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今年は寅年!トラにちなんだ車&ネコ科エンブレムの仲間たち

ネコ科のエンブレムといえば例の2メーカーだが…

2022年は寅年。パッと連想できるのは、猫っぽいエンブレムを採用しているあのメーカーです。

2021年から採用されているプジョーの新エンブレム

まずはライオンのエンブレムを採用するプジョー。2021年にエンブレムが11年ぶりに刷新され、高級&スポーティな印象に様変わりしています。

創業から使われてきたライオンのエンブレムは実に10種類。新エンブレムは盾の中にライオンの横顔が描かれたシンプルなデザインで、近年のプジョーのブランドイメージにぴったりですね。

現在使用されているジャガーのエンブレム

もうひとつは、豹のエンブレムを採用するジャガー。かつてはボンネットの上にシルバーのジャガーが鎮座していましたが(ボンネットマスコットといいます)、現在は安全のためにエンブレムに変更されています。

獲物に飛びかかるジャガーの姿は、そのままエンブレムへ採用。さらにホイールキャップには、牙を剥いたワイルドなジャガーの顔が覗きます。

とはいえ、プジョーもジャガーもエンブレムは「トラ」ではありません。

「トラ」をエンブレムに採用する自動車メーカーはありませんでしたが、車名にフォーカスすると、最近よく見かけるあのSUVが「トラ」でした!

意外なあのSUVが「トラ」だった!

ポルシェの高級SUV「マカン(macan)」は、インドネシア語で「トラ」を意味しています。

ポルシェ公式Twitterによれば、インドネシア語で「柔軟性、パワー、魅力、ダイナミクス」を意味しているとのこと。カイエンより一回り小さく、俊敏な印象のあるマカンにぴったりです。

ちなみに「カイエン(Cayenne)」は、香辛料の一種・カイエンペッパーからきています。「辛味」が、冒険や生きる喜びと結び付けられるためとのこと。オフロードも走れる高級SUVにはぴったりの名前ですね。

マカンは「トラ」だけど実際は「ヒョウ」?

トラ。オレンジの毛並みに黒い縦縞でおなじみ
©Mikhail Semenov/stock.adobe.com

インドネシア語で「トラ」を調べると「Macan」のほかに「Harimau」という言葉が出てきます。

この違いについて詳しく調べると、現地ではオレンジの毛並みに黒い縦縞がある動物を「Harimau」、オレンジの毛並みに黒い斑点がある動物を「Macan」と呼んでいるようです。

つまり、インドネシア語ではトラもヒョウも同じオレンジの毛並みの動物。諸説あるようですが、体つきや習性が似ている両者は柄の違いで区別されているようです。

こちらはヒョウ。トラよりもしなやかな体つきをしている
©Batrox/stock.adobe.com

このことから「マカン(Macan)」という言葉は、厳密に言えばトラよりヒョウに近い生き物を指しているので、ポルシェ マカンも「ヒョウ」に分類されるのかもしれません。

いずれにせよ、ポルシェによる「柔軟性、パワー、魅力、ダイナミクス」のイメージは、力強く賢いトラやしなやかなヒョウと結びつけられて当然と言えますね。

このように、輸入車の名前にもしばしばネコ科の動物の名前が採用されます。日本車ではどうでしょうか?

日本車の名前でも豹やライオンが人気?

日産 レパード(Leopard=豹)

「レパード」というカタカナ表記ですが、英語車名は「Leopard」としっかり書き示される通り、日産 レパードは「豹」です。

日産の高級車として愛されただけでなく、テレビドラマ『あぶない刑事』シリーズに登場するなど、お茶の間でもおなじみの車。タカとユージの相棒・F31型レパードは今もファンから根強い人気を誇っています。

スバル レオーネ(Leone=雄ライオン)

「Leone」はイタリア語で雄ライオンを意味します。転じて「勇者」を指す言葉だそう。スバルとしては「しし座」にもちなんでいるそうです。

自社生産していた3代目まで、実に20年ものあいだスバルの基幹車種だったモデルで、その後レガシィやインプレッサに繋がるステーションワゴン4WDの基礎を作り上げました。

三菱 パジェロ(Pajero=南米に生息する野生の猫)

本格クロカンモデルのパジェロ。角張ったシルエットからはネコ科のイメージがありませんが、「Pajero」は「パジェロキャット」からきています。

アルゼンチンやチリなどに生息する野生の猫のことで、車名に採用することで野性味と美しさを調和させる意図があったそうです。

【番外編】ダッジ チャレンジャーのヘルキャット(Hellcat)

画像は「レッドアイワイドボディジェイルブレイクモデル」

アメリカンマッスルカーとしておなじみのダッジ チャレンジャーには「SRTヘルキャット」というバージョンが存在します。

SRTは「Street and Racing Technology」の略称で、ダッジやジープのスポーツグレードにも使用されるネーミングですが、「ヘルキャット」という名前が付いているのはダッジ チャレンジャーだけ。

直訳すると「地獄の猫」という意味ですが、英語圏では「悪女」や「性悪女」を表すスラングでもあります。

もともとがハイパワーのスポーツカーでありながら、それをさらにパワーアップさせたチャレンジャーSRTヘルキャットは、さながら「一筋縄ではいかない美女」ということなのでしょう。

さらに、第二次世界大戦期中に活躍したアメリカ海軍の戦闘機「F6F」の愛称としても使われたことからも、「ヘルキャット」という名前はアメリカ人にとって「カッコいい」「強い/速い」という意味を持つのかもしれません。

ネコ科の名前はカッコいい車にぴったり!

©kuritafsheen/stock.adobe.com

力強くしなやかに走り、賢く狩りをするネコ科の猛獣たち。現代の車に求められる「美しさ」「静粛性」「高級感」「ダイナミズム」「スマート」といった要素と相性がよいため、車名に採用されるのにも頷けます。

レパードやレオーネといったセダン/クーペだけでなく、パジェロやマカンといったSUV/クロカンにも採用されている点にも、街から森までを縄張りにする世界のネコ科たちの万能っぷりがうかがえますね。

今後発表される新型車の名前にも注目してみると、新たな発見があるかもしれません。

この車名にはどんな意味がある?全部正解できたらスゴい!

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執筆者プロフィール
MOBY編集部 伊東 千夏
MOBY編集部 伊東 千夏
母の愛車・CR-Xの後部座席で幼少期を過ごす。現在はCR-Z(10年選手)を母と共有。インスタでは専らラリーカーとレースクイーンばかりを見ているため、男性向け広告しかレコメンドされない悲しみを味わっているネ...
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