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最大126dBの爆音BEV!?ダッジ「チャージャー デイトナSRTコンセプト」発表

ダッジが「チャージャー・デイトナSRTコンセプト」発表

ダッジ チャージャー・デイトナ SRTコンセプト

8月17日、ダッジは次期チャージャーのコンセプトモデルと思わしき「ダッジ チャージャー・デイトナ SRTコンセプト」を発表しました。

この新しいコンセプトモデルは、1968年製ダッジ チャージャーを思い起こさせる前後ディテールを備え、内外装ともにレトロデザイン残しつつも、近未来的な造形でリファインされています。

ダッジ チャージャー・デイトナ SRTコンセプトの内装

そしてなによりも、このコンセプトモデルは電気自動車(BEV)であること。800Vで駆動するモーターにより、SRTがチューニングした高性能モデル「ヘルキャット」を超えるパフォーマンスが与えられるとのことです。

ダッジ チャージャーは2024年内での生産終了が決まっており、現行型が最後のV8エンジン搭載車となります。「チャージャー・デイトナSRTコンセプト」は電動化によってアメリカンV8エンジンがなくなっても、その伝統と存在を受け継いで行く重要なモデルになるでしょう。

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まるでガソリンエンジンのような排気音

モーターで駆動するEVは排気音が出ません。そのため、どれだけ強力な加速性能を備え、マッスルカーのような外観をしていてもアメリカンV8サウンドは出すことができません。

しかし、「ダッジ チャージャー・デイトナ SRTコンセプト」は「Fratzonic Chambered Exhaust(フラツォニック・チャンバード・エキゾースト)」と名付けられた排気音発生装置を搭載することでこの問題を解決しました。

この装置は、車体後部に専用の音響アンプと音を響かせるために調整されたチャンバーを備え、直管マフラー並の最大126dBもの轟音を発することができるそうです。

さらに、EVでもシフト操作を楽しめる専用のトランスミッションの操作と同期させ、アメリカンマッスルカーの運転感覚を擬似的に再現できるとダッジは述べています。

エンジンがなく静かなBEVに、わざわざ排気音を追加する試みは本末転倒のように思える行為です。それでも、大掛かりな仕掛けまで備えてアメリカンV8サウンドを出すダッジの試みは、アメ車にとってV8サウンドがどれだけ重要なものであるかが分かります。

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「BEVでもエンジン音」はあり?

ポルシェのBEVであるタイカンにも、歩行者に接近を知らせるための車両接近警報装置とは別に、走行音を増強して車外に流すオプション「ポルシェ・エレクトリック・スポーツサウンド・オプション」が用意されています。

スピーカーから発せられた音であれば、必要ときには音を消すことも、自由に音量を上下させることも可能です。

年々厳しくなる騒音規制によって、排気音やエンジン音はもちろん、今後はタイヤの走行音までが規制されるようになるため、音によってスポーツ性を出すためには、こういった疑似音声を用いるしかありません。

ポルシェやダッジの試みからも分かるように「スポーツカー」と「音」はなかなか切り離せないものです。音量規制フェーズ2である現在は、スポーツカーであっても排気音量を限りなく抑え、車内にスピーカーからエンジン音を聞かせるのがすでに一般的になりつつああります。

今後登場するであろうBEVのスポーツカーは、このように擬似的なエンジン音や排気音を車内や社外に流す「フェイクサウンド発生装置」のオプションが主流になることでしょう。

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執筆者プロフィール
伊藤友春
伊藤友春
1981年生まれ。自動車専門Webライターとして執筆活動中。自動車の構造に明るく、ほとんどの整備や修理をDIYでこなす。輸入車・コンパクトカー・変わったデザインやコンセプトの車が好きで、現在の愛車はその最た...
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