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スバルが新型WRX STIを諦めたのは「CAFE規制」に縛られているから?

スバルを苦しめる「CAFE規制」とは

最近、スバルがCAFE規制の影響で販売できる車種が限られてきているのではないか、と心配する声が多数挙がっています。

CAFE規制とは「Corporate Average Fuel Efficiency」の略称で、日本語で表すと「企業別平均燃費基準」という意味になります。

これがどういう規制なのかというと、車種ごとではなく、各メーカーの車種全体の平均燃費(二酸化炭素排出量)を算出し、その数値が年間販売台数などを加味した一定の基準を超えると罰金が科されるというものです。

車種別ではなくメーカー別なので、燃費の悪いスポーツカーを発売しても、別車種の燃費を向上させることで基準をクリアするということもできます。

なぜスバルはCAFE規制に苦戦しているのか

ソルテラはスバルがCAFE規制を乗り切る切り札となるか

現在、スバルが販売している車種の大半がガソリン車です。ハイブリッド車であるe-BOXER搭載車は「インプレッサスポーツ」「XV」「フォレスター」の3車種。プラグインハイブリッド車は存在せず、電気自動車もトヨタと共同開発でようやく誕生した「ソルテラ」のみです。

ここから分かるとおり、スバルはガソリン車が中心。それゆえに車種全体の平均燃費は必然的に他のメーカーよりも低くなります。

ブランドの象徴もハンデに…

スバルというブランドは「水平対向エンジン」と「シンメトリカル4WD」という2つの柱を大切にしているため、そもそも燃費の良いモデルを作りづらいというハンデを背負っているのです。

先程ガソリン車が多いとお伝えしましたが、それに加えて4WDしか設定されていない車種も全体の半分を占めています。これも平均燃費を引き下げる要因になっています。

トヨタのように大きなメーカーであれば、プリウスのような低燃費な人気モデルによって均衡を保つことができるのですが、スバルはそもそも規模もそれほど大きくない上に低燃費なモデルがありません。

WRX STI断念&ハイブリッドにシフト?

2022年台中盤から電動モデルの生産を本格的に開始する

こうした背景もあってかスバルはハイブリッド専用の最新パワートレインを開発するという方針を固めていて、20年代中盤からTHS(トヨタハイブリッドシステム)を採用した次世代e-BOXER搭載車を投入していくことを今年5月に発表しています。

そのほか、ターボモデルを設定したり、マニュアル仕様を廃止したりといった施策をとるなど、工夫を凝らしている状況です。

WRX STI ファイナルエディション

しかし残念なのは北米スバルが今年3月に発表した新型WRX STIの開発中止。WRX STIについて「電動化を含む可能性を検討している」とのことなので、やはり燃費性能がネックになっているのではないかと考えられます。

もはや内燃機関を搭載するパフォーマンスモデルは開発できない時代に突入しています。今後どういったモデルが登場するのか注目です。

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