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新型アキュラ TLX フルモデルチェンジ!レジェンドとアコードを比較
2020年5月にフルモデルチェンジされたアキュラ TLX。公開された画像、動画をすべてお届けします。
12年ぶりのフルモデルチェンジ。「タイプS」が復活
2020年5月に米国のアキュラが新型TLXを発表しました。
注目は12年ぶりの復活となるハイパフォーマンスモデル「Type S(タイプS)」。日本のホンダが開発したV6・3.0Lターボエンジンを搭載、最高出力などは“TBA”(追って発表)とされていますが、400馬力をオーバーするスペックで登場されるだろうと噂されています。
標準モデルは最高出力272馬力、最大トルク280N・mを発生する直列4気筒2.0Lターボを横置きのFF、10速ATを組み合わせたパワートレインと発表されています。なお、タイプSは「AH-AWD」の四輪駆動となります。
北米での価格は直4・2.0Lモデル、Advance(アドバンス)が33,000ドル(2020年6月11日時点の為替レートで約353万円)から、タイプSは未定となっています。
アキュラがプレス向けに提供した新型TLXの画像と動画は、この記事後半にまとめて掲出します。先に、アキュラTLXと日本のホンダ・レジェンド、アコードの関係を解説します。
レジェンド、アコードとTLXの関係とは?
日本市場ではホンダブランド1本の展開となりますが、北米ではホンダとアキュラの2ブランド体制となっています。アキュラはトヨタの高級ブランド、レクサスのような、ホンダの高級ブランドと認識されていることが多いですが、北米ではホンダのスポーツブランドとして展開され、一般消費者にもそれが認識されています。
アキュラのセダンラインナップを最上級モデルから降順に並べると、
RLX(レジェンドのアキュラ版)
↓
TLX
↓
ILX(シビックのアキュラ版)
となります。ホンダのセダンラインナップを同じく上から順に並べると
レジェンド
↓
クラリティ
↓
アコード
↓
インサイト
↓
シビック
↓
グレイス
となります。
アキュラ・TLXは北米市場専売モデルとなり、日本のホンダでは販売されていません。TLXはもともと北米ホンダ・アコードのアキュラ版「TL」と、日本と欧州のホンダ・アコードのアキュラ版「TSX」を統合したモデルとして2014年に登場した経緯があります。
このため、TLXが日本ホンダのモデルラインナップと同一となるモデルがないものとなります。
この記事の結びとしてRLX、レジェンド、アコードの画像をご紹介しますので見比べてみてください。
アキュラ・RLX = ホンダ・レジェンド
アキュラ・TLX


(画像:米国アキュラ広報)
ホンダ・レジェンド


(撮影:MOBY編集部)
ホンダ・アコード


(画像:ホンダ広報)
動画
画像
標準モデル











Type S












※このページの画像と動画はアキュラがプレス向けに共有したもの。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...