更新
新型ブガッティシロン最新情報|1500馬力で約3億!世界最速の車の速さや価格詳細
目次
【最新情報】ブガッティ シロン ディーボが登場か

ブガッティ シロンのハイパフォーマンスモデル「シロン ディーボ」が登場するとの情報が入ってきました。
公式の情報はないものの、2018年8月に開催されるペブルビーチ・コンクール・デレガンスにて初公開されることが噂されています。また車両価格は6億4千万円にも及ぶとの情報も。
さらに、新オプション「スカイビュー」を採用したシロンも同日公開予定です。
ペブルビーチ・コンクール・デレガンスにて初公開されるシロンについてはこちら
【2018年1月】ブガッティ シロン スポーツ世界初公開!
ブガッティ シロン スポーツ

ジュネーブモーターショー2018にて、ブガッティ シロンの新バージョン「ブガッティ シロン スポーツ」が世界初公開されました。
「ブガッティ シロン スポーツ」に搭載されるエンジンや0-100km/h加速タイム、最高速度などの基本的なパフォーマンスに変化はありません。
ただ、トルクベクトリング機能を備えたダイナミックハンドリングパッケージが追加され、カーボンファイバー製ワイパーアームなどの採用により18kgもの軽量化がなされたため、ナルドのテストコースにおいてはベース車のブガッティ シロンより5秒速いラップタイムを記録することに成功しました。
「ブガッティ シロン スポーツ」の欧州での販売価格は265万ユーロ(約3億4800万円)からとなっており、デリバリーの開始は2018年末を予定しています。
ブガッティ シロンが世界新記録を樹立
ブガッティ・シロンが新たな記録に挑戦し、かつてない記録を叩き出しました。
今回のチャレンジは400km/h到達から停止までのタイムアタックで、熱いスピードへの挑戦の末、42秒(正確には41.96秒)という世界記録を叩き出しました。
世界記録に挑戦したのは、モナコGPでグランプリに輝くなどの功績を残すファン・パブロ・モントーヤ氏で、シロンのアクセルやブレーキを非常に高く評価していました。
時速400kmまで約30秒、トップスピードから停車するまでわずか約10秒という脅威の走りからは、エンジンとブレーキ両方の性能がトップ水準であることがうかがえます。
ブガッティ シロンの外装(エクステリア)は?





ブガッティ・ヴェイロンが初めて発売されてから10年以上が経ち、全体的なフォルムは近い雰囲気ながら、細かなディティールまでデザインを見ていくと、ひとつひとつが未来的であり、ヴェイロンより洗練されています。
馬てい形のフロントグリルのみならず、戦前の名車である「T57アトランティック」のデザインを取り入れたそうです。
また、オーセンティックに戦前のデザインをモチーフにしたので、必然的に機能的なデザインになっているとのことです。
エアインテークが設けられているデザインは戦前のデザインをもとにしながらも未来的に仕上がっています。
ドア横の円がモチーフとなっており、全体的に印象的なデザインとなっています。
ホイール、エンジン周り、グリルからライトに至るまで、素材も含め徹底的なこだわりが見られます。
ブガッティ シロンのボディサイズ
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4,544 | 2,038 | 1,212 |
ホイールベース | 車両重量 | 乗車定員 |
2,711 | 1,995 | 2 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
ヴェイロンと比較すると全てにおいてサイズアップしています。
ブガッティ シロンSUVが登場するかも!? 予想CGが登場
ブガッティ シロンの内装(インテリア)は?






ブガッティ独特の色使いが上品な室内空間を演出しています。
どこか趣のあるベージュ色の革と、光沢を抑えたアルミニウムの見事な調和、そして近未来的なインパネ周りの融合が絶妙に素晴らしく組み合わされています。
室内空間にも外装デザインの半円が反映され、一体感と優雅さが伝わってきます。
ブガッティ シロンのパワートレインは?
エンジンスペック

エンジン形式(パワートレイン)はヴェイロンと同じですが、出力、トルク共に大幅に向上。
ブガッティ・ヴェイロンの1200馬力に対してシロンは1500馬力に到達。
ルマンのLMP1レースカーと同性能のねじれ剛性と曲げ剛性を発揮するフルカーボン構造シャシー採用により、軽量化が図られているものの、車両重量はヴェイロンより155kgも重くなり1,995kgにも及びます。
エンジン種類 | W型16気筒8L Quad Turbo (クワッドターボ) |
---|---|
排気量 | 8.0 |
最高出力 | 1,103[1500]/6,700 |
最大トルク | 1,600[163.2]/2,000-6,000 |
トランスミッション | 7速デュアルクラッチトランスミッション (ブガッティ社新開発) |
駆動方式 | 4WD |
使用燃料 | ハイオク |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
シロンの加速性能・最高速度

加速時間 | |
---|---|
0-100km/h | 2.5秒未満 |
0-200km/h | 6.5秒未満 |
0-300km/h | 13.6秒以下 |
0-400km/h | 42秒 |
最高速度 | 420km/h |
走行は1.Liftモード 2.EB-Autoモード 3.Autobahnモード 4.Handlingモードと、4つの走行モードが選択でき、走行モードによってリミッターを外すと380km/h以上の速度を出すことが可能です。
420km/hは特別な走行モード「Speed Key」でのTop Speedモードで可能になります。
4基のターボエンジンが2ステージで作動することによって、静止状態からのラグが最小限に抑えられた加速を実現したとのことです。
強力なエンジンを支える冷却性能
新型ブガッティ・シロンは、強力なエンジンを冷却するためラジエーター(冷却装置)が15台も搭載れています。
さらに冷却性能を補うために、サイドボディに大型エアインテークを設置して空気を取り込むことが可能です。
ブガッティ・シロンはボディデザインから機能性を重視したものになっています。
また、リアエンド(車両の後ろ)では上下方向に切り詰めたデザインを採用することで、車両の後方で乱気流を発生させます。
そしてその乱気流の吸い出す力を利用してエンジンの熱を冷却するという工夫がなされています。
エンジン以外に、ヘッドライト横に穴を開けてブレーキの冷却も行なっています。
コンポーネントの設計の見直しで動力性能をアップ
ブガッティ・シロンはその動力性能を活かすべく、重量増を抑えるためにほぼすべてのコンポーネントから見直しを行いました。
軽量でありながらも強度が高いカーボンをインテークチューブ、チャージエアシステムやチェーンハウジングなどが採用されます。
ブガッティ・シロンのハイブリッドモデルが登場する可能性も
ブガッティのCEOであるデュラハイマー氏は、「シロンにハイブリッドシステムを搭載することもあり得る」と発言したようです。
デュラハイマー氏は同じくフォルクスワーゲングループである、アウディのハイブリッドプロジェクト「E-TRON」を進めてきた人物でもあるため、ハイブリッド技術にはかなり精通していると思われます。
また、ポルシェも同フォルクスワーゲングループという関係のため、ポルシェの918スパイダーで使われているハイブリッドシステムが流用されるのではないかとも言われています。
同グループ内での流用はコストの面からしても現実的と言えるので、可能性としては十分にあり得るでしょう。
ブガッティ シロンの走行性能は?
ブガッティ・シロンは16秒で320キロに加速
世界最速の車、「ブガッティ・シロン」が16秒で200mph(約320キロ)に到達するまでのメーターの動画が発表されました。
動画では30mph、60mph、100mph、150mphそして200mphのそれぞれに達した秒数を以下のようにまとめています。
30mp | 1.03秒 |
---|---|
60mph | 3.01秒 |
100mph | 5.05秒 |
150mph | 9.14秒 |
200mph | 16.10秒 |
ブガッティ・シロンの最高速度は420km/hではない?
発表当初、ブガッティ・シロンは公表値では最高速度420km/hとされ、世界最高速度の記録を塗り替えることはできないと言われていました。
しかし、実はブガッティ・シロンはオーナーの要望によって制限速度のリミッターを解除できる仕様になっています。
ブガッティシロンの本当の最高速度を出すためには、停止した状態で二個目のキーでリミッターを解除してから再発進する必要があるとのこと。
しかし、この方法を使ってもシロンの最高速度は、本当のシロンの最高速度ではないようです。
1500馬力のブガッティ・シロンの本当の最高速度は458kmとアナウンスされています。
さらに関係者は「シロンの最高速度は458kmにとどまらない」とも発言しており、新たな世界最高記録の樹立が期待されます。
ブガッティとしても、速すぎるスピードには危険が伴うため、様子見ということなのでしょうね。
ブガッティ シロンの価格は?
■価格:約3億円(約260百万ドル)
■販売台数:500台のみ(シリーズ合計)
販売は元々のブガッティ顧客を中心に開始。
生産はフランスのモルスアイム工場にて、2016年9月より開始され、すでにヨーロッパでは納車を開始しています。
ブガッティ・シロンの専用ショールームがロンドンにオープン!



2016年7月、ロンドンのメイフェアにシロン専用のショールームが誕生しました。
このショールームはブガッティの正規ディーラーによって運営されます。
ロンドンはブガッティにとって最大の市場でした。
今回ロンドンにオープンしたのはそのような背景があったからだと思われます。
このディーラーは2016年7月時点ですでに15台ものシロンを受注。
さらにこのディーラーに勤めるセールスのAnita Krizsanさんは世界で一番ブガッティ・ヴェイロンを販売したセールスとしても有名です。
ショールームはブガッティ・シロンがもっとも魅力的に映るようにデザインされています。
ショールーム全体は白を基調にシンプルに造られていますが、所々にレザーやカーボンが使用され、高級感が漂います。
ペブルビーチで発覚!3億越えでももうすぐ完売?
前述したように、ブガッティシロンは2016年3月にジュネーブモーターショーで世界初公開され注目を集めました。
前述の通り第一の市場である欧州では納車を開始しています。
米国では同年8月19日にカリフォルニアで開催された「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」で初公開され、その後2017年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスでは北米向けの第一号車が納車されました。
3億円でも16年内に受注台数が200台を越えたと伝えられファンを驚かせましたが、さらにこの時点で半数以上が受注済みとなったことが発表されました。
なお、その約半数が新規の顧客だそうで、試乗なしに新規顧客のプレオーダーが多く占めていることからブガッティ社の信頼性の高さが伺えます。
ブガッティシロンの販売台数はシリーズの合計で500台。
ブガッティシロンの一つ前のモデルである、ブガッティヴェイロンのクーペモデルの販売台数は300台であったことから、そう遠くないうちに完売になってしまうのではないかと思われます。
価格にして約3億円となるブガッティシロンの完売がこんなにも早く見えてくるとは驚きですね。
ちなみに、受注の約30%は米国からだそうです。
ブガッティ・シロンの北米第一号車はツートンイエロー



上述したペブルビーチ・コンクール・デレガンスで、ブガッティは北米第一号車となるシロンをお披露目しました。
北米第一号車は鮮やかなイエローと深みのあるブラック「ノクターン」のツートンカラーで、外装だけでなく内装にもこのツートンカラーが採用されています。
ホイールはクラシックタイプで内装はオールレザー仕立てになっています。
ブガッティ シロンの先代モデル「ヴェイロン」
ブガッティヴェイロン スーパースポーツ

ブガッティ シロンの前モデル「ヴェイロン」は2014年にヘネシー・ヴェノムGT(最高時速434km/h)に抜かれるまで、世界最速の市販車として、君臨し続けていました。
2014年まで王者であり続けたブガッティ・ヴェイロンが初めて登場したのは2005年。
既に10年以上もの時間が経過しており、以前よりヴェイロンの後継車の登場が期待されていました。
そしてその正体が「ブガッティ・シロン(Chiron)」となりました。
ヴェイロンは大損失前提の開発・販売
ブガッティ ヴェイロンはなんと1台売る度に、約6億円近い赤字が出ていた、と言われています。
ヴェイロンの車両価格は約1億6,000万円と非常に高価であったのにも関わらず、途方もない開発費がかかっていたため、全て売り尽くしても黒字にならない計算でした。
このように大赤字であったのにも関わらず開発を続けられることの背景には、ブガッティがフォルクスワーゲングループである、ということが挙げられます。
シロンの発売で黒字化となるかは明らかになっていないものの、前モデル(ヴェイロン)の開発で知見が蓄積できたことや車両価格を値上げしたことなどから、今後黒字化へ向かう可能性もあると考えられます。
ブガッティ ヴェイロンについてはこちら
ブガッティ シロンに乗っているのはどんな人?日本人いる?
クリスティアーノ・ロナウド選手にシロン納車!
サッカー欧州リーグで活躍中のクリスティアーノ・ロナウド選手の元に、ブガッティ シロンが納車されました。
ロナウド選手は超一流セレブの多いスポーツ界においても「最も稼ぐスポーツ選手」としても有名です。
これまでもフェラーリF12、ランボルギーニ アヴェンタドール、ロールスロイス、ベントレーなどを所有しており、昨年はブガッティ ヴェイロンを購入しています。
納車されたブガッティ シロンの写真と動画を自身のインスタグラムで公開したロナウド選手。
500台の限定生産であるシロンを所有できるのは、やはり特別な人だけだとわかりますね。
ブガッティ シロンに乗っている日本人はいる?
現時点ではブガッティ シロンを保有する日本人については情報が入ってきていません。
しかし、先代モデルとなる「ヴェイロン」に関しては、10台以上を日本のユーザーが所有していることが明らかになっています。
その中の有名人には楽しんごさんや、ビートたけしさんがいます。
高級車を所有する有名人に関する記事はこちら
ブガッティ シロンの過去情報
ジュネーブモーターショー2017に登場
ついにヴェールを脱いだ Bugatti Chironは、ジュネーブ・モーターショー2017にて発表されました。
ブガッティ シロンはこれまで時速430km/hで世界一速い市販車としてその名を世界に轟かせていたブガッティ ヴェイロンの後継モデルです。
デザインこそヴェイロンを引き継いでいるシロンですが、実は使われている部品は9割以上が刷新され、全てのスペックにおいてヴェイロンを凌駕しています。
ヴェイロンの世界最速のスピードを大幅に上回ることが発売前から期待されていましたが、発売後は驚くべき記録を次々と叩き出しているスーパーカーです。
ブガッティ・シロンの詳細を動画でチェック!
ブガッティ・シロンの詳細を動画でチェック!
ブガッティ・シロンの詳細が分かる動画が公開されました!
外装から内装、ホイールやメーターなど細かい部分までを映しています。
かなり細部までの情報が公開されていますね。
ブガッティ・シロンの詳細を紹介する動画。外観からウインカーの光り方、ディフューザー、ホイールやブレーキ、内装などを収めています。
内装だとメーターの動きが一部わかりますが、センターメーターはアナログ表示。
VW・アウディグループの得意なフルデジタルではなく、これは優雅さを狙ったものかもしれませんね。
既にオープントップモデルのシロンイメージも公開?
Bugatti Chiron loses its roof and be called as Grand Chiron https://t.co/XTkaIE3aR7— Engines & Wheels (@premchandc87) 2016年2月15日
公式の画像ではありませんが、とうとうオープントップモデル「ブガッティシロン・グランドスポーツモデル」のイメージ画像も作成されました。
オープントップモデルはほぼこのようなデザインになるでしょう。
シロン!?2015年当時のスクープ映像
2015年11月05日に公開されたスパイ動画。
恐らく、新型シロンのプロトタイプと思われます。
カモフラージュされてない貴重映像です。
フロントデザインはヴェイロンとあまり変わってないかもしれません。
ほぼヴェイロンをベースに、エンジン性能などが大幅に改良されているということでしょう。
ブガッティ シロン 史上最高の自動車を作ることへの挑戦
ブガッティ シロンに関する最新情報を紹介してきました。
動画はグランツーリスモ用に披露された、「Bugatti Vision Gran Turismo」ですが、元々の噂通り、このデザインがほぼシロンになりました。
現在ではフォルクスワーゲン傘下に入っているブガッティは、ブランド再建を目指して史上最高の自動車を作ることを目指しつづけてきました。
ヴェイロンの10年越しの後継車としてのシロンも当時と同じようなインパクトと名声、そしてブランドを残せるのか楽しみですね。
シロンの更なる流量産車最高速度、世界最高記録更新に加え、新モデルの登場にも期待が持てます。
ブガッティに関するおすすめ情報はこちら
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...