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自動車運転免許返納のメリット・デメリットは?

ここ数年で⾼齢者による交通事故のニュースが増え、その影響で運転免許証の⾃主返納を希望する⾼齢者も増加しています。運転免許証を返納するメリットやデメリットについて解説します。

免許を返納するメリット

身分証明として運転経歴証明書が貰える

運転免許証を⾃主返納した⼈は、「運転経歴証明書」の交付を申請できます。運転経歴証明書は、運転免許証と同じように公的な本⼈確認書類として使⽤できます。運転免許証返納後も、すぐに有効な⾝分証明書をもらうことができるので安心です。

ただし、交通違反などで免許取消しになってしまった⽅や、⾃主返納から5年以上経ってい
る⽅は、運転経歴証明書の交付を受けることができませんので注意が必要です。

免許返納者には各種特典がある

近年では国内の各市町村や⺠間事業者による、免許返納者へのさまざまな⽀援サービスもおこなわれています。外出や買物時に便利に利⽤できる「タクシー利⽤券」や、「コミュニティバスの回数券」などの交通費の割引サービス、その他にもデパートやスーパーの配達便の割引や、宿泊施設や飲⾷店などさまざまな店舗の割引など、そのサービスは多岐に渡っています。

現在、国をあげて⾼齢者の運転免許証⾃主返納を進めていますので、この先もさまざまなサービスが追加されたり、さまざまな⺠間事業者が参⼊してくるでしょう。

各種サービスの例を挙げてみます。

首都圏内の三越伊勢丹→自宅への配送無料
一般社団法人東京都個人タクシー協会→タクシー乗車料金10%割引
メガネスーパー→メガネ、コンタクトレンズ、補聴器の15%割引
IMSグループ→全額自費による人間ドックを特別料金で受診可能
東京シティ信用銀行→免許証返納定期(店頭金利+0.05%)を1年間利用可能

免許を返納したときのデメリット

公共の交通機関が少ない地域は不便

運転免許証を返納した際のデメリットは、今までのように⾞で外出できなくなることです。とくに公共の交通機関が整っていない地域ほど、運転免許返納前後の差を実感してしまいます。

今すぐに免許返納が難しい場合は、現在の自分の運転技術や判断力をサポートしてくれる安全装備を車に搭載し、安全運転ができる環境を整えましょう。

また、原動機付自転車(原付きバイク)を利用している方は、まずは普通自動車免許のみを返納する「運転免許の一部返納」を行うという方法もあります。最近は高齢者ドライバーの運転免許返納後の移動手段として電動椅子も注目されていますので、自分の運転技術や判断力に合わせた移動手段に変更する方法も視野に入れておきましょう。

判断力や記憶力が衰える可能性も

⾼齢者の⽅が運転免許証を返納し⾞の運転をしなくなったことで、判断⼒や記憶⼒が低下したり、最悪の場合認知症が急に進んでしまったという事例もあります。

その分、規則正しい生活や頭を使うような仕事や趣味を続けたりすることで、認知症の予防を心がけましょう。また頭を使うだけでなく、散歩やウォーキングなどで体を動かすことも効果的と言われています。

免許返納について家族と話し合いを!

運転免許証を返納するかどうかは、それぞれの⼈の⽣活環境によって⼤きく異なるものです。今回取り上げたメリット、デメリットを参考にご⾃⾝に当てはめ、家族で話し合いの機会を作っていただくのはいかがでしょうか︖

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