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アウディ新型Q5最新情報!フルモデルチェンジ後の変更点やスペック、価格とSQ5についても
目次
【最新情報】アウディQ5にクリーンディーゼルモデルが登場

2019年1月28日、アウディ・ジャパンはSUVモデルであるQ5にクリーンディーゼルモデルである「Q5 40 TDI クワトロ」を追加すると発表しました。
このモデルはアウディ・ジャパンとしては初のクリーンディーゼルモデルであり、2月中の発売が予定されています。
新型アウディQ5の外装(エクステリア)デザイン
新型アウディQ5

初代Q5と比べると、シャープで精悍な顔つきになった新型Q5。
クーペのようなルーフライン、 クワトロを象徴するホイールアーチのフレア、ラップラウンドデザインのボンネットとテールゲートなどが特徴です。
丸みを帯びた印象だったフロント部分は、すっきり精悍な印象になりました。
中でも目を惹くのはフロントグリルとヘッドライトの形状変更でしょう。
台形に近かったフロントグリルはシャープな六角形へ変更されました。
ヘッドライトもシャープに引き伸ばされており、ややツリ目になっています。
ボディサイズは若干拡大しているものの、車両重量の60kg削減に成功しています。
外装色は11種類から選択可能です。
新型アウディQ5 1st edition(特別仕様車)


250台の限定モデルとなるQ5 1st editionのエクステリアもベースモデルを基本にして、精悍なイメージのバンパー、コントラストデザインの20インチアルミホイール、LEDヘッドライトおよびLEDリヤダイナミックインジケーターのテールランプを採用しました。
外装色はアイビスホワイト仕様とメタリックカラー仕様をラインナップ。
メタリックカラー仕様ではミトスブラックメタリック、ナバーラブルーメタリック、モンスーングレーメタリックを選択できます。
アウディ新型SQ5の外装(エクステリア)デザイン
新型アウディQ5 SQ5


新型SQ5のエクステリアでは、専用のシングルフレームグリル、大胆なデザインのバンパー、20インチ5ツインスポークのアルミホイールなどが、スポーティーさを強調しています。
外装色にはSQ5専用色として「パンサーブラック クリスタルエフェクト」が設定されています。
新型アウディQ5の内装(インテリア)デザイン
新型アウディQ5 1st editionの内装




初代同様、新型Q5は5人乗りSUVですが、室内は広くなり快適性が高くなっています。
インテリアの水平基調のデザインとすることで、エレガントさを演出。
室内を広く見せることにも一役買っています。
ラゲージスペースは550Lの容量が確保されていますが、後席を前に倒すことで1,550Lまで拡大することができます。
フルフラットのシートアレンジにこだわった機構に加えて、リアバンパー下に足をかざすだけでテールゲートを開けることができるため、荷物の積み込み時の負担が軽減されています。
普段使いとしてもアウトドアカーとしても非常に優れていると言えます。
アウディ新型SQ5の内装(インテリア)デザイン
新型アウディQ5 SQ5の内装


新型SQ5に関しても車内の広さや使い勝手は同様ですが、専用スポーツシートの標準装備などインテリアデザインが一部変更されています。
室内はエクスクルーシブなイメージが高められており、ブラック基調のインテリアでは、対照色の飾りステッチによりダイナミックでエレガントな雰囲気が演出されています。
新型アウディQ5/SQ5のバーチャルコクピットがスゴい
クラシックビュー選択時画面

インフォテイメントモード選択時画面

新型アウディ Q5には「アウディ バーチャルコクピット」が搭載されています。
これはステアリング奥のアナログメーターパネルの代わりに12.3インチTFTモニターを配置し、多目的デジタルディスプレイとして利用するものです。
ディスプレイ上の情報はステアリングに設置されたボタンで切り替えることができます。
「クラシックビュー」を選択すると、タコメーターとスピードメーターをアナログパネルの場合と同じサイズで確認できます。
「インフォテイメントモード」を選択すると、ナビゲーションマップや電話帳、ラジオやオーディオの機能などに大きなスペースが割り当てられます。
ナビ画面もステアリングを握ったままの目線で確認できるなど、より便利に情報を確認することができます。
MMIが「MMI タッチ」にアップグレード
ナビゲーションやオーディオなど、インフォテインメントシステムを総合的に操作できるアウディのMMI(マルチメディアインターフェイス)が、「MMI タッチ」にアップグレードしました。
これは、従来から利用できるダイヤル式コントロールスイッチに加えて、スマホ操作同様の操作性を意識したタッチパネルにより、快適な操作を可能にするものです。
この機能を活かして、1文字の入力でも検索結果が示される「MMI サーチ」という検索も実行できます。
アウディ新型Q5のエンジンスペックや性能
Audi Q5 2.0 TFSI quattro | Audi Q5 1st edition | Audi SQ5 | |
---|---|---|---|
全長 | 4,680 | 4,685 | 4,685 |
全幅 | 1,900 | 1,900 | 1,900 |
全高 | 1,665 | 1,665 | 1,635 |
ホイールベース | 2,825 | 2,825 | 2,825 |
車両重量 | 1,820 | 1,820 | 1,930 |
乗車定員 | 5 | 5 | 5 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
Audi Q5 2.0 TFSI quattro Audi Q5 1st edition | Audi SQ5 | |
---|---|---|
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC | V型6気筒DOHC |
排気量 | 1,984 | 2,994 |
最高出力 | 185[252]/5,000-6,000 | 260[354]/5,400-6,400 |
最大トルク | 370/1,600-4,500 | 500/1,370-4,500 |
トランスミッション | 7速Sトロニック | 8速ティプトロニック |
駆動方式 | quattro(4WD) | quattro(4WD) |
使用燃料 | ガソリン | ガソリン |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
新設計プラットフォーム「MLB Evo」の採用
新型Q5のプラットフォームには同社のセダン新型「A4」と同じく「MLB Evo」が採用されており、大幅な軽量化が図られています。
「MLB Evo」が採用された新型A4は、従来型から最大で120kgもの軽量化を果たしていましたが、新型Q5では60kgの軽量化がなされました。
新型Q5は従来のQ5と比べてサイズは拡大しているため60kgの軽量化はかなり驚くべき数字と言えます。
新型アウディ Q5にはパワーアップした2.0LTFSIエンジンが搭載

新型Q5には2.0L TFSI(ターボチャージャー及びインタークーラー付きガソリン直噴直列4気筒)エンジンが搭載されます。
初代Q5に搭載されていた2.0L TFSIに比べて、22psのパワー及び20Nmのトルクアップとなっており、クラストップレベルの性能とのこと。
新開発の7速Sトロニックの搭載により、走行性能も向上。
0-100km/hを6.3秒、最高速237km/h(欧州仕様車)を達成するなど、SUVの枠を超えた走りを実現しています。
新型アウディ SQ5には3.0L V6ターボエンジンが搭載

スポーティなハイグレードモデルのSQ5には、全面的に再設計された3.0L V6ターボチャージャー付きエンジンが搭載されました。
これまでのV6スーパーチャージャーからV6ターボに変更されたことで、最高出力は初代SQ5と同じとしながら、トルクは30Nmアップを実現。
0-100km/hを5.4秒、最高速250km/hのハイパフォーマンスを誇ります。
新エンジンでは、可変バルブタイミングシステムのアウディバルフリフトを採用することで燃費と出力の両立を図り、効率的にパワーを引き出すことに成功しています。
トランスミッションは8速ティプトロニックを採用しています。
新型Q5にはプラグインハイブリッドや上級SQ5・RSQ5もラインナップ?
新型Q5のエンジンラインナップは上記2種類ですが、これらに加えて2.0Lガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせた、PHV(プラグインハイブリッド)モデルのラインナップも予想されており、更なる燃費の向上が期待されています。
さらに、上級グレードのSQ5、RSQ5の用意も噂されており、豊富なラインナップで確実にユーザーのニーズを満たす準備をしているかもしれません。
アウディ新型Q5の装備
アウディ新型Q5は「トラフィックジャムアシスト」でドライバーをサポート!
アウディ新型A8のトラフィックジャムパイロット イメージ

新型Q5には、マイナーチェンジが発表されたA8に搭載される自動運転技術「トラフィックジャムパイロット」のノウハウを活かした「トラフィックジャムアシスト」が搭載されます。
新型A8は「レベル3」の自動運転を実現していますが、新型Q5の「トラフィックジャムアシスト付きアダプティブクルーズコントロール」は「レベル2」に相当します。
トラフィックジャムアシスト付きアダプティブクルーズコントロールは新型Q5の全モデルに標準搭載となります。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)機能は、前走車との距離を自動調整しながら加速とブレーキを自動操作してくれるもの。
この機能にトラフィックジャムアシストが加わることで、穏やかなステアリング操作を代行してくれるため、前走車を自動追尾します。
トラフィックジャムアシスト付きアダプティブクルーズコントロール搭載車は2017年12月より順次デリバリー予定です。
アウディ新型Q5の充実の安全装備
新型アウディ Q5には様々な安全装備が標準搭載されています。
接触の危険性がある対象を警告する「アウディプレセンス シティ」や、事故の危険が迫った時に乗員を守る「アウディプレセンスベーシック」、車線逸脱を感知して車線内走行をアシストする「アウディアクティブレーンアシスト」など、充実した先進安全装備です。
この他に、様々な安全装備がパックになったアシスタンスパッケージもオプションで選択することができます。
新型アウディQ5は「アウディ ドライブセレクト」を標準搭載
今回アウディQ5には新開発の5リンクサスペンションと電動パワーステアリングが採用されるとのことです。
これらの装備によって、快適性重視の運転なのか、走行性を重視するのかをアウディドライブセレクトで切り替えて運転できるようになりました。
このセレクト機能「アウディ ドライブセレクト」は、通常6種類のドライブモードを選択できます。
中でも「individual」モードを選択すると、ステアリングやサスペンションなど個々のシステムを自分好みに設定することができます。
また、新開発のアダプティブエアサスペンションをオプションで装着すると、6種類のモードの他に「allrord」モードが追加され、ドライバーは合計7種類のモード選択が可能になります。
アダプティブエアサスペンションは車高を調整することができるだけでなく、ダンパーの減衰力を変化させてドライビングを制御することも可能です。
新型アウディQ5の燃費は?
2.0L 直4 TFSI | 13.9 |
---|---|
3.0L V6 TFSI | 11.9 |
[単位]km/L |
JC08モードのカタログ燃費は上表の通りです。
いずれも初代Q5と比較して8.6~11%の向上が見られます。
特に、SQ5の3.0L V6エンジンの燃費は同クラスSUVのスポーティグレード内でも優秀な数値でしょう。
アウディ新型Q5のグレード構成と価格は?
グレード | エンジン | 価格(税込) |
---|---|---|
Audi Q5 2.0 TFSI quattro | 直列4気筒DOHC | 657万円 |
Audi Q5 1st edition (アイビスホワイト) | 直列4気筒DOHC | 704万円 |
Audi Q5 1st edition (メタリックカラー仕様:全3色) | 直列4気筒DOHC | 713万円 |
Audi SQ5 | V型6気筒DOHC | 887万円 |
アウディ Q5に2.0 TFSI quattro sport追加!

アウディの新型プレミアムSUV「Q5」のラインナップに2.0 TFSI quattro sportモデルが追加されました。
追加されたアウディ Q5 2.0 TFSI quattro sportモデルは、スポーツバンパーやスターデザインアルミホイールを外装に追加し、スポーツシートやアルミ調デコラティブパネルを搭載した内装になった、よりスポーティーな印象を強めたプレミアムSUVです。
走行性においても、スポーツサスペンションを採用することで、スポーティーな走りを一層強調したものになっています。
アウディ Q5にハイパフォーマンスモデル「RS」追加か
アウディ RSQ5 イメージ

アウディ新型Q5には、さらなるハイパフォーマンスモデルである「RS」が追加される可能性が高いとの情報が入ってきました。
レンダリングCGから大型のエアーインテイク、スポイラー、サイドスカートなどが採用され、スポーティーな外観になると予想できます。
パワートレインにはRS5に搭載される3リットルV6ツインターボエンジンが流用されるようです。
また、アウディはハイパフォーマンスSUVの開発に意欲的で、登場が噂されている新型「Q8」にもRSモデルが追加される模様です。
アウディ Q5の中古車価格
- 最新「Q5」中古車情報
-
本日の在庫数 332台 平均価格 372万円 本体価格 87~858万円
【おさらい】アウディ「Q5」とは?
初代 アウディQ5

アウディ「Q5」は、ドイツの自動車メーカー・アウディが2008年に発売したクロスオーバーSUVです。
オンロード・オフロードを問わない優れた走行性能や、使い勝手のいい540Lのラゲッジスペースにより、実用性に優れたミドルクラスSUVとなっています。
前モデルに関して、海外向けのラインナップではディーゼル仕様やハイブリッド仕様があり、エンジンにも選択の幅がありました。
日本国内向けのラインナップでは、最高出力230ps、最大トルク35.7kgmを発揮する、2.0L直列4気筒直噴ターボエンジンのみとなっており、選択可能なグレードも2種類だけでした。
参考:アウディ Q5(前モデル)主要諸元
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4,630 | 1,900 | 1,660 |
ホイールベース | 車両重量 | 乗車定員 |
2,810 | 1,880 | 5 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
---|---|
排気量 | 1,984 |
最高出力 | 230ps/5,000-6,000rpm |
最大トルク | 35.7kgm/1,500-4,500rpm |
トランスミッション | 8速ティプトロニックトランスミッション |
駆動方式 | 4WD |
使用燃料 | ガソリン |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
参考:アウディ Q5(前モデル)新車価格
Audi Q5 | |
---|---|
2.0 TFSI quattro | 627万 |
SQ5 | 799万 |
[単位]円(消費税込み) |
アウディ新型「Q5」に注目!

新型Q5は、パリモーターショーで公開される以前から、数多くのスパイショットが自動車メディアで取り上げられ、非常に大きな期待を背負っていた車種です。
日本での評価が気になるところです。
MOBYでは引き続きアウディ Q5の情報をお伝えします。
新型Q5の記者発表会の様子が動画で公開
9月20日に行われた新型Q5の記者発表会の様子が動画で公開されました。
記者発表会では代表取締役社長 斎藤 徹氏による解説と、スペシャルゲストの女優・すみれさによるトークショーが実施されました。
すみれさんはアウディ Q5のライフスタイルを体現するスペシャルゲストとして登壇。
セグメントトップクラスの実力派SUV・Q5の魅力を存分に伝えていました。
アウディ新型Q5の日本発売日が楽しみですね!
アウディの新型車についての関連記事はこちら!
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...