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スマートキーとは?電池切れしたらどうする?電池交換や後付け費用を解説

スマートキーは防犯性が高い?

冒頭でお伝えしましたが、スマートエントリーシステムのスマートキー(携帯機)と車体側の送受信機の間でやり取りされるIDは、実質的に無限大の組合せができますので、他の車のドアロックの解除やエンジンスタートが不可能になっています。

また、その通信は暗号化されていますので、余程の組織的な犯罪でもない限りは、盗難や車上荒らしの被害に遭う危険性はありません。

少なくとも、従来型のアナログなキーに比較すれば、格段にスマートキーの方が防犯性が高いといえます。

しかし、「開かないカギはない」とも言われます。100%完全な防犯システムはありませんので、スマートキーを採用する車種でも、引き続き防犯対策を行いましょう。

スマートキーでも注意したい犯罪は?

©Александр Поташев/stock.adobe.com

リレーアタック

リレーアタックとは、スマートキーが発している電波を中継し、遠く離れた車両を開錠、エンジンを始動させてしまう盗難手口です。犯人が鍵(スマートキー)を盗まなくても、リレーアタックで車両を盗むことができてしまいます。

スマートキーは常に電波を発しているため、玄関にスマートキーを置いていたためにリレーアタックの手口に遭って自宅駐車場から車両を盗まれてしまうケースもあるようです。

コードグラバー

コードグラバーとは、近年登場した新しい車両盗難の手口です。スマートキーの電波を傍受し、IDコードをコピーして鍵を複製することで、車両をアンロックします。

ドライバーがスマートキーを使って車に鍵をかける瞬間を狙って、犯人がコードグラバーを使用してドライバーのスマートキーのIDコードを読み込みます。

リレーアタックとは異なり、犯人はターゲットから100m、場合によっては500m離れていてもスマートキーの情報をコピーできてしまうこと、単独での犯行が可能なことなど、さらに注意が必要です。

防犯対策にもなるおすすめのスマートキー保管方法

©KATSU/stock.adobe.com

リレーアタックについては、有効とされる防犯方法が2つあります。それぞれ、家庭でスマートキーを保管する場合、外出先でスマートキーを持ち歩く場合とで使い分けるのがおすすめです。

自宅ではスマートキーをブリキの缶に入れて保管する

ブリキ缶やスチール缶などの金属缶の中にカギを入れ、缶のふたをしっかり閉めることで、通信が遮断されて外部から電波を拾うことが難しくなります。

また、玄関や窓など屋外に近いところにスマートキーを置かないなどの工夫も行いましょう。

電波を遮断するスマートキーケースやスマートキーの省電力モードを使う

スマートキーを持ち歩く場合、缶から取り出したりしまったりするのは面倒なことがあります。その場合、同様の効果が得られる、電波遮断機能付きのスマートキーケースがおすすめです。

また、スマートキー自体に微弱電波を出さないようにするモード(省電力モード、節電モードなど)が設定されている場合があります。取扱説明書を確認してみましょう。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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