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ダイハツ タフト完全情報!おすすめグレードや人気カラー、スペックなどを解説
ダイハツ タフトとはどんな車?


タフトは2020年に発売された新型の軽自動車で、リフトアップされた車高や角ばったボディデザインなど、力強いオフロードSUVのような雰囲気が特徴です。
日常使いから、アウトドアまで対応できるシートアレンジを採用し、見た目だけでなく使いやすさも追及した1台です。
キャッチコピーは「ジブン、オープン、青春SUV」と若者をターゲットにしており、2020年にグッドデザイン賞を受賞しました。


そして、キャッチコピーのオープンを体現するのは、「スカイルーフトップ」です。運転席と助手席の上部が大きなガラスで覆われ、まるでオープンカーのような開放感を味わえます。
基本グレードは、FFと4WDともに、GとXがあり、直列3気筒660ccの一般的な軽自動車のエンジンを搭載します。またそれぞれに、Gターボ、Xターボがあり、軽自動車規格いっぱいまでの性能に引き上げています。
おすすめグレード

タフトのグレード構成と車両価格
2021年5月時点で販売されているタフトのグレード(特別仕様車を除く)は以下表のとおりです。
グレード名 | 車両価格(税込) |
---|---|
X | 1,353,000円~ |
G | 1,485,000円~ |
タフトのグレードは2つですが、各グレードでノンターボとターボを選択できるので、実質選択肢は4つとなります。
長距離ドライバーには「G・ターボ」がおすすめ

タフトは上位グレード「G」の装備がとにかく優秀。選べるメーカーオプション自体が少ないのですが、「これもオプションなの?」というものがなく、何も選ばなくてもじゅうぶん安全・快適に乗ることができます。


内装も、本革巻ステアリングやシフトレバーなど、軽自動車らしからぬしっかり感が魅力です。
強いて言うなら長距離ドライバーには、「スマートアシスト」の全車速追従機能付ACCとレーンキープコントロール機能が標準装備となる「G・ターボ」がおすすめといえます。(ノンターボでもメーカーオプションで選択できます)
「X」でも機能的にはほぼ変わらないが、質感が気になるかも?

エントリーグレード「X」「X・ターボ」も、「スマートアシスト」のほとんどの機能や、電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能などを使用できますが、車内の収納スペースやメッキ加飾、インフォメーションディスプレイなどで、「G」に見劣りしてしまうかもしれません。


XとGの価格差は約13万円ですが、オートレベリング付きLEDヘッドライトや、運転席・助手席シートヒーター、インフォメーションディスプレイのアップグレード、アダプティブドライビングビーム、15インチアルミホイールなどの価格と考えたら、Gはかなりお得といえます。
ボディカラーは全9色

タフトのボディカラーは全9色。全てモノトーンカラーとなっています。
査定額が高くなるのは、「ブラックマイカメタリック」「ブライトシルバーメタリック」「シャイニングホワイトパール」でしょう。
カラー名称 | カラーコード |
---|---|
レイクブルーメタリック | (B87) |
フォレストカーキメタリック | (G63) |
サンドベージュメタリック | (T34) |
コンパーノレッド | (R75) |
レモンスカッシュクリスタルメタリック | (Y13) |
スプラッシュブルーメタリック | (B80) |
シャイニングホワイトパール | (W25) |
ブライトシルバーメタリック | (S28) |
ブラックマイカメタリック | (X07) |
ダイハツ タフトのスペック

ボディサイズ
全長 | 3,395mm |
---|---|
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,630mm |
ホイールベース | 2,460mm |
車両重量 | 830~890kg |
乗車定員 | 4人 |
タフトは全長、全幅ともに軽自動車の規格いっぱいに収められていて、ホイールベースは前後ギリギリまで引き伸ばされています。
そのため、軽自動車のコンパクトな車体ながら室内空間は広々としていて、可倒式の後席を使ったシートアレンジで大きなものでも余裕で積むことが可能です。
また、最低地上高が190mmと高く設定されているため、視点が高く運転時の見晴らしが利くほか、アウトドアでの悪路走行にも有利となっています。
小回り性能を表す最小回転半径は4.8mと、軽自動車の中では比較的大回りなものの、視点が高いことや四隅の間隔が掴みやすいボディなので取り回しはしやすいでしょう。
パワートレイン
エンジン | 水冷直列3気筒 | 水冷直列3気筒 |
---|---|---|
排気量 | 658cc | 658cc |
最高出力 | 47kW[64PS]/6,400rpm | 38kW[52PS]/6,900rpm |
最大トルク | 100N·m[10.2kgf・m]/3,600rpm | 60N·m[6.1kgf・m]/3,600rpm |
モーター最高出力 | – | – |
モーター最大トルク | – | – |
トランスミッション | CVT | D-CVT |
駆動方式 | FF 4WD | FF 4WD |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー |
「G」「X」には自然吸気エンジン、「Gターボ」「Xターボ」にはターボエンジンが搭載されます。
ターボエンジンにはダイハツの新型CVT「D-CVT」が組み合わされ、発進時の加速の良さや高速走行時の静粛性などが向上しました。
自然吸気エンジン、ターボエンジンともに燃費はWLTCモードで20km/L以上(2WDモデル)となっており、自然吸気エンジンは20.5km/L、ターボエンジンは20.2km/Lと大きな差はありません。
歴代車種
【初代】タフト:F10/20/50/60型(1974年~1984年)

初代タフトは軽自動車ではなく、ジープのようなデザインをしたSUVでした。サイズ的には軽自動車と乗用車の中間で、排気量は1000ccと2800ccの2種類が用意されています。
当時はこの初代タフトとトヨタ・ブリザードが、現在でいうダイハツ・ロッキーと、トヨタ・ライズのような兄弟関係にありました。
1984年に後継車種であるラガーの発売とともに生産を終了しました。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...