型シビックハッチバックを世界初公開。シビックはもともとファンが多いモデルだけあって話題となりました。
ただ、今回記事に登場するのはシビックではなく、昨年11月にホンダがタイで発表した「シティ ハッチバック」です。
シティは80年から90年代中頃にかけて国内販売されていたコンパクトカー。2代目で国内での生産を終了した後、東南アジアを中心に販売を継続。海外専売モデルとなった後はセダンとして生まれ変わっています。
シビックよりも一回り小さいサイズ感

シティハッチバックのボディサイズは全長4,345mm(RSのみ4,349mm)、全幅1,748mm、全高1,488mm。国産モデルでいうとトヨタ カローラスポーツに近いサイズ感です。
新型シビックハッチバックとくらべると一回り小さいサイズ感。国内でも取り合わしに不便を感じることはないでしょう。シビックにこうしたサイズ感を求めていたユーザーも少なからずいるのではないでしょうか。
日本と同じ右ハンドル仕様

シティハッチバックが販売されているタイは、日本と同じ左側通行。そのため、内装は右ハンドル仕様となっています。
デザインはアコードとシビックハッチバック(10代目)を足して割ったようなデザイン。
マルチインフォメーションディスプレイや、センターコンソールにはシフトレバーとカップホルダーを備えており、ややスポーティ寄りな雰囲気を醸しています。
パワートレイン
パワートレインはセダンタイプと同じで、ハイブリッドとガソリンの2種類が設定されています。
新たに設定されたe:HEVでは1.5L直列4気筒i-VTECエンジンを搭載し、最高出力98PS、最大トルク127Nmを発生。109PS、253Nmを発生するモーターと組み合わされます。
ガソリンモデルでは1.0Lの直列3気筒VTECターボエンジンを搭載。最高出力は5,500rpmで122PS、最大トルクは2,000〜4,500rpmで173Nmを発生します。
こちらもやはりボディサイズが近いカローラスポーツと同等のスペックになっています。
価格は300万円前後
シティハッチバックの価格は、ハイブリッドのe:HEV RSが839,000バーツ(約300万円)、ガソリンモデルが599,000~749,000バーツ(約210万~262万円)となっています。
かつて国内販売されていたシティ

冒頭でも少し触れたとおり、シティは1981年から1995年にかけて国内販売されていたコンパクトカーです。
「トールボーイ」と呼ばれる背の高いスタイルを採用しており、その画期的なデザインから大ヒットを記録しました。

同時に発売した「モトコンポ」という折りたたみ式の50ccバイクも有名で、シティのラゲッジスペースにスッポリと収納することができます。こちらもシティ同様、他にないデザインで大きいな話題となりました。

その人気ゆえ派生モデルも多く、ターボモデル「シティターボ」やオープン仕様「シティカブリオレ」、商用モデルの「プロ」などがラインナップしています。

1986年にモデルチェンジして2代目に移行。先代から変わり、「クラウチングフォルム」と呼ばれたロー&ワイドなデザインを採用。ターボなどの高性能グレードは廃止されました。
残念ながらこの大胆なイメージチェンジはユーザーに受け入れられず、発売から約10年弱の1994年に生産中止、1995年末に販売を終了しました。
翌年からは東南アジアで小型セダンとして復活し、現在に至ります。
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- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...