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タイミングベルトとは?切れた時の交換費用や時期、交換方法まで

タイミングベルトのメンテナンスの重要性について解説!車内部にあるため普段目にはしませんが、車を動かすために必要不可欠なタイミングベルト。本記事ではタイミングベルトの意味や、切れた時の交換費用や時期、交換方法を紹介します。

タイミングベルトとは?

エンジンは、吸気(きれいな空気を取り込み)、燃焼(ガソリン燃焼)、排気(汚れた空気をマフラーへ)を行っています。タイミングベルトとは、エンジンの吸気と排気のタイミングをコントロールしている部品です。

吸排気のタイミングはとても重要です。なぜなら呼吸器のタイミングがズレてしまうと、不完全燃焼を起こしてしまったり、エンジンが停止してしまうからです。

タイミングベルトに障害が起きてしまうと、車の故障や事故に繋がる可能性があります。車の故障や事故を引き起こさないためにも、タイミングベルトについて知っておくことが必要です。

タイミングベルトの交換時期は?

走行距離数10万kmが節目!

そもそもタイミングベルトは、クランクシャフトとカムシャフト(エンジン内部の回転部品)を連結して回転させる役割をもっています。

ベルトが劣化した状態で使用すると、歯飛び・断裂により正常な回転部品の関係が維持できなくなり、エンジントラブルにつながる可能性が高くなるため、交換目安としては10万kmごとに定期的な交換が必要です。

自動車メーカーの交換基準は……

トヨタ車では「走行距離数10万km」ごとの交換を推奨しており、多くの自動車メーカーがこの節目を基準としています。

なお、ホンダ車は距離にこだわらず、こまめなメンテナンスを推奨しています。

走行距離の目安は10万kmではない?

実際に整備士の方に確認してみると、タイミングベルトが切れてしまい、修理に持ち込まれた車の7割以上が、走行距離数8~7万kmであるとのことが判明。このことから、あまり走行距離にこだわるのは良くないことがわかります。こまめにメンテナンスすることをおすすめします。

タイミングベルトの交換方法

タイミングベルト交換方法の解説動画

タイミングベルトは、ディーラーや整備工場に持ち込んで交換してもらいましょう。

自分で交換する方もいるようですが、固いナットを外したり、力仕事をすることになるので、修理に慣れていない方や、力に自信のない方にはおすすめできません。

タイミングベルトの交換費用

交換費用は、3万5千円ほどが相場となっています。

内訳としては、タイミングベルト代が約5千円、手間賃が約3万円です。タイミングベルト本体は比較的安価で手に入ります。

走行中にタイミングベルトが切れてしまった時の修理代

走行中にタイミングベルトが切れてしまうと、他の部品に影響が及ぶ場合が多いです。タイミングベルトが切れた瞬間、シリンダーヘッド周辺で部品が高速でぶつかり合ってしまうので、最悪な場合、車から出火してしまいます。

そのため、タイミングベルトの修理費用だけでなく、壊れてしまった他の部品の修理費用も加わるため、修理に20万円以上掛かってしまうことも。

多額の修理費用を払わないためにも、タイミングベルトのメンテナンスを定期的に行いましょう!

タイミングベルトよりタイミングチェーンが多くなってきてる?

タイミングベルト

タイミングチェーン

タイミングベルトと同じ働きをするタイミングチェーンというパーツがあります。タイミングベルトは「切れる」前提で設計されているのに対し、タイミングチェーンは「切れない」前提で設計されています。

タイミングベルトは交換距離が10万kmですが、タイミングチェーンは30万kmといわれています。そのため、タイミングチェーンは廃車まで1度も交換しないことが普通です。

軽自動車では、タイミングチェーンを整備している車種が大半を占めます。理由は、車のエンジン回転域が広い軽自動車や小型車は回転数も高いので、タイミングベルトより長持ちするタイミングチェーンの方が向いているからです。

タイミングベルトの交換を忘れずに!

タイミングベルトは走行を支えている大切な部品です。蔑ろにしてしまうと、事故や故障に繋がる可能性があります。

小まめに点検して、楽しいカーライフを送ってください!

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