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「47万円」で大ヒットした初代から40年…軽乗用車を牽引する歴代アルトの名車たち

スズキだけでなく、現在販売されている軽乗用車全ての「原点」といえるスズキ アルト。

軽トールワゴン/スーパーハイトワゴンの台頭で販売の主流から滑り落ちた後も淡々とモデルチェンジを続け、2021年12月には9代目が登場しました。

1979年以来40年の歴史をつむぎ、いつの間にやら「同一車名を続ける国産車」の中でも古株になりつつあるアルトの中でも、名車と呼べる3台を厳選してみます。

初代SS30V/40Vアルト

初代アルト

小型車の低価格化に加え、自動車重量税など税制面での優遇、車検不要な手軽さといった優位が次々と失われていった1970年代。軽自動車は安くて手軽な自動車という地位を失いつつありました。

そこでスズキは軽自動車ユーザーのほとんどが1~2名乗車という点に目をつけます。後席はあえて乗れればいいという程度で荷室を広げ、まだ環境規制が緩く税制面でも優位だった軽商用車登録(軽ボンネットバン)とし、思い切ったコストダウンを行ったのがアルトです。

当時としては驚異的な低価格を実現し、「アルト47万円」のキャッチコピーで売り出すと大ヒット、他社も次々に追随していき、沈滞化していた軽自動車市場を再び活性化させました。

5代目HA23Vアルトバン

©DCTMダイチャレ東北ミーティング

初代アルト以降、1990年の660cc化、1998年の衝突安全基準強化、さらに軽トールワゴンが主流となった軽自動車が大きく重くなる中でも、アルトは淡々と小型軽量路線を貫きます。そして1998年新規格第1世代の5代目では、ライバルに対し圧倒的な軽量ボディで差をつけます。

一方でアルトワークスなどのターボ車廃止に代わり、全車DOHCのK6Aエンジン化で動力性能を向上。2002年には可変バルブ機構VVTを装着し、トルク特性を向上した仕様も登場しました。

中でもHA23V型アルトバンは、同世代軽自動車の中でも軽量高性能として自然吸気エンジンの新規格軽自動車レースで多用される、新時代の定番車となったのです。

7代目HA36Sアルトエコ

アルトエコ

販売の主力ではなくなったアルトですが、小型軽量ボディによる燃費性能は軽自動車トップクラス。同様に発展してきたダイハツのミライースと、当時のハイブリッド車並な低燃費を競い合います。

その決定版として2011年に登場したのが「アルトエコ」。新型の高効率エンジンR06Aや副変速機つきCVT、アイドリングストップなど低燃費技術を注ぎ込んだうえで、何としても燃費No.1を達成すべく、燃料タンクすら通常の30Lから20Lへと小型化させています。

強引な手法への批判的な声はあったものの、これによるダメ押しの軽量化で不正を行うこともなくカタログスペック上の燃費No.1を達成、スズキの意地を見せました。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...
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