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シボレー・エクスプレスまとめ|新車・中古車と故障や燃費、全長とスタークラフトまで

シボレー・エクスプレスとはどんな車?

2016年型 シボレー・エクスプレス・パッセンジャー 上位グレード「LT」

2016年型 シボレー・エクスプレス・パッセンジャー 下位グレード「LT」

シボレー・エクスプレスとは、アメリカのGM(ゼネラル・モーターズ)のブランドの一つ、シボレー(CHEVROLET)が製造販売するフルサイズのバンとなります。GMにはトラック、ピックアップ、バン、SUVなどを専門とするブランド「GMC」があり、このブランドでは「サバナ」(SAVANA)の名称でも販売されています。

シボレーとはどんな自動車メーカーか、どんな車があるのかはくわしくはこちらのまとめ記事をご覧ください。

シボレー・エクスプレスは「シェビー・バン」の後継として1996年にデビューしました。日本車でいうトヨタ ハイエース日産キャラバンと位置付けが似ており、主に商用車として使用されるほか、運転手付きの車やキャンピングカーにカスタムされて乗られることが多い車でもあります。

ラインアップは、乗用タイプの「パッセンジャー」と貨物車タイプの「カーゴ」があります。カーゴは1ナンバー規格となる貨物車となります。

エクスプレスよりも一回り小さいバンは、アストロになります。シボレー・アストロとはどんな車なのかのご紹介は次の記事をご覧ください。

シボレー・エクスプレスと同型のGMC車

シボレー・エクスプレスのスペック

シボレー・エクスプレスのスペック(2016年型)

車名シボレー・エクスプレス
乗用車タイプ:パッセンジャー(PASSENGER)
貨物車タイプ:カーゴ(CARGO)
エンジンV型6気筒 4.8L ガソリン(最高出力:185ps)
V型8気筒 6.6L ターボディーゼル(最高出力:260hp)
トランスミッション6速AT
駆動方式FR
4WD(パッセンジャーにオプション)
乗車定員パッセンジャー:12人
カーゴ:2人

4WDは最低地上高が上げられており悪路走破性が向上しています。

気になる全長は?シボレー・エクスプレスのボディサイズ

全長:5,691mm
全幅:2,018mm
全高:2,072mm

気になる全長はなんと5mを軽くオーバーしています。

シボレー・エクスプレス特別仕様車「スタークラフト」

スタークラフトとは、エクスプレスに革張りシートやウッドパネルなど豪華な内装を施した特別仕様車のグレード名です。外装が一部改造されサイドウィンドウが大きく取られたタイプのものなどいくつかのバリエーションがあります。

日本へは2004年から三井物産が正規輸入していました。2011年からはGMジャパンへ替わり販売とメンテナンスを引き継いでいます。(2016年7月時点、公式HPから正規輸入販売のラインアップから消えています)

大型のアメ車が好きな人からは高い人気を誇りましたが、日本の道路事情に合わないことからマニア向けの車と言えます。

新型シボレー・エクスプレスの新車価格と中古車価格

新型シボレー・エクスプレスの新車価格

本国アメリカでは、パッセンジャーの最下位グレード33,185ドル、最上位グレードで37,350ドルで販売されています。1ドル=100円の為替レートとして試算すると、最下位グレードは約331万円、最上位グレードで約373万円となります。

2016年7月時点で正規輸入しているディーラーがないので国内販売価格は不明で、並行輸入ディーラーは価格を出しているところも不明なため推測とはなりますが、450万円から600万円弱のレンジとなるのではないかと思います。

※2015年型、2016年型のシボレー・エクスプレスは何台かは日本に並行輸入されていることはわかっています。

シボレー・エクスプレスの中古車価格

中古車流通台数が少ないため相場価格は大きな隔たりがあり、60万円から800万円弱の範囲となっています。

また、中古車ではマフラーの交換や外装のドレスアップしたものなどのカスタムカーが比較的多く見られます。

最新「シボレーエクスプレス」中古車情報
本日の在庫数 57台
平均価格 331万円
支払総額 70~618万円

シボレー・エクスプレスの燃費と税金など維持費と故障

日本で最も大きな自動車SNSの一つ「みんカラ」によりますと、シボレー・エクスプレスの燃費は次のようになっています。
■燃費
レギュラー 5.11km/L
(燃費記録数:41人)
カタログ燃費 – km/L

シボレー・エクスプレスの燃費

フルサイズのボディと大排気量エンジンですから、これぐらいが妥当なのではないでしょうか。

最新型のターボ・ディーゼルエンジン搭載車なら、もっと良い燃費が期待できそうですが、残念ながらソースデータが非常に少なく、ここではご紹介できません。

シボレー・エクスプレスの税金は安い!?

パッセンジャーでは12人乗りが標準となり、日本の法律では「2ナンバー」になります。

30人乗り以下の乗用車では、自動車税が、33,000円/年と3・5ナンバーの乗用車とは異なり排気量毎に定められる税率とならず、乗車定員数で税率が定められるものとなります。自動車重量税も安い税率となり、車両重量2トン以下の自家用で、12,600円となっています。

シボレー・エクスプレスの故障は覚悟すべし

シボレー・エクスプレスは2004年以降の新しい設計のため、故障が多いと言われるアメリカ車にしては故障は少ないようです。

しかし、日本車のような故障発生率は期待できないようです。乗るならそれなりの故障は覚悟することと、部品の流通数が少なく修理は都度輸入となる可能性が高く時間がかかることを覚悟した方がよいでしょう。

シボレー・エクスプレスまとめ 〜フルサイズバンは魅力的?〜

日本では乗りづらそうな大きさのバンですが、好きな人は面倒な手間をかけて並行輸入するほどの魅力があるようです。日本ではハイエースやキャラバンが無数に走っていますが、アメリカでは同じようにエクスプレスがたくさん走っています。

MOBYでは、ほかにもシボレーの車をご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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