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【トヨタ新型ハリアー HV&ガソリン VS マツダ CX-5 ディーゼルターボ】スタートダッシュ対決3本勝負!

撮影・文:MOBY編集部 宇野 智

前回、トヨタモビリティ東京取材の新型ハリアーとRAV4のサーキット試乗会のレポートをお届けしました。この試乗会のとき、マツダさんからCX-5をお借りしていまして、新型ハリアー3モデルとのスタートダッシュ対決も実施しました。

新型ハリアーは次の3モデル。

左から、2.5L ハイブリッド/FF、2.0L ガソリン/FF、2.5L ハイブリッド/4WD

マツダ CX-5は、2.2Lディーゼルターボ/AWD となります。

① ハリアー 2.5L ハイブリッド/4WD VS CX-5

まずは、パワートレインのスペックの比較から。

モデルハリアーCX-5
エンジン2.5Lハイブリッド2.2Lディーゼルツインターボ
最高出力131kW(178ps)/5700rpm140kW(190ps)/4500rpm
最大トルク221N・m/3600-5200rpm450N・m/2000rpm
モーター最高出力フロント:88kW(120ps)
リア:40kW(54ps)
モーター最大トルクフロント:202N・m
リア:121N・m
駆動方式E-FOUR(四輪駆動)i-ACTIV AWD(四輪駆動)
トランスミッション電気式無段変速機6速AT
車両重量1,750kg1,470kg

ハリアー ハイブリッドの4WDの後輪は電気モーターで駆動する「e-four」。リアモーターだけでも54PS、121N・mというほぼほぼ軽自動車のエンジンパワーを有しています。

対してCX-5のディーゼルは、回転数に応じて2つのターボを使い分ける2ステージ・ツインターボ。とてもパワルフルなエンジンです。

しかし、ハリアーのハイブリッド/AWDのシステム合計最高出力は352ps、最大トルクで544N・m。車両重量に310kgの差がありますが、パワートレインの出力は1.5倍以上の開きがありますから、CX-5に負けるわけはないでしょう。

それでは、そのスタートダッシュ対決の様子をご覧ください。コースは直線、約100mとなります。

スペックが物語る通り、ハリアー ハイブリッド/4WDの圧勝でした。

電気モーターは、理論的には0回転時が最もトルクが太く、回転が上がるにつれてトルクが減少していくという特性があり、自動車の場合では特に停止状態からの加速力はエンジンよりもレスポンス良く、鋭く加速してくれます。余談ですが…電車は車体に相当な重量がありますが摩擦抵抗の少ない鉄の車輪で鉄のレールを走るため、一度加速してしまえば、惰性で走行できるという特徴があります。このため、超低回転でぶっといトルクが出せる電気モーターは鉄道と相性が良いのです。

② ハリアー ガソリン FF VS CX-5

こちらも、スペック比較から。

モデルハリアーCX-5
エンジン2.0Lガソリン2.2Lディーゼルツインターボ
最高出力126kW(171ps)6600/rpm140kW(190ps)/4500rpm
最大トルク207N・m/4800rpm450N・m/2000rpm
駆動方式2WD/FFi-ACTIV AWD(四輪駆動)
トランスミッションDirect Shift-CVT6速AT
車両重量1,590kg1,470kg

ハリアーの2.0Lガソリンは、最高出力、最大トルク、車両重量のいずれもCX-5より少し劣っています。筆者がサーキットで走ったときは、必要にして十分なパワーで非力感は全くなく、スムーズに走れる良いクルマだと思いました。

CX-5のスペックは前項で解説したとおり。この対決もスペックの机上比較で結果が簡単に予想できてしまいますね。

それでは、実際の対決をご覧ください。

はい、予想通りの結果でした。

③ ハリアー2.5L ハイブリッド FF VS CX-5

こちもスペック比較から。

モデルハリアーCX-5
エンジン2.5Lハイブリッド2.2Lディーゼルツインターボ
最高出力126kW(171ps)6600/rpm140kW(190ps)/4500rpm
最大トルク207N・m/4800rpm450N・m/2000rpm
モーター最高出力フロント:88kW(120ps)
モーター最大トルクフロント:202N・m
駆動方式2WD/FFi-ACTIV AWD(四輪駆動)
トランスミッション電気式無段変速機6速AT
車両重量1,680kg1,470kg

ハリアー ハイブリッド FFは4WDには存在したリアモーターがないだけのパワートレイン構成となります。

ハリアー ハイブリッドは強力なフロントモーターがあり、単純足し算したシステム合計最高出力、最大トルクではCX-5より上、車両重量が重たいハンデを打ち消して上回っていると、スペック比較表からは読み取れます。

筆者を含め、現地にいた方々のだいたいの予想はつかず「どっちだろう?」でした。回転が上がるとパワーが減少するモーター。瞬発力ではハイブリッドの方が有利ですが、約100mの距離ではエンジン、モーターの回転を上まで回しきらないといけません。

それでは、どちらが勝利するのでしょうか。ご覧ください。

勝負は互角、鼻差でハリアー ハイブリッド FFの勝利!

ハリアーが僅差で勝ったのは、トランスミッションのおかげだとドライバーが語っていました。CX-5はステップ式AT、ハリアー ハイブリッドは無段変速機。CX-5のエンジン回転上昇中にハリアーを抜こうとするのですが、ギアチェンジのタイミングで一瞬失速、この失速の間、無段変速機のハリアーは加速を続けるので、CX-5を少し引き離すという、2車の差が縮まったり広がったりする勝負となった、ということでした。

また、このスタートダッシュ対決は約100mの距離ですが、これが200mの対決だったら、CX-5の方が勝利していただろう、とのことです。

以上、トヨタ新型ハリアー VS マツダ CX-5 ディーゼルターボのスタートダッシュ対決の結果をお届けしました。

この企画を通じて感じたのは、ハイブリッドの良さ、ディーゼルの良さ、そしてのその違いでした。

さて、次回は「ハイブリッドとディーゼル、どっちが良いの?燃費は?コスパは?」の疑問にわかりやすく解説したいと思います。

トヨタモビリティ東京さん、マツダさん、ご協力どうもありがとうございました

トヨタモビリティ東京 公式HP
マツダ 公式HP

編集後記…マツダ CX-5 もサーキットでちょっと走ってみた

トヨタモビリティ東京さんの企画ですが、ちょっとお言葉に甘えてCX-5でコースを軽く走ってみました。

しっかりした締まった印象の走りを見せる新型ハリアーと対象的にCX-5はしなやかな乗り味。高速でのコーナリングではボディはロールしますが、きちんと抑え込まれて余分に傾かない感じ。S字コーナーでは、ゆったりとした荷重移動を感じるれるようなしなやか感がありました。(試乗車のタイヤはハイトの高い、225/65、17インチだったということも影響していることでしょう。)ディーゼルなのでフロントが重たいという特性がありますので、攻め込んだ走りは当然厳しいですが、日常生活やレジャー、ドライブ旅行といった一般的なシーンでは、何ら問題ないでしょう。

しかし、新型ハリアーの出来の良さ、なかなかでしたね。サーキットを本気で走ってもドライバーを楽しませる味付け、さすが。

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この記事の執筆者
MOBY編集部 宇野 智

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