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ついにダイハツ「ウェイク」生産終了!?OEMのピクシスメガは廃止確定

ダイハツ ウェイクが生産終了か

ダイハツ ウェイク Gターボ“VS SAⅢ” フロント
ダイハツ ウェイク Gターボ“VS SAⅢ”

ダイハツの軽ワゴン「ウェイク」が生産終了する可能性が高まっています。

ウェイクは2014年にデビューし、すでに8年が経過しようとしているにも関わらず、現在に至るまで未だフルモデルチェンジはしていません。角張った形状による大容量の荷室が特徴で、「ドデカク使おう」のTVCMで知られています。

発売からおよそ2年後の2016年には2列目シートを省いた商用モデル「ハイゼットキャディー」が登場していましたが、こちらは2021年2月に販売不振を理由に生産終了しました。

トヨタ ピクシスメガは確定

トヨタ ピクシスメガ(左)とダイハツ ウェイク(右)

ウェイクの生産終了説が浮上した背景に、トヨタ ピクシスメガの生産終了が決定したことがあります。これはトヨタディーラーへの取材によって判明したことで、年内には廃止の方針で進んでいるとのこと。

トヨタのラインアップに軽ハイトワゴンの車種は現時点だとピクシスメガしかなく、今回の生産終了はトヨタの販売店にとって痛手になるといいます。

なお、ピクシスメガの生産が終了するのは2022年8月11日。ウェイクもこのあたりに終了するのでしょうか。

新型アトレーが廃止の決め手に?

タント カスタムRS“スタイルセレクション”

ウェイクが生産終了に至る理由としては考えられるのは、まずは販売不振が最初に思い浮かびます。

コンセプト自体は他にない優れたものだと言えるウェイクですが、比較的高めの価格設定に加え、車両重量が大きいことによってパワー不足が目立つことなどがネック。こうした点を踏まえると、「タント」のほうが総合的に選ばれてしまう傾向にあるようです。

さらにタントにはエアロパーツなどを備えてアグレッシブな外観とした「タントカスタム」といった派生モデルも設定されていますが、ウェイクにはそれがありません。

実際、2022年4月の新車販売台数をみると、ウェイクはたったの1,328台なのに対し、タントは7,270台と5倍以上の差があります。

新型アトレー

こうした状況で決め手となったのは2021年12月に登場した新型「アトレー(旧:アトレーワゴン)」の存在でしょう。アトレーはウェイク同様に積載性能を重視するユーザーに訴求する室内空間が魅力の車種です。

強いて言うならアトレーは4ナンバー(商用車カテゴリ)であるため、ウェイクのほうが内装の快適性はやや高め。しかしアトレーは、ウェイクよりもたくさん荷物を積むことができるうえ、ターボ×4WDが与えらたことでパワー不足の心配も改善されました。DNGA採用でボディ剛性も見直され、安定性も向上しています。

ウェイクにもアトレーにもそれぞれ役割があり、どちらもいい車であることは間違いのですが、やはり両車のキャラクターがやや重複しているのは事実。仮にウェイクが廃止されたら、実質的な後継はアトレーになるでしょう。

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