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新型フォルクスワーゲン・ティグアン最新情報!実燃費やオールスペースの発売日は?
フォルクスワーゲンの新型ティグアンは同社のゴルフをベースとしたコンパクトなクロスオーバーSUVです。この記事では新型ティグアンの最新情報を実燃費から評価まで解説します。そして新型ティグアンオールスペースの発売予定日からエンジンなどのスペックまでこの記事では予想しています。
この記事の目次
【最新情報】2017-2018日本カーオブザイヤー「10ベストカー」に選出
フォルクスワーゲン ティグアンが日本カー・オブ・ザイヤー 2017-2018の10ベストカーに選出されました。
ノミネート車全31台の中から選出された、フォルクスワーゲン ティグアンは、日本でも走行しやすいコンパクトなサイズから人気のクロスオーバーSUVです。
日本カー・オブ・ザイヤー 2017-2018の最終選考は11月29日の試乗会のあと、12月11日に行われる予定です。
2017-2018カーオブザイヤーについてはこちら
【速報!最終選考結果発表】日本カーオブザイヤー2017−2018
フォルクスワーゲン新型 ティグアン・オールスペースが世界初公開!
2017年1月 デトロイトモーターショーにて
2017年1月8日、米国で開催されたデトロイトモーターショーにて、フォルクスワーゲンは新型「ティグアン オールスペース」を世界初公開しました。
VW 新型ティグアン オールスペースは、同社が販売するクロスオーバーSUV「ティグアン」から派生し、ロングボディ化されたモデルです。ホイールベースの拡大と同時に、3列目シートが新たに設けられました。
米国で導入される新型ティグアンは、全てこのティグアン オールスペースになります。
フォルクスワーゲン・ティグアンとはどんな車?
フォルクスワーゲン・ティグアンは、ゴルフをベースとしたクロスオーバーSUVです。
もともと2006年のジェネーブモーターショーで発表された「コンセプトA」というコンセプトカーが元になっています。
また、同年の11月にはフォルクスワーゲンとアウディ、ダイムラーと共同で開発されたディーゼルエンジンが搭載された「コンセプト・ティグアン」がロサンゼルスオートショーで発表されました。
最初の発表から2年後の2008年9月30日に販売が行われました。
サイズ的には日本での走行がしやすいコンパクトなモデルになっていることから発売から1年で約3,200台も日本で売れました。
2011年にマイナーチェンジを受けていて、日本仕様でのエンジンは、1.4Lのダウンサイジングターボにスーパーチャージャーも加わった直噴DOHCで最高出力が160ps、2.0Lの直噴DOHCターボに可変バルブタイミングを採用して最高出力が179psという走りと環境性能を両立したラインナップとなっています。
トランスミッションは6速ないしは7速のDSG(デュアルクラッチ)を搭載、これも走りと環境性能を両立しています。
駆動方式はFFと4WD(2.0L車)となっています。
また安全性能は充実しており、ブレーキアシストやアダプティブクルーズコントロールなどを装備しています。
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フォルクスワーゲンの新型ティグアンのスペック
モデル | 乗車定員 | 燃料消費率JC08モード(km/L) | エンジン | 総排気量 | 最高出力[ネット値] kW (PS)/rpm | 最大トルク[ネット値] Nm (kgm)/rpm |
ティグワン TSI Comfortline | 5 | 16.3 | 列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ | 1,394 | 110(150)/5,000‐6,000 | 250(25.5)/1,500‐3,500 |
ティグワン TSI Highline | 5 | 16.3 | 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ | 1,394 | 110(150)/5,000‐6,000 | 250(25.5)/1,500‐3,500 |
ティグワン TSI R-Line | 5 | 16.3 | 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ | 1,394 | 110(150)/5,000‐6,000 | 250(25.5)/1,500‐3,500 |
今のところ発売されている新型ティグアンのエンジンは2WDのガソリンエンジンのみとされていますが、4WDのモデルも今後導入されるそうです。
上記のエンジン周りのスペック表で見る限りすべて同じですが、それぞれタイヤサイズとアルミホイールが違います。
▶コンフォートライン:17インチ(215/65R17)
▶ハイライン:18インチ(235/55R18)
▶R-ライン:19インチ(255/45R19)
新型ティグアンR-ラインモデルにはその他にも用のグリル&バンパー、リアスポイラーといったものも搭載されています。
フォルクスワーゲン新型ティグアンの評価
1400ターボでもまあまあですが、2000ターボがあれば。Rラインはかっこいいがハイラインでも充分かっこいいし捨てがたい?
つくりやエッジデザインが素晴らしい。
初めての輸入車ではあるが、国産車とは一味違う走りや装備に大変満足しています。まだ遠出はしてないが、今から遠出の走りが楽しみです。
安全装備の充実、エクステリアがとにかくかっこいい
コンパクトでスタイリッシュで値頃感もあって、とても買いたくなる車でした。次の買い替え候補の一番手です!思ってた以上に乗りやすく、視界もよかったです。
新型ティグアンはラインナップに1.4Lのターボエンジンしかないことや、最高出力が前のモデルの160psから150psになるなど心配される走行感ですが、試乗をした方のレビューによると好印象のようです。
ドライブモードがノーマルモードでも加速性能が1.4リッターターボエンジンとは思えないほどの加速力を備えているとのこと。
さらに、ドライブモードをスポーツモードに切り替えるとより高速走行に合わせてエンジン回転を高速化します。
そして最高出力が下がってしまった新型ティグアンはそのかわりに最大トルクを24.5kg・mから25.5kg・mに向上しています。
実用性があるトルクのほうを重視したのはうれしいですね。
新型フォルクスワーゲンのティグアンの実燃費
VWの環境技術「ブルーモーションテクノロジー」
フォルクスワーゲンの「ブルーモーションテクノロジー」はエネルギーを効率よく運用するための最新環境技術です。
ブルーモーションテクノロジーには自動アイドリングストップシステムとブレーキエネルギー回生システムの2つを有しています。
自動アイドリングストップシステムは信号が多い街中や渋滞などで車を停止した際にブレーキペダルを踏み続けると自動的にアイドリングストップを行い、足を外せばスムーズに再始動を行います。
また、ブレーキエネルギー回生システムはブレーキを掛けたい際に発生する減速エネルギーをバッテリーの充電に当てるなどといった環境技術です。
実燃費についてのレビューはこちら
町乗りメインで1ヵ月しか経っていないので参考になるかわかりませんが
アルファと比較しても燃費は悪いです。今の所、5~6キロくらいでしょうか・・・・・
高速に乗ってどの位伸びるかはこれから検証です
燃費は思ったほど伸びません。まだ駆動系の当りがきちんとでてない状態なんでこの先は分かりませんが概ねリッター8くらいです。(ほぼ街乗り)ちなみに全車GTIはリッター9でしたから比べると悪いです
これらの最新環境技術を備えたティグアンの実燃費はおよそ7km/Lとのことです。
もちろん悪路であればもっと燃費性能のは落ちますが、カタログ燃費が16km/LでクロスオーバーSUVということを考えればなかなかに優れた燃費性能ではないでしょうか?
フォルクスワーゲン新型ティグアンのデザイン
新型ティグアンの外装
新型ティグアンのサイズは従来型よりも全長70mm、全幅が30mm、ホイールベースも70mm拡大した全長4,500mm×1840mm×1,675mmです。
前のモデルと比較すると大幅なサイズ変更が行われました。
とくにホイールベースが70mmも拡大したことでラゲッジスペースが615Lに拡大しました。
そして後部座席を倒すと最大1655Lまで拡大可能で、フラットなラゲッジスペースが使えます。
新型ティグアンの内装
新型ティグランで大幅な変更があった内装は運転席周りでしょう。
インパネにはバーチャルコックピットを採用していて、ディスプレイのインパネはナビにもなっていて、未来感を演出してくれます。
ですが全てがデジタルになっているというわけではありません、メーターリングはまだ残されていて、車のデジタル化に着いていけない人も安心して利用できるのではないでしょうか。
VW新型 ティグアン オールスペースのデザイン
エクステリアデザインに大きな変化なし
エクステリアデザインにおける大きな変化は見当たらず、ベースとなるティグアンとほとんど変わりませせん。ボンネットやフロントグリルにわずかな変更が施されている程度のようです。
フォルクスワーゲン 新型ティグアン オールスペースの内装
3列目シートが用意される
新型ティグアン オールスペースは、標準の新型ティグアンに対してホイールベースが110mm延長され、それに伴い荷室容量は最大57%増加します。
ホイールベースの拡大に伴い、3列目シートが新たに用意されました。これにより最大7名乗車が可能となります。米国では3列シート仕様はオプション設定となるようです。
VW新型 ティグアン オールスペースの性能や価格は?
新型ティグアン オールスペースの性能
デトロイトモーターショーで発表された新型ティグアン オールスペースのパワートレインは直噴2.0L 直列4気筒ガソリンターボエンジンのみです。最高出力は184hp、最大トルクは30.6kg/mを発生します。トランスミッションは8速AT、駆動方式はFFまたは4WDが採用されています。
今回の発表ではガソリンモデルのみが発表されましたが、コモンレール式ディーゼル2.0L(最高出力:150ps)などと現行型のドイツ仕様、北米仕様の流用が予想されますが、新たに開発されるプラグインハイブリッドの搭載の可能性も十分にあります。
新型ティグアン オールスペースで採用されると思われるエンジンは2.0L ターボエンジンと2.0 ターボディーゼルエンジンの2種が一番可能性としては高いと思います。
日本で発売されている新型ティグアンはガソリンエンジンのみのラインナップになっていることから、ディーゼルエンジンモデルは日本では発売されないかもしれません。
新型ティグアン オールスペースの価格
フォルクスワーゲン新型ティグアン オールスペースの価格は、欧州価格で€30,000(370万円)前後になると予想されています。
日本ですでに発売されている新型ティグアンのコンフォートラインが360万円であることから、ティグアンオールスペースはその20万円上乗せの380万円からになるのではないでしょうか。
現行ティグアンの価格
ティグアン 新価格(2018年1月1日~) | |
---|---|
TSI Comfortline | 360万 |
TSI Highline | 440万 |
TSI R-Line | 470万 |
[単位]円(消費税込み) |
2016年にスクープされた新型ティグアン オールスペース
Volkswagen Tiguan XL LWB Spotted! It's likely to be heading for China. Who would like to see it on UK roads? https://t.co/QrQYXurPpX pic.twitter.com/0XR8VqMXQv
— Sinclair Volkswagen (@SinclairVW) 2016年10月20日
2016年8月15日に新型フォルクスワーゲン・ティグアンのロングホイールベースバージョンとなるオースルペースのプロトタイプが目撃されています。
通常、新型モデルのプロトタイプは外装をフェイク、カモフラージュして走行させるのですが、今回は全くそれがなされていませんでした。
フォルクスワーゲン 新型ティグアンオールスペースの日本上陸は?
フォルクスワーゲン 新型ティグアン オールスペースの最新情報はいかがでしたか?デザインの大幅な変更はありませんでしたが、3列シーターになり乗車定員が7名に増えたことで、実用性をより高めています。
新型ティグアン オールスペースは、欧州では2017年前半に投入されると予想されています。日本での販売が実現するとすれば、2017年後半から2017年末になると思われます。
先述の通り、ドイツ車ながら価格は控えめに設定されており、日本のSUV競争をさらに激しくするのではないでしょうか。
MOBYではフォルクスワーゲン 新型ティグアン オールスペースの最新情報を随時更新してまいりますので、お楽しみに!
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