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MFゴースト登場レーサー「沢渡 光輝」とアルピーヌ A110とは?
【人物紹介】沢渡 光輝(さわたり こうき)

「沢渡 光輝(さわたり こうき)」は、”4号車”エントリーのアルピーヌ A110でMFGに参戦するドライバー。フランスでのモータースポーツ留学中に多くの海外レースに参戦した経歴をもち、前年のMFGでは総合成績4位をおさめた実力者です。
フランス留学時代、同じく海外キャリアの長い主人公・カナタと同じレースを出走したという沢渡。少ないレース予算で非力なマシンしか搭乗できなかったため、当時は大注目のルーキーだったカナタの影で辛酸を舐めていたとのこと。当時の敗戦からくる悔しさから一方的にカナタを敵視している様子です。
プライベートでは”17歳”にこだわる女子高生好きのプレイボーイで、さらに「17歳の女の子にときめく自分」に魅力を感じるというややこしいナルシスト。MFG初戦は女子高生との渋谷デートを優先させて欠席するという大胆な行動に出ます。強烈な個性をもつ反面、実力未知数の沢渡がいかに場を荒らすか注目です。
【搭乗車種紹介】アルピーヌ A110(4号車)

沢渡がレースで搭乗するアルピーヌ A110は、MFG第2戦・芦ノ湖GTのシェイクダウン(テスト走行)ではじめてその姿を見せたミッドシップスポーツカー。作中ではA110がどのグレードかは明かされていませんが、スポーツ走行重視のグレード「ピュア」をカスタムした車両とみられます。
市場においてA110とボディサイズや価格帯の階級を同じくするMR車といえば、主にポルシェ 718ケイマンやロータス エキシージ、アルファロメオ 4Cが挙げられ、すべてMFGに出場している車両です。とくに718ケイマンはA110のベンチマークとされ、車評でもよく比較される密なライバル。相葉が「本気を出したらヤバいことになる」と認める沢渡と、”12号車”エントリーのケイマンを操る実力者・ミハイルの2人が対決する瞬間を予見させる組み合わせです。
実際のアルピーヌ A110はどんな車?

A110は、アルピーヌがルノー傘下に入ってから第1弾となるライトウェイトスポーツ。1960年代のラリーやレースシーンで活躍し、1973年の世界ラリー選手権では初代王者となった伝説のオリジナルを継承して、現代に蘇らせた新型モデルです。
FRP(※)のボディを研磨することで仕立てられた初代A110の造形をモチーフに、2017年モデルは軽量を誇るアルミのプレス加工でニュアンスを再現。さらに、使用するパーツの車重は徹底して削られており、結果として残った車両重量はたった1,110kgです。
※Fiber-Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック
最高出力252PSを発揮する4気筒直噴ターボエンジンをミッドシップに備えたコンパクトなボディと、前後ダブルウィッシュボーンサスペンションが組み合わさることで、コーナリングでコントロールしやすいマシンに仕上がっています。
【保存版】MFゴースト 登場人物とマシンを総まとめ!途中から読み始めた方は必見
アルピーヌ A110(2017)のスペック・価格
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4,205 | 1,800 | 1,250 |
ホイールベース | 車両重量 | 乗車定員 |
2,420 | 1,110 | 2 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
エンジン種類 | 直列4気筒直噴ターボ |
---|---|
排気量 | 1.8L |
最高出力 | 185[252]/6,000 |
最大トルク | 320[32.6]/2,000 |
トランスミッション | 7速DCT |
駆動方式 | MR |
使用燃料 | ハイオク |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
A110の新車車両価格※限定モデルを除く | |
---|---|
ピュア | 790~811万 |
リネージ | 829~841万 |
[単位]円(消費税込み) |
※この記事は、講談社ヤングマガジン編集部の協力を得て作成しています。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...