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シトロエンC3エアクロスSUV 新型試乗会レポート|運転とオシャレ好きな人にオススメ

ポップでタフで便利で、それでいてコンパクト

2019年で創業100周年を迎えたフランスの自動車メーカーCITROËNから、新型SUV「C3 AIRCROSS SUV(シー・スリー・エアクロス)」がデビュー。国内発売は7月16日からとなり、すでに販売は好調な滑り出しとなっているようです。

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社がメディア向けに試乗会を開催。山中湖から山へ入った辺りで試乗したレポートをお届けします。

プジョー・シトロエン・ジャポンは新型C3エアクロスSUVのことを「ポップでタフで便利で、それでいてコンパクト」というフレーズで打ち出していました。試乗後の感想は、まさしくそれ。シトロエンらしいコンパクトSUVでした。

「C3」と「C3 AIRCROSS SUV」を比較

シトロエンC3 セントジェームス

CITROËN C3 Saint James

↑ こちらは2016年にフルモデルチェンジし3代目となったシトロエン C3。画像のモデルはシトロエン100周年を記念した特別仕様車「Saint James」。その名とおりフランスのアパレルブランド、セント・ジェームスとのコラボです。詳しくは下記の記事をご覧ください。

スマートニュース、LINEニュースなどのアプリでは、リンクやYouTubeなどの表示がされませんので、この画面下部にあるオリジナルサイトへのリンクからご覧ください。

ボディの横っ腹にある「エア・バンプ」。空気の入ったウレタン素材のプロテクターが特徴的です。

シトロエンC3エアクロスSUV

CITROËN C3 AIRCROSS SUV

新型C3エアクロスSUVには、エアバンプがなくなりました。C3とC3エアクロスSUVのデザインは似ていますが、ここが最も大きな違いとなります。

プジョー・シトロエン・ジャポンの製品担当へ以前の発表会のとき、なぜエアバンプがなくなったのかを伺ったところ「既にラインナップされているC3とはしっかりとした差別化をしたかった」とのことでした。シトロエンは昔から革新的な技術を次々に採用する個性豊かな自動車メーカーですが、適当ではないと判断したものは伝統的に採用されていたものでもあっさり捨ててしまう潔さもあり、シトロエンをよく知る人には、あぁなるほどと共感できる一面ではないでしょうか。

ボディサイズを比較

シトロエンC3エアクロスSUV

試乗会での製品説明スライド

フレンチ・コンパクトのC3よりもちょこっと大きなC3エアクロスSUV

大雨の悪路を走ってみた!

試乗会のときはあいにくの断続的な大雨。プジョー・シトロエン・ジャポンは、狭く凸凹の山岳路の試乗コースをおすすめしてきました。(他の試乗コースもありましたが、筆者はこれを選択)

オシャレ・コンパクトSUVにしては元気な走り。サスペンションのストロークはたっぷり目。サスペンションやタイヤの動きと音と振動がドライバーへ不快なくわかるように伝わってきます。全く静かで、ひたひたと振動もなく走る味付けのクルマも少なくないですが、運転が好きな人には物足りないでしょう。しかし、シトロエンC3エアクロスSUVは、しっかりと運転している感、走っている感を味わえ、気持ちよくドライブできます。

コースはぐねぐね曲がった細い山道、荒れた舗装路から未舗装路へ。タイヤとサスペンションがきちんとお仕事している感が伝わってきます。悪路での乗り心地は楽しく快適。ハイスペックエンジンではありませんが、急な坂でもアクセルを踏み込めば、ぐいぐいと登りエンジンの回転の鳴りが嬉しく感じます。

シトロエンC3エアクロスSUV

CITROËN C3 AIRCROSS SUV

エンジンは「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」を4年連続受賞した、1.2Lの3気筒「PureTech」ガソリンエンジン。ダウンサイジングターボです。クルマを知ってる方からは1気筒足りない感の声が聞こえてきますが、全く問題なし。元気に回って踏めば結構速いんです。フランス人はモタモタするのが嫌いと、プジョー・シトロエン・ジャポンの開発担当のお話を伺ったことがあります。シトロエンC3エアクロスSUVは、モタモタしません。

「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」イギリスの出版社が主催する世界的に権威のある選考会。

ちょっとウンチクを語りますと……自動車の内燃機関(エンジン)で最も効率が良いのは1気筒=500cc前後、400~600ccとなるようです。フェラーリやかつてのメルセデス・ベンツなどのV型12気筒エンジンが6,000ccクラス、6気筒は3,000cc、V型8気筒で4,000ccあたりが多いのはこのため。現在、直列4気筒2.0Lがやたらと多いのも頷ける。シトロエンC3エアクロスSUVに搭載されるエンジンの1気筒あたりの排気量は、399.66666666…cc。(総排気量は1,199cc)

トランスミッションは6速AT。きちんと変速したことがドライバーにわかるようになっています。人によっては変速ショックが…と気になるかも知れませんが、小気味よくギアが変わるのを体感しながら運転するのは楽しいものです。フランス人はマニュアル車が好み、というお話も開発担当から聞きました。マニュアルっぽさをあえて少し残したのかも知れませんね。

大雨に打たれながら山を抜けて西湖へ。

小雨になったので外装パーツや内装を大急ぎで撮影。

カラーコンビネーションは40種

シトロエンC3エアクロスSUV

試乗車のボディカラーは「スパイシーオレンジ」、シルバーのカラーパック。

シトロエンC3エアクロスSUV

「SHINE」グレードに標準装備されるバイトーンルーフ。ナチュラルホワイトとインクブラックの2色から選べます。ボディカラーの選択肢の豊富さ、今のクルマ選びには大切な要素です。

実用性十分な内装。オシャレです。

シトロエンC3エアクロスSUV

ドライバー視点で撮影

シトロエンC3エアクロスSUV

ドライバー視点で撮影

シトロエンC3エアクロスSUV

ファブリックで加飾。エアコン吹き出し口の差し色もオシャレ。

シトロエンC3エアクロスSUV

ドライバー視点で撮影

シトロエンC3エアクロスSUV

試乗車の「SHINE パッケージ 」は悪路走行性能を高める、グリップコントロールを装備(画像中央のダイヤル)。急な下り坂も安心なヒルディセントコントロール付き。ダイヤルを回して、ノーマルモード、スノーモード、マッドモード、サンドモード、オフモード(横滑り防止装置=ESCオフ)に切り替え。FFでもよほどハードなオフロードでなければ走破できるようにしたとのこと。シトロエンはC3をベースにした車両でWRC(世界ラリー選手権)に参戦。その技術が市販車にもフィードバックされているよう。

シトロエンC3エアクロスSUV

試乗車の「SHINE パッケージ 」は悪路走行性能を高める、グリップコントロールを装備(画像中央のダイヤル)。急な下り坂も安心なヒルディセントコントロール付き。ダイヤルを回して、ノーマルモード、スノーモード、マッドモード、サンドモード、オフモード(横滑り防止装置=ESCオフ)に切り替え。FFでもよほどハードなオフロードでなければ走破できるようにしたとのこと。シトロエンはC3をベースにした車両でWRC(世界ラリー選手権)に参戦。その技術が市販車にもフィードバックされているよう。

シトロエンC3エアクロスSUV

後席は6:4分割。大きな荷物も積みやすい。アウトドアもOK。

安全装備もちゃんとついてます。

いわゆる緊急自動ブレーキシステム「アクティブセーフティブレーキ」、ハイビームとロービーム自動切り替えのヘッドライトなどの先進安全装備もしっかりとついてます。安心です。

車間距離を自動で保ってくれるアダプティブクルーズコントロールは装備されませんが、定速走行ができるクルーズコントロールがついています。運転好きなら、自分で走りたいですよねぇ…と思いますが、プジョー・シトロエン・ジャポンさん、次のバージョンアップでアダプティブクルーズコントロールをつけてもらえると、より長距離ドライブを楽しめるかと思いますので、ぜひ装備をご検討いただければ……

300万円を切るお買い得な価格設定

シトロエンC3エアクロスSUVのグレード構成はシンプルに3つ。(表記の価格は8%税込)

FEEL(フィール):259万円
SHINE(シャイン):274万円
SHINE PACKAGE(シャイン・パッケージ):297万円

ちなみに、ホンダ N-BOXカスタム G・EXターボ ホンダセンシング 4WDは、208万円。個々のカーライフや価値観の違いがあるので並列で対比させるのはナンセンスですが、軽トールワゴンの上級グレードと比較すると、お得な感じがするのではないでしょうか?

※試乗車のボディカラー「スパイシー オレンジ」は特別塗装色で48,600円の有料オプション。

試乗時間は2時間。あっという間に終わってしまいました。天気が悪いですが、悪条件でも不安なく走れる「ポップでタフで便利で、それでいてコンパクト」なシトロエンC3エアクロスSUVでした。次回は広報車をお借りして、長距離ドライブをレポートしたいと思います。

スペック等詳細は下記の公式ホームページをご覧ください。

シトロエンC5エアクロスSUVにも緊急試乗!

シトロエンC3エアクロスSUVの試乗会では、先に発売開始されたシトロエンの歴史の中で初のSUVとなった「C5エアクロスSUV」に緊急試乗!

プジョー・シトロエン・ジャポンの広報担当の方と一緒にランチをいただいているときのお話で、シトロエンC5エアクロスSUVの広報車の走行距離が5,000kmを超え、足回りがこなれてとても良くなったとのこと。筆者は1,000km台での試乗でレポート済でしたが、あの乗り心地がさらに良くなったと聞いて乗らないわけにはいかない!となり、当初予約していなかったのですが、ちょうど空きが出たので、C3エアクロスSUVと同じ山道コースを試乗させていただきました。こちらのレポートは、下記のC5エアクロスSUV試乗レポートに追記しました。

ちなみに、ランチはステーキをごちそうになりました。

メディア向け試乗会の前後にお食事がつくことは珍しくありません。プジョー・シトロエン・ジャポンさんは、いつもフランス流のおもてなしなのでしょうか、オシャレでおいしいお料理をご用意していらっしゃいます。ごちそうになりました。


撮影・文:MOBY編集部 宇野 智

この記事の執筆者

宇野 智(MOBY)この執筆者の詳細プロフィール

MOBY編集長。小学生時代の休日は自転車でディーラーを回る「カタログ少年」TVより諸元表を見ながらの食事を好んでいた。クルマの他、鉄道、航空機、船舶も愛する。...

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