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ミニバンハイブリッドのおすすめランキング!選ばれている理由とは?

ミニバンのハイブリッドモデルが選ばれている理由

@Konstantin/stock.adobe.com

1990年代に発生した“RVブーム”をきっかけに、人気ジャンルへ飛躍したのがミニバンタイプの車です。ところが、2010年頃から形成されてきた“エコカー人気”の影響で燃費性能の低さが指摘され、ミニバンの弱点となっていました。

国産メーカー各社は苦しい状況を打破すべく、「ハイブリッドシステム」を採用したミニバン車種を開発・市販化。現在では形勢が逆転し、再びミニバンタイプの車が人気ジャンルへ返り咲いています。

なぜ、ハイブリッドシステムが搭載されていても、ミニバンに人気が集まり選ばれているのでしょうか。今回は、ミニバンハイブリッドのおすすめランキングを、選ばれている理由や選び方を交えて解説します。

ハイブリッドとは

ハイブリッドは、英語で「組み合わせ」「掛け合わせ」の意味をもっています。車ではエンジンなどのパワートレインに対して使われており、複数の動力源を備えている車種を「ハイブリッド車」などと呼ぶケースが多いです。

ハイブリッドシステムを採用している車で多く見受けられるのは、ガソリンエンジンに駆動用モーター走行エネルギーを蓄電・送電する用のバッテリー組み合わせているパターンです。

例えば、ガソリンエンジンと駆動用モーターを組み合わせた仕様では、仕組みに若干の違いがあります。“エンジンが主体でモーターが走行をアシストする”方法、“モーターを軸としてエネルギーを発電するためにエンジンを使用する”方法と、より細分化されているのです。

ミニバンに限らず、過去の車では、ガソリンもしくはディーゼルとエンジン・内燃機関単体で走らせるケースが多くありました。しかし、ハイブリッドシステムの登場で複数の動力源を使い、効率よく車を走らせられるようになったのです。

ガソリン車に比べ低燃費

ハイブリッドシステムを搭載するメリットに、ガソリンエンジン単体の車両と比べて「燃費性能が優れている」のが挙げられます。

例えば、2022年11月に登場した日産 セレナでは、ガソリンエンジン単体のみ搭載されている仕様と、「e-POWER」と呼ばれるハイブリッドシステムを搭載した仕様の2種類をラインナップ。カタログに記載されている燃費性能を比較すると、「WLTCモード燃費」で大きな差が生じています。

日産 セレナの燃費性能(2022年FMCモデル)

参照:日産セレナの主要装備一覧

近年、市街地や郊外、高速道路などでの走行条件に対して厳密に測定しているデータで信頼のあるWLTCモード燃費で、およそ5km/Lの差が生まれているのが見受けられるでしょう。

セレナに搭載されているe-POWERは、「駆動用モーターをエンジンで発電したエネルギーをメインとして走行する」ため、通常のガソリンエンジン単体と比較して燃料を節約できるメリットがあります。燃費性能で大きな差を生み出している要因となっているようです。

車両本体の価格差を埋めるにはどうしたらいい?「ガソリン代」に注目してみた

燃費性能が優れている分、車両の本体価格をみると、ガソリンエンジン単体の搭載車とハイブリッドシステム搭載車で大きな金額差があります。

日産 セレナのグレードを例に、ガソリンエンジン単体の搭載車とハイブリッドシステム搭載車で廉価グレード同士の価格をチェックしてみました。

  • グレード「X」2WD仕様(ガソリンエンジン単体):276万8,700円(税込)
  • グレード「e-POWER X」2WD仕様(ハイブリッドシステム仕様):319万8,800円(税込)

廉価グレード同士を比較すると、およそ40万円程度の差があります。

この差を埋めるにはどうすればよいのでしょうか?計算方法は次のとおりです。

「年間走行距離÷年間平均燃費×ガソリン価格=合計費用」

なお、計算を行う際、次の2点を補足事項として考慮しています。

  • 年間走行距離、ガソリン価格は仮定の数値
  • ガソリン以外のランニングコストは省いて計算(タイヤ交換、オイル交換など)
日産 セレナの燃料代想定(2022年FMCモデル)

単純な計算ではありますが、平均燃費や1年間での走行距離、ガソリン価格を考慮すると、およそ5万円程度の差があります。車両本体価格に40万円程度の差があるとするなら、約7年~8年乗り続ければ差を埋められる計算です。

最初の車検までの3年間しか乗らない前提で新車購入をするなら、ガソリンエンジン単体の搭載車でも損は生まれにくいと考えます。しかし、長期的に同じ車種を乗り続けるなら、ハイブリッドシステム搭載車が優位となるケースがあるでしょう。

自動車税の減税

ハイブリッドシステムを搭載しているミニバン車種のメリットは燃費性能だけではありません。自動車関連の税金でも差が生まれる可能性があります。

この項目では自動車関連の税金で、負担が軽減されるのが期待できる項目を3つピックアップして解説します。

自動車税

1つ目のポイントは「自動車税」です。

自動車税は、所有している車に搭載している“エンジンの総排気量”に基づき、毎年5月頃に各都道府県の地方税で納める義務が発生する税金

これはミニバンタイプの車種に限りませんが、2019年10月1日以降から新車登録された車両に対して、納税する自動車税の金額が引き下げられています。

現在、新車生産されているミニバンタイプの車種は、エンジンの総排気量が2,000cc以下となっているケースが多く、大幅な減税が受けられる状況となっているのです。

以下、2022年時点での自動車税の金額をリスト化してみました。

自動車税一覧(2022年現在)

エコカー減税

2つ目のポイントは「エコカー減税」です。

エコカー減税は、毎回車検を受ける際に支払う税金である「自動車重量税」を対象に行われています。新車を購入して新規の登録を行った際、自動車重量税が免税もしくは軽減される仕組みとなっているシステムです。

ハイブリッドシステム搭載車では、「2018(平成30)年排出ガス規制」を50%低減しているのが必須となっています。排出ガス規制のクリアに加えて、「2030(令和12)年度燃費基準」の達成具合により軽減の比率、もしくは免税となるかが決められているシステムです。

以下の表で、エコカー減税の達成条件と受けられるメリットを挙げています。

エコカー減税一覧(2022年現在)

2030年燃費基準の達成率により、大きな差が生まれています。新車登録時に自動車重量税が25%軽減される車種から、新車登録時から初回の継続車検のタイミングの2段階で自動車重量税の支払いが免除される車種まで幅広くなっているのが特徴です。

ハイブリッドシステムを搭載したミニバンでは、2030年燃費基準を「90%」および「100%」達成している車種が多く見受けられ、新車登録時の自動車重量税が求められないケースが多いようです。燃費性能がよいだけでなく、税金の負担が軽くなるのはプラスポイントとなるでしょう。

環境性能割

3つ目のポイントは「環境性能割」です。エコカー減税と同様、自動車関連の税金額を左右するポイントとなります。

2021年4月から2023年3月までの期間で購入した車両を登録した際、「車両の取得価額」に対し、「環境性能」に応じた税率を課税するシステムです。

環境性能割の税率を決める基準は次の2点となります。

  • 2005(平成17)年排出ガス規制を75%低減、もしくは2018(平成30)年排出ガス規制を50%低減している
  • 2030年燃費基準の達成比率

以下、環境性能割の税率を、2030年燃費基準の達成順にまとめてみました。なお、一覧表にする際、「自家用乗用車」(登録車)のみに絞って紹介しています。

環境性能割 税率(2022年現在)

燃費基準の達成具合で、環境性能割の税率が1%ずつ変化していく仕組みですが、意外と侮れないパーセンテージです。

車両本体価格のみで300万円のミニバンを例に挙げると、2030年燃費基準の達成比率が「75%」であれば、1%の環境性能割課税が求められるため3万円の負担がかかります。しかし、達成比率が「85%」であれば環境性能割は課せられないため、前述のような3万円の負担増を回避できます。

わずかな数値であっても、環境性能割は車両の取得価額が対象となるため、大きな出費を避けるためにも注目すべきではないでしょうか。

おすすめのミニバンについて詳しく知りたい方はこちら

ミニバンのハイブリッドモデルの選び方

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ミニバンのハイブリッドモデルを選ぶなら、3つのポイントに注目すると適した1台を見つけやすくなります。

  • 燃費性能
  • ボディサイズ
  • 乗り心地

上記3つのポイントについて取り上げて、選び方を解説してみました。

燃費性能

1つ目は「燃費性能」です。

ミニバンであっても車を走らせることに変わりないため、当然のように燃料を消費します。ハイブリッドシステム搭載車であっても、電気自動車(BEV)とは異なりガソリンの使用が求められます。

乗車可能人数が多く、車両重量が重くなりがちなミニバンでは、ハイブリッドシステムを搭載しているのはメリットが強く、燃料代を抑えるのに効果的です。ガソリンエンジン単体での燃費性能は平均で10km/Lであるのが、ハイブリッドシステムを搭載した車両では15km/L程度まで引き上げられるでしょう。

同じハイブリッドシステムでも、車種ごとに特性が異なるため、その点も加味して車種選びを進めるとよさそうです。

ボディサイズ

2つ目は「ボディサイズ」です。

1つ目の燃費性能でも解説しましたが、乗車可能人数が多めとなっている分車体が大きく車両重量も重くなりがちです。

しかし一方で、コンパクトカーやミドルサイズ以下のセダンハッチバックにも匹敵するほどの小さなボディサイズでも、6名乗車や7名乗車が可能となる車種も市販されています。

大人数で乗らないならコンパクトサイズのミニバンがおすすめ!

家族連れで子どもがまだ幼い、あるいは6名以上の複数人乗車は稀であるなら、コンパクトサイズのミニバンがおすすめとなるでしょう。

ニッチな分類となりますが、現在でも2つのモデルが市販されており、いずれもハイブリッドシステムを搭載したグレードを備えています。

乗り心地

3つ目は「乗り心地」です。

同じハイブリッドシステム搭載車でも3つの仕組みが存在しており、車種ごとに採用している形式が異なるため、乗り心地を左右してきます。

  • シリーズ方式:エンジンで発電したエネルギーをバッテリーへ蓄えて、そのエネルギーを駆動用モーターへ供給して車を走らせる
  • パラレル方式:エンジンが主体で走行しているが、加速時に駆動用モーターがサポートして燃費性能の向上に貢献する
  • スプリット方式:走行状態に応じて、エンジンと駆動用モーターを使い分けて走行する

“切り替えのつなぎ目”を感じずに快適なドライブを楽しめる

近年はハイブリッドシステムの開発が進み、エンジンと駆動用モーターを使い分けて走行する「スプリット方式」でも“切り替えのつなぎ目”を感じずに快適なドライブを楽しめるようになりました。しかし、ガソリンエンジン単体や他のハイブリッドシステムと比べて、独特の感覚に戸惑うかもしれません。

購入を検討する際、ディーラーで試乗車をテストしてみたり、レンタカーで検討している車種を借りてみたりと、ハイブリッドシステムの特性をチェックしてみるとよさそうです。

ミニバンとは?特徴や種類など解説!

ミニバンのハイブリッドモデル人気おすすめランキング

第9位:スズキ ランディ

スズキ ランディ(2022年)

スズキランディの公式サイトはこちら

「ランディ」は、スズキが販売している3列シートミニバンです。他社からOEM供給を受けているモデルとなりますが、2022年に登場した4代目からはトヨタよりOEM供給を受けています。

4代目では、新たにハイブリッドシステム仕様がラインナップ。1,800ccのガソリンエンジンに先進の電動モジュールを搭載し、エネルギー効率の最適化を図っています。WLTCモード燃費は23.2km/L(グレード「HYBRID G」2WD仕様)と優れた数値を発揮しており、近年登場したミニバンでは一歩抜けている性能が特徴です。

スズキ ランディの主なスペック(ハイブリッド仕様)

  • 【全長×全幅×全高】4,695mm×1,730mm×1,845mm
  • ホイールベース】2,850mm
  • 【車両重量】1,650~1,700kg
  • 【WLTCモード燃料消費率】22.0~23.2km/L
  • トランスミッション】電気式CVT
  • 【駆動方式】2WD(FF)/4WD
  • 【乗車定員】7名
最新「ランディ」中古車情報
本日の在庫数 60台
平均価格 141万円
支払総額 32~404万円

第8位:トヨタ ヴェルファイア

トヨタ ヴェルファイア(2021年)

トヨタヴェルファイアの公式サイトはこちら

ヴェルファイアは、トヨタのラージサイズミニバンです。クールかつダイナミックな外観デザインにより、一目惚れするユーザーが多い車種となっています。

ヴェルファイアに採用されているハイブリッドシステムは、「E-Four」と呼ばれる4WDシステムを土台とし、2,500ccのガソリンエンジン、前後に1基ずつ配置した駆動用モーターが備わった高出力仕様です。WLTCモード燃費は14.8km/Lと、車両重量が2,000kgを超えるボディでありながら抜群の性能を発揮します。

トヨタ ヴェルファイアの主なスペック(ハイブリッド仕様)

  • 【全長×全幅×全高】4,935mm×1,850mm×1,950mm
  • 【ホイールベース】3,000mm
  • 【車両重量】2,150kg
  • 【WLTCモード燃料消費率】14.8km/L
  • 【トランスミッション】電気式CVT
  • 【駆動方式】4WD(E-Four)
  • 【乗車定員】7名
最新「ヴェルファイア」中古車情報
本日の在庫数 3465台
平均価格 243万円
支払総額 40~1,224万円

第7位:ホンダ ステップワゴン

ホンダ ステップワゴン(2022年)

ホンダステップワゴンの公式サイトはこちら

「ステップワゴン」は、ホンダのミドルサイズミニバンです。1996年に登場した初代は、後のミニバン人気に繋がるRVブームの立役者でもあり、手頃な予算で購入できる多人数乗車モデルとして定着しました。

2022年に登場した6代目・現行型では、5代目に引き続き「e:HEV」と呼ばれる2モーターハイブリッドシステムを採用。駆動用モーターのみを使った走行モードを基本としつつ、山坂道や高速道路で快適な走りを味わえるのが特徴です。

ホンダ ステップワゴンの主なスペック(ハイブリッド仕様)

  • 【全長×全幅×全高】4,800~4,830mm×1,750mm×1,840~1,845mm
  • 【ホイールベース】2,890mm
  • 【車両重量】1,810~1,840kg
  • 【WLTCモード燃料消費率】19,5~20.0km/L
  • 【トランスミッション】電気式CVT
  • 【駆動方式】2WD(FF)
  • 【乗車定員】7~8名
最新「ステップワゴン」中古車情報
本日の在庫数 1659台
平均価格 212万円
支払総額 22~552万円

第6位:トヨタ シエンタ

トヨタ シエンタ(2022年)

トヨタシエンタの公式サイトはこちら

「シエンタ」は、トヨタのコンパクトサイズミニバンです。2022年に登場した3代目・現行モデルは、歴代モデルでキャッチコピーに掲げてきた“コンパクトカーの運転のしやすさ”と“ミニバンの利便性”を掛け合わせた車種となっています。

シエンタに搭載されているハイブリッドシステムは「シリーズパラレル式」と呼ばれる方式を採用。“ダイナミックフォース”と銘打った燃費性能に貢献するガソリンエンジンと駆動用モーターを組み合わせて、快感のある走りも味わえる仕様です。

トヨタ シエンタの主なスペック(ハイブリッド仕様)

  • 【全長×全幅×全高】4,260mm×1,695mm×1,695~1,715mm
  • 【ホイールベース】2,750mm
  • 【車両重量】1,330~1,370kg
  • 【WLTCモード燃料消費率】28,2~28.8km/L
  • 【トランスミッション】電気式CVT
  • 【駆動方式】2WD(FF)/4WD(E-Four)
  • 【乗車定員】5~7名
最新「シエンタ」中古車情報
本日の在庫数 3068台
平均価格 157万円
支払総額 19~405万円

第5位:日産 セレナ

日産 セレナ(2022年)

日産セレナの公式サイトはこちら

「セレナ」は、1991年に初代が登場して以降、日産の屋台骨を支えてきたミドルサイズミニバンです。

2022年に登場した現行・6代目モデルでは、“第2世代”と銘打ったシリーズ式ハイブリッド「e-POWER」を搭載しているグレードをラインナップしています。1,400ccのガソリンエンジンはエネルギー発電用に役割を絞り、発電したエネルギーを使って駆動用モーターを動かし走行させる仕組みを採用。

WLTCモード燃費はおよそ18km/Lから20km/Lと及第点の数値をマークしており、今後の進化に注目が集まります。

日産 セレナの主なスペック(ハイブリッド仕様)

  • 【全長×全幅×全高】4,690~4,765mm×1,695mm~1,725mm×1,870mm
  • 【ホイールベース】2,870mm
  • 【車両重量】1,790~1,850kg
  • 【WLTCモード燃料消費率】18,4~20.6km/L
  • 【トランスミッション】CVT
  • 【駆動方式】2WD
  • 【乗車定員】8名
最新「セレナ」中古車情報
本日の在庫数 8147台
平均価格 177万円
支払総額 18~519万円

第4位:トヨタ ヴォクシー

トヨタ ヴォクシー(2022年)

トヨタヴォクシーの公式サイトはこちら

ヴォクシーは、トヨタのミドルサイズミニバンです。2001年に初代が登場して以降、長く人気車種の座をキープしています。

2022年に登場した現行・4代目は、ハイブリッドシステムを搭載したグレードがラインナップの中心です。1,800ccのガソリンエンジンにシリーズパラレル式の制御を加えた結果、WLTCモード燃費で23.0km/Lの優れた数値を発揮します。

トヨタ ヴォクシーの主なスペック(ハイブリッド仕様)

  • 【全長×全幅×全高】4,695mm×1,730mm×1,895~1,925mm
  • 【ホイールベース】2,850mm
  • 【車両重量】1,640~1,670kg
  • 【WLTCモード燃料消費率】23.0km/L
  • 【トランスミッション】電気式CVT
  • 【駆動方式】2WD(FF)/4WD(E-Four)
  • 【乗車定員】7~8名
最新「ヴォクシー」中古車情報
本日の在庫数 5986台
平均価格 212万円
支払総額 20~571万円

第3位:トヨタ アルファード

トヨタ アルファード(2021年)

トヨタアルファードの公式サイトはこちら

「アルファード」はトヨタのラージサイズミニバンです。2002年に登場した初代で、当時では珍しかったハイブリッドシステム搭載車をラインナップに加えるなど、環境対策への意識が高かった車種です。

2015年に登場した3代目でも、引き続きハイブリッドシステム搭載グレードをラインナップ。4WDシステム「E-Four」の駆動方式に絞り、2,500ccガソリンエンジンとシリーズパラレル式ハイブリッドシステムの組み合わせで、WLTCモード燃費は14.8km/Lを達成しています。

ガソリンエンジンの力強さに加えて、車体前後に1基ずつ備えた駆動用モーターのパワーが心地よい加速とクルージングに貢献する、快適な走りが特徴です。

トヨタ アルファードの主なスペック(ハイブリッド仕様)

  • 【全長×全幅×全高】4,945~4,950mm×1,850mm×1,950mm
  • 【ホイールベース】3,000mm
  • 【車両重量】2,090~2,240kg
  • 【WLTCモード燃料消費率】14.8km/L
  • 【トランスミッション】電気式CVT
  • 【駆動方式】4WD
  • 【乗車定員】7~8名
最新「アルファード」中古車情報
本日の在庫数 3904台
平均価格 370万円
支払総額 45~1,921万円

第2位:トヨタ ノア

トヨタ ノア(2022年)

トヨタノアの公式サイトはこちら

「ノア」は、“日本の家族に愛される”をテーマにファミリー向けに開発したトヨタのミドルサイズミニバンです。

2022年にフルモデルチェンジで誕生した現行・4代目でも、歴代モデルを踏襲したハイブリッドシステム仕様をラインナップしています。1,800㏄の直列4気筒ガソリンエンジンにシリーズパラレル式ハイブリッドシステムを組み合わせているのが特徴。

WLTCモード燃費は23.4km/Lとなり、同じミドルサイズミニバンではトップクラスの数値をマークしているのは注目すべきでしょう。

トヨタ ノアの主なスペック(ハイブリッド仕様)

  • 【全長×全幅×全高】4,695mm×1,730mm×1,895~1,925mm
  • 【ホイールベース】2,850mm
  • 【車両重量】1,630~1,670kg
  • 【WLTCモード燃料消費率】22,0~23.4km/L
  • 【トランスミッション】電気式CVT
  • 【駆動方式】2WD(FF)/4WD(E-Four)
  • 【乗車定員】7~8名
最新「ノア」中古車情報
本日の在庫数 3230台
平均価格 215万円
支払総額 19~626万円

第1位:ホンダ フリード

ホンダ フリード(2022年)

ホンダフリードの公式サイトはこちら

「フリード」は、ホンダのコンパクトサイズミニバンです。「ちょうどいい」のキャッチコピーを掲げて、市街地でもレジャーでも使いやすいモデルとして多くのユーザーに好かれています。2022年度上半期のミニバン販売台数で首位となった実績があります。

フリードに使用されているハイブリッドシステムは「SPORT HYBRID i-DCD」です。アトキンソンサイクル仕様の1,500cc「i-VTEC」エンジンと、デュアルクラッチトランスミッションを搭載して、WLTCモード燃費は20.9km/Lの数値をマークしています。

ホンダ フリードの主なスペック(ハイブリッド仕様)

  • 【全長×全幅×全高】4,265mm×1,695mm×1,710~1,735mm
  • 【ホイールベース】2,740mm
  • 【車両重量】1,410~1,520kg
  • 【WLTCモード燃料消費率】19.8~20.9km/L
  • 【トランスミッション】電気式CVT
  • 【駆動方式】2WD(FF)/4WD
  • 【乗車定員】6~7名
最新「フリード」中古車情報
本日の在庫数 2679台
平均価格 149万円
支払総額 18~337万円

燃費の良いミニバンについて詳しく知りたい方はこちら

ミニバン選びではハイブリッド以外に5ナンバーも注目

日産 セレナ AUTECH(2022年)

今回は、ミニバン選びを進めるならハイブリッドシステム搭載車に注目すべきと取り上げてきましたが、その他にも注目すべきポイントがあります。

日本の道路事情にマッチした「5ナンバーサイズ」のミニバンにも注目です。近年では、モデルチェンジごとにボディサイズの拡大が進み、「3ナンバー登録」となるミニバンが増えています。

しかし、2022年11月に登場した日産 セレナの新型・6代目は、全長を4,700mm以下、全幅を1,700mm以内に収めた5ナンバーサイズで登場し話題となっています。

細い路地や幅に余裕のない駐車場が日本の各地に存在しており、困難なシチュエーションでの運転でも苦手意識なくドライブできるよう工夫されているようです。

従来から生産・販売されているホンダ フリードやトヨタ シエンタとともに、セレナを含めた5ナンバーサイズのミニバンにも注目すべきではないでしょうか。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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