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【陸上自衛隊の車】軽装甲機動車:LAV「ライトアーマー」をレポート!内装の撮影ができない理由とは?

2019年5月25日、26日に東名高速道路、足柄サービスエリアで開催された「東名高速全線開通50周年イベント」。そこには陸上自衛隊が軽装甲機動車を出展。その車両を撮影、説明員の自衛隊員に伺ったお話とあわせてレポートします。

略称はLAV、愛称はライトアーマー。

陸上自衛隊と航空自衛隊に配備されている、軽装甲機動車の略称は「LAV」(Light Armoured Vehicle)、愛称は「ライトアーマー」。軽装甲機動車とは、主に隊員の移動のために使用される車両で、砲弾が外装を貫通することを防ぐ装甲が施されています。「軽」とつくのは、平たくいえばその装甲が軽めのもの。

軽装甲機動車のスペック。排気量は5.2L

全長:4.4m
全幅:2.04m
全高:1.85m
車両重量:4.5t
乗車定員:シートは4名。プラス上面ハッチを開けて機関銃手が座れば計5名。
最高速度:時速100km
エンジン:水冷4サイクルディーゼルエンジン
エンジン排気量:5,200cc
最高出力:160馬力
トランスミッション:4速AT
燃料満タン時の航続距離(行動距離):約500km

軽装甲機動車はコマツ製

軽装甲機動車は、コマツ(小松製作所)が製造。

タフの足回り。腹もタフ。

自衛隊の車 軽装甲機動車

フロントサスペンションはダブルウィッシュボーン。もちろん4WD。

自衛隊の車 軽装甲機動車

フロントサスペンション下部。いかにも頑丈。腹をどれだけ打ちつけても大丈夫そう。

自衛隊の車 軽装甲機動車

リアサスペンションはセミトレーリングアーム式。

自衛隊の車 軽装甲機動車

リアサスペンション下部。

22.5インチ。ブリジストン製のスタッドレスタイヤ。タイヤサイズイズは、275/70R22.5。

軽装甲機動車はサンルーフを装備。機関銃を撃てます。

自衛隊の車 軽装甲機動車

軽装甲機動車のルーフにあ2つに割れる扉を装備。開放感あふれるサンルーフの足元はしっかりと台が。内装は撮影禁止なのでご想像を。

自衛隊の車 軽装甲機動車

切れ目の入った鉄板は機関銃を置くためのもの。

軽装甲機動車のルーフは上面ハッチがあり、そこから5.56mm機関銃MINIMI、01式軽対戦車誘導弾などの武器が使えるようになっています。これは、敵を攻撃するというより、移動する車内の隊員を守るためが主な目的とのこと。

AT限定免許でも運転できる軽装甲機動車

自衛隊の車 軽装甲機動車

軽装甲機動車は右ハンドル。

軽装甲機動車は右ハンドル、そしてAT。一般の人がこれを公道で乗ることはできませんが、運転技術だけでいえば、AT限定免許でも運転できるとのことです。内装は撮影禁止ですが、一昔前の乗用車によくあった黒色のATシフトレバーを目で確認できました。

内装は撮影禁止。その理由とは?

取材中、内装を撮影をしようとすると自衛隊員から「撮影禁止です」とやや険しい顔つきで注意されました。その理由を尋ねると、「内装の写真から、装甲が何ミリの弾で抜けるかなどの情報がわかってしまう」とのこと。外見の撮影については全く問題なし。そもそも展示されていますし、軽装甲機動車は一般道、高速道路を普通に走っており、機会さえあれば誰でも見ることができます。

ちなみに、自衛隊員はこれに乗ってコンビニに寄ることもあるとのこと。


取材レポート・撮影:宇野 智(MOBY)

この軽装甲機動車を展示していたイベントは、東名高速全線開通50周年を記念してのもの。この他のイベントレポートは下記からご覧ください。

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