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2021年に発売した注目の新型車【ダイハツ編】
2021年は後半の畳み掛けがすごかった!
2019年のロッキー、2020年のタフトと、新型車の登場が続いたダイハツ。2021年前半は目立った新型車のデビューがありませんでしたが、売れ筋モデル・ロッキーのハイブリッド化により世間の目を集めました。
かと思えば、年末にはハイゼットシリーズのモデルチェンジを発表。アトレーワゴンはアトレーに車名を改め商用車化。ユーザーの要望を巧みに取り入れてアウトドア用途に優れたモデルへと進化させています。
2021年のダイハツは、ユーザーの声に耳を傾け、電動化やアウトドアブームといったトレンドも抜かりなく反映させたといえるでしょう。
2021年に発売した注目車種
ロッキー

まずはトヨタと共同開発のコンパクトSUV「ロッキー」です。
ロッキーは2021年11月にシリーズハイブリッド「e-SMART HYBRID(eスマートハイブリッド)」を採用。WLTCモード燃費で28.0km/Lというクラストップレベルの燃費性能を実現しました。
ダイハツ初となるストロングハイブリッドの採用はかなりの話題に。今後も同様の機構を搭載する車両の登場を予感させる一台です。
アトレー

続いては2021年12月に登場した新型アトレーおよびハイゼットカーゴ。なんとアトレーとハイゼットカーゴのフルモデルチェンジは約17年ぶり。
今回のフルモデルチェンジでダイハツは、主にレジャー用途で活躍できるモデルにすることを意識した改良を施しています。
特に編集部イチオシなのは、今回アトレーに新設定された特装車「デッキバン」。現行車種では唯一となる軽ピックアップという稀有な特徴を持ち、先代にはなかった4WDターボCVTも獲得。まさにアウトドアユースで活躍する可能性を秘めた車種です。
2022年に登場する注目車種

2022年に登場が期待されるのは軽ハイトワゴン「ムーヴ」のフルモデルチェンジです。本来であれば2021年に登場すると予想されていましたが残念ながら現状はその気配がありません。
最近は他社が魅力的な新型軽自動車を続々と投下しているため、ムーヴは若干押されがちな印象。タントに次いで2番目に売れているダイハツ車だけあって、次期型には注目が集まっています。

こちらは存在するかも不明確ですが、登場が待ち望まれている新型軽クロカン「ラガー」です。
ラガーとは、かつてダイハツが販売していた本格オフローダーと同じ車名。「ロッキー」や「タフト」といった車名復活の流れを汲んで登場することが期待されています。
もし登場すれば唯一無二の軽クロカン「スズキ ジムニー」に近い存在になると思われますが、真っ向勝負を仕掛けるには、ラダーフレームや5速マニュアル、4WDターボといった装備が必要にあるでしょう。
ほかにも、2022年に発売すると予想される各メーカーの注目車種はこちらの記事でお伝えしています。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...