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バケットシートおすすめ人気ランキング15選|レカロやブリッド、スパルコのフルバケ・セミバケも

バケットシートの種類と選ぶ際のポイントを解説し、タイプ別におすすめ商品をお届けします。

バケットシートは競技車両やスポーツカーに採用されているシートで、サーキットで走行する方だけでなく、運転時の姿勢の崩れが気になったり疲労を感じやすい方にもおすすめです。

バケットシートとは?どんな人におすすめ?

RUF CTRイエローバードに搭載されたレカロ製バケットシート
出典:flickr.com Author:Randy43 CC 表示 2.0 / CC BY 2.0

バケットシートはホールド性の高いシート。競技車両やスポーツモデルに採用されることが多い

バケットシートは通常のシートよりもホールド性が高いことが特徴。F1のレース車両に使用されたことが起源とされており、現在でもモータースポーツの競技車両やスポーツカーなどに採用されています。

また、自分の体格にあったバケットシートを選ぶことによって、骨盤や背骨の位置が改善され、神経痛の予防や疲労の軽減といった効果も期待できます。

標準シートでの運転が疲れる人は、運転中に身体が動いてしまっているのかも

運転に疲労を感じやすい方は、カーブなどで運転姿勢を維持するために力んでしまっている可能性があります。姿勢の崩れはシートが滑る、自分の骨盤や体格と合っていないといった場合に起こりやすいです。

バケットシートであれば身体をしっかり固定してくれるので、自分で踏ん張らなくても正しい姿勢を維持できるようになり、運転時の疲労が軽減されます。

【こんな人におすすめ】クッションを置いても運転が疲れる、身体が痛い

運転による疲労は、シートの位置やリクライニング角度を見直したり、クッションを置いたりすることで改善することがあります。それでも解決しない場合は、標準シートをバケットシートに交換することも検討しましょう。

バケットシートの選び方

セミバケットシートとフルバケットシートの違いは?

リクライニングできるのは、セミバケットシート

セミバケットシートは、リクライニング機能があるため、座面の角度を調整することができるのがメリットです。

本格スポーツ走行にはフルバケットシート

一方フルバケットシートは、背もたれが固定されていて座面と一体型になっているシートのことを言います。ホールド性がある上軽量、運転による腰痛などが緩和されやすいメリットがあります。

サーキット走行やレースのような本格的なスポーツ走行をする際は、ホールド性が高いフルバケットシート一択です。高速コーナリングのような、強い横Gが発生する状況でも安定した運転姿勢を保つことができます。

身長が高い人は、座面サイズが長いものを

バケットシートを選ぶ上で見るポイントとして座面の長さです。身長が高い方は座面が長いタイプを、低い方は短いタイプを選びましょう。

ガッシリした体格の場合、座面がワイドなものを選ばないと窮屈に感じる場合があるので注意してください。

ミニバンに装着する場合は、サイドの出っ張りが少ないタイプを。乗り降りの妨げにならないよう注意

ミニバンにバケットシートを取り付ける場合、サイドの出っ張りが少ないタイプがおすすめです。ミニバンはクーペなどと比較して車高が高いので、あまりにフチが高いものを選ぶと乗り降りがしづらくなる可能性があります。

レースに出場する場合は、FIA認証やHANS対応かを確認

国際レースに出場する場合はFIA(国際自動車連盟)から性能を認められているシートでなければいけません。FIA認証のシートはそれを証明するステッカーが貼られています。

国内ライセンスのレースの場合はFIA認証である必要はありません。

レースに出るためにはFIA認証に加え、HANS(ハンズ)という安全装備にも対応している必要があります。HANSとは「Head and Neck Support(頭部前傾抑制装置)」の略で、ヘルメットと首のサポーターを繋ぐことで衝突時の衝撃から首を保護します。

セミバケットシート人気おすすめランキングTOP3

セミバケットシートはリクライニング機能がついたバケットシート。フルバケットシートよりもホールド性は劣るものの、乗り降りがしやすく実用性に優れています。

【第3位】Recaro(レカロ) RECARO SR-7F

フラットタイプのシートクッションを採用したSR-7Fは、セカンドジェネレーションでシートクッションの形状・硬度・深さなどが最適化。より開放的なフィーリングを実現しました。セダン・ミニバンなどの車種によりマッチングしたモデルになります。

【第2位】BRIDE (ブリッド) EUROSTER II CRUZ

座面ウレタンフォームの最適化とゆったりとした座面形状により、座り心地等の快適性能が高まりました。アームレスト対応の ユーロスターII・クルーズでは、別売りのアームレストを装着すれば、快適性は更にグレードアップします。

【第1位】BRIDE (ブリッド) EUROSTER II

長期間ドライブでの快適性を追求したシートで、優れた乗降性が特徴です。「クルーズモデル」ではアームレストが装着可能なため、普段使いのバケットシートとしておすすめです。

フルバケットシート人気おすすめランキングTOP3

サーキット走行やレースのような本格的なスポーツ走行をする際は、ホールド性が高いフルバケットシート一択です。高速コーナリングのような、強い横Gが発生する状況でも安定した運転姿勢を保つことができます。

【注意】フルバケットシートは車検に通らないケースがあるので注意

全てのフルバケットシートが車検に通らないわけではありませんが、下記のケースに該当する場合は通らないので気をつけましょう。

  1. シート・レールが保安基準適合品でない
  2. 2ドア・3ドアで後部座席があるのに運転席・助手席ともにフルバケットシートである
  3. 後部座席があるのにシート背面にFRPやカーボンなどがむき出しである

2に関しては運転席か助手席どちらかをリクライニングできるシートに変更することで解決します。3は主にメーカーのオプションとして販売されているプロテクターを使用することでクリアできます。

【第3位】BRIDE (ブリッド) フルバケットシート XERO VS

ブリッドのフルバケットでは最もプレミアムなシート。MS、RS、VS、CSの4グレードがあり、前者2つは競技専用。このVSは一般使用が可能で、ヘッドガードが最も小さいため、普段使いに適しています。

【第2位】ブリッド ZETA IV

ブリッドのスタンダードなフルバケットシート。日本人の体型に合わせて開発されたシートで、身長170cm前後、体重80kgまでを想定しているとのこと。サーキットから公道まで幅広いシーンに対応しています。

【第1位】レカロ RS-GS

Recaro(レカロ) RS-GS RED W/O FIA 81081.99.868-0

Recaro(レカロ) RS-GS RED W/O FIA 81081.99.868-0

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国際レースにおける標準シートと言っても過言ではないレカロのRS-Gシリーズ。中でもRG-GSは日本向けに開発されており、国内の車検にも対応しています。

バケットシートの有名メーカーは?

日本において、バケットシートで有名なメーカーは主に3社あります。

1つ目はポルシェやランボルギーニ、ベンツなど世界のスーパーカー&スポーツカーにも採用されているドイツ生まれのRECARO(レカロ)があります。オフィスチェアやチャイルドシートなどの製品も幅広く開発・販売しています。

また、日本のバケットシートメーカーであるBRIDE(ブリッド)はスポーツシート専用メーカーです。国産車に適合しているため日本人の体型にあったバケットシートが数多くあります。

最後は、SPARCO(スパルコ)。イタリアに本社があるモータースポーツ関連用品メーカーです。スポーツ志向の製品が多く、モータースポーツ競技に特化した商品がそろっています。

3つのメーカーを比較すると、レカロが最も高額です。中古品も出回っているため、価格を抑えたい人は検討してみましょう。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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