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愛車をシャコタン(ローダウン)にする為の費用・やり方まとめ|車高調とダウンサス
シャコタンというと、かつての暴走族を思い出すかもしれませんが、近年では自動車のカスタムとして車高を下げることは主流となっています。今回はダウンサス、車高調(車高調整式サスペンション)などのシャコタン(ローダウン)方法の費用、メリット・デメリットなどを分かりやすく紹介します。
シャコタン(ローダウン)とは?
シャコタン(ローダウン)とは「車高短」の事で、自動車の最低地上高を低くする行為、あるいは低くなっている状態の事を言います。
シャコタン(ローダウン)は主にドレスアップまたは走行性能向上のために行われ、目的によって方法も異なります。
車をシャコタン(ローダウン)にするための方法
①ダウンサスを用いる方法
①のダウンサスとは、純正のショックアブソーバーを使用し、スプリングのみを交換して車高を下げる事・物です。
②車高調(車高調整式サスペンション)を用いる方法
②の車高調(車高調整式サスペンション)とは、ショックアブソーバーとショックがセットになっていて、車高を好きな高さに調整したり、スプリングの強さ(減衰力)を調整したりできる物です。
今回は、この2つの方法によるシャコタン(ローダウン)の方法や費用、メリット・デメリットをご紹介します。
他にも、スプリングを好きな長さにカットして車高を下げる方法、スプリング自体を取り外して車高を下げる方法などがありますが、これらは全て違法改造のため省略します。
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ダウンサスを用いたシャコタン(ローダウン)にかかる費用は?
ダウンサスとは
ダウンサスとは、純正のショックアブソーバーを利用しスプリングのみを交換する方法・物です。
スプリングのみを交換するため、比較的安価に車をシャコタン(ローダウン)にすることができます。
純正のスプリングよりも短いスプリングを装着することによって車高を下げるため、基本的にはスプリングレート(バネの強さ)を上げ、ショックを突き上げることの無いようにします。
ダウンサスを用いたシャコタン(ローダウン)にかかる費用は?
ダウンサスは、販売するメーカーや装着する車両にもよりますが、およそ1台分2万円~5万円の価格で販売されています。
さらに取り付け作業のための工賃がおよそ2万円~3万円ほどかかります。
こちらも、車両によってかなり金額が異なります。
高級車や、車体の大きな車ほど工賃が高くなる傾向にあるようです。
ダウンサス本体代+工賃で、およそ4万~8万円ほどでシャコタン(ローダウン)にすることができる計算になります。
車高調(車高調整式サスペンション)を用いたシャコタン(ローダウン)にかかる費用は?
車高調とは?
車高調とは、車高調整式サスペンションの略称です。
ショックアブソーバーとスプリングがセットになっていて、その2つを交換することで車高を下げることができます。
車高調(車高調整式サスペンション)の特徴は、車高を好きな高さに調整することが可能な点です。
さらに、種類によってはサスペンションの固さまでも調整できる機能(減衰力調整機能)をもったものがあります。
調整次第で、街乗りを重視したり、スポーツ走行のためのセッティングにしたりすることができる便利なキットです。
車高調(車高調整式サスペンション)を用いたシャコタン(ローダウン)にかかる費用は?
車高調(車高調整式サスペンション)は、その利便性から、ダウンサスよりも高めの価格に設定されています。
ドレスアップ目的のキットは5万円台で購入できるものもありますが、本格的なレーシング仕様になると20万円を超えるものも少なくありません。
工賃を含めると10万円はかかると考えた方が良さそうです。
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