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アウディ新型TTクーペ発表マイナーチェンジでさらに洗練されたルックスに!
目次
アウディ TT クーペがマイナーチェンジして欧州発売開始!
アウディ 新型TT クーペ

アウディは3代目となる現行型「アウディ TT」の欧州モデルをマイナーチェンジし、受注が開始されたことを発表しました。今回のマイナーチェンジで注目される内容は以下の通りです。
・2種類の高性能TFSIエンジン
・アップグレードした「アウディ ドライブセレクト」を標準装備
・TTの20周年記念モデル「TT 20years リミテッドエディション」の発売
・Sライン エクステリア パッケージ
新型TT クーペはシャープで先進的なエクステリアデザイン
アウディ 新型TT クーペのフロント

アウディ 現行型TT クーペのフロント(2018年)

アウディ 新型TT クーペ(リア)

アウディ 現行型TT クーペのリア(2018年)

全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4,191 | 1,832 | 1,353 |
ホイールベース | 車両重量 | 乗車定員 |
2,505 | 1,345 | 4 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
新型TT クーペのエクステリアはシャープで先進的なデザインが採用され、シングルフレームグリルの格子が3D処理されたことで、立体的なデザインとなりフロント両サイドの低い位置にあるエアインテークが、スポーツカーとしての迫力を演出しているといえるでしょう。
リアエンドはテールランプを結ぶ水平ラインが低く広い車幅を強調したスポーツカーらしいデザインです。
ヘッドライトのオプションとして「LEDヘッドライト」、またはダイナミックターンシグナルを含む「マトリクスLEDヘッドライト」が選択可能となっています。
同じくオプション設定されている「Sライン エクステリアパッケージ」を装着すると、フロント・サイドシル・リヤが専用デザインとなり車高が10mmダウンすることで、よりスポーティーなスタイリングを手に入れることができます。
新型TT クーペには「コスモスブルー」「パルスオレンジ」「ターボブルー(Sライン専用)」の、3つの新色が追加設定されました。
アウディ ドライブセレクトを標準装備したインテリア
アウディ 新型TT クーペ(インテリア)

新型TT クーペのインテリアデザインは現行型と大きな変更はありません。
ベースグレードにも「アウディ ドライブセレクト」が標準装備されますので、ドライバーはステアリングから手を離すことなく「多機能ステアリングホイール」にて、すべてのインフォテインメント・ボイスコントロール機能を操作することが可能です。
フルデジタルコクピットのディスプレイには、 2種類の異なるビューが選択できる「アウディ バーチャルコックピット」に表示され、 すべてのモデルに照明付きUSBポートおよびBluetoothが装備されたことで、車とモバイル機器の接続が容易になりました。
フルデジタルコクピットについて
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新型TT クーペに用意された2種類の直噴ガソリンエンジン
アウディ 新型TT クーペ

40 TFSI | 45 TFSI | |
---|---|---|
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCターボ | 直列4気筒DOHCターボ |
排気量 | 2.0L | 2.0L |
最高出力 | 145[197]/4,400-6,000 | 180[245]/5,000-6,700 |
最大トルク | 320/1,500-4,300 | 370/1,600-4,300 |
トランスミッション | 7速Sトロニック | 7速Sトロニック/6速MT |
駆動方式 | FF | FF/クワトロ(4WD) |
使用燃料 | ハイオク | ハイオク |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
アウディは新型TT クーペのために現行型より強力な2種類の直噴ガソリンエンジンを用意し、7速Sトロニックもしくは6速MT(45 TFSIのみ)と組み合わされます。
40 TFSIはエントリーモデルのエンジンで最高速度:250km/hを誇り0-100km/h加速:6.6秒、45 TFSIエンジンの最高速度は同じ250km/hで、 0-100km/h加速:5.9秒と俊足です。
45 TFSIエンジンにはクワトロ(4WD)モデルも用意されています。
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新型TT クーペのグレードと新車車両価格
アウディ 新型TT 20周年記念モデルのインテリア

新型TT クーペはエンジンの種類(40 TFSI / 45 TFSI)と駆動方式(FF / 4WD)、トランスミッション(7速Sトロニック / 6速MT)の組み合わせによって4つのグレードに分かれます。
また初代TT(1998年)の20周年を記念する「TT 20years リミテッド エディション」も同時に発表され、45 TFSIエンジンにクアトロ(4WD)が組み合わされた999台を限定発売する予定です。
エクステリアの特徴は「光沢メタルグレイの19インチアルミホイール」「マトリクスOLEDリヤランプ」、サイドシルには「艶消しフォーリングス」が施されました。
インテリアにはセンターコンソールにシリアルナンバーが刻印された専用バッジと、ステアリングホイールとシフトレバーノブに「TT 20 years」エンブレムが装着されました。
モカシンブラウンのファインナッパレザーを「シート」「ドアパネル」「センターコンソール」に、惜しげも無く使用。レザー製の装飾ストリップ、「パヌーカ」コントラストステッチも目を引きます。
欧州モデルの新車車両価格は発表されましたが、日本仕様モデルと新車車両価格は未定です。
現行モデルの価格を考慮した日本での予想価格は以下の通りです。
グレード | 欧州価格 | 日本予想価格 |
---|---|---|
新型TT クーペ(40 TFSI / FF / 7速Sトロニック) | 35,900ユーロ(約461万円) | 500万円前後 |
新型TT クーペ(45 TFSI / FF / 6速MT) | 38,750ユーロ(約498万円) | 530万円前後 |
新型TT クーペ(45 TFSI / FF / 7速Sトロニック) | 40,900ユーロ(約526万円) | 550万円前後 |
新型TT クーペ(45 TFSI / 4WD / 7速Sトロニック) | 43,250ユーロ(約556万円) | 600万円前後 |
新型 TT 20 years リミテッド エディション | 51,740ユーロ(約665万円) | 700万円前後 |
備考: |
アウディ新型TTの日本発売日は?

新型TT クーペのデリバリーは、欧州にて2019年の第1四半期(1〜3月)から開始予定です。
日本での発売日は未定で、2019年前半のうちには発売されるのではないかと期待が高まっています。
次期型TTは2ドアから4ドアに?
アウディ TT スポーツバック コンセプト(2014年)

新型TT クーペは2019年型としてマイナーチェンジされましたが、次期型へのフルモデルチェンジ時に、2ドアから4ドアになるのではないかという噂があります。
2014年に開催された「パリモーターショー2014」では、「TT スポーツバック コンセプト」として 、TTの4ドアクーペが出展されていましたので現実味がある予想です。
現行モデル(3代目)は2015年に登場しており、今までのライフサイクルを考えるとフルモデルチェンジは5年以内になると思われます。ハイブリッド化を考慮すると数年はやくなる可能性もあり、今後のアウディ TTの動向から目が離せません。
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- 宮代ツトム