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【ランボルギーニ LM002】SUVという言葉がなかった時代の名車は驚愕のスペックを誇る

80年代から90年代に販売されたランボルギーニ初のSUV「LM002」が、コンコルソデレガンツァ京都2019に出展されました。LM002が披露されたのは同コンクールのランボルギーニ特別企画。レアな取材画像を交えLM002の詳細を紹介します。

ランボルギーニというメーカーの歴史

ランボルギーニ LM002 コンコルソデレガンツァ京都2019

コンコルソデレガンツァ京都2019に出展されたランボルギーニ LM002のハンヴィーらしい屈強なフロント周り

ランボルギーニは1963年に創業されたイタリアのカーメーカー。世界でも著名なスーパーカーを開発・製造することで知られます。

創業者はフェルッチオ・ランボルギーニ。トラクター・ボイラー・エアコンなどを自社開発することで巨万の富を得ました。

当初はカー収集に熱を入れますが、自らが優秀な技術者で車好きでもあった彼は、徐々にそれだけでは収まらず市販車第1号となるGT350を誕生させたのです。

その後は、1960年代にはミウラ、1970年代にはカウンタックを次々と発表。スーパーカーとしては驚異的な販売台数を記録し、日本でもスーパーカーブームを巻き起こした中心的メーカーです。

LM002はランボルギーニ初の先鋭的なSUV

ランボルギーニ LM002 コンコルソデレガンツァ京都2019

ランボルギーニSUV第1号となるLM002。出展されたモデルはLM002アメリカーナ

唯一のSUV現行モデル「ウルス」

ランボルギーニにはSUV現行モデルとして、同社がSSUV(スーパーSUV)と呼ぶ「ウルス」が存在します。しかし、ランボルギーニSUVの第1号となるのは1986年にデビューしたLM002です。

LM002は、アルミ製ドア・FRP仕様のアウターパネル・鋼管スペースフレームのボディに、カウンタックエンジンをオフロード仕様に改良した屈強なSUVで、その起源は「米軍向け高機動多用途装輪車両」となるいわゆるHMMWV=ハンヴィー用に開発されたチーターがベース。

モデルバリエーションには、ハイルーフを備えた7人乗りのLM002エステートと、ボディ後部がトランクあるいはエクストラとなるLM002アメリカーナがラインナップしています。

愛称「ランボーランボ」と呼ばれるLM002。その由来はLM002が多くのアクション映画に登場したことからランボーにちなんで命名されたものです。

ランボルギーニ LM002のスペックは驚異的

ランボルギーニ LM002 コンコルソデレガンツァ京都2019

ボンネット中央には収まりきれないエンジンを覆う膨らみとなるパワーバルジが見てとれる

ランボルギーニ LM002 コンコルソデレガンツァ京都2019

タイヤは純正品ではパンクしても走行可能なピレリ製専用品。出展車はBFグッドリッチのオールテレーンタイヤに履き替えられている

LM002は、やはりランボルギーニの名にふさわしく、スペックも驚異的。
エンジンは、カウンタック5.2L V型12気筒4バルブいわゆる「クアトロバルボーレ」を改良。砂漠にも対応可能となるようエアクリーナー、酷暑にも耐えられるようラジエターも大型化されました。

最高出力は450PS/6,800rpm、最大トルクは51.0kgm/4,500rpmを達成。2.7トンの車重で最高速度206km/hの実力をもちます。
ちなみに、同時期に発売されたフェラーリのスーパーカー・テスタロッサの欧州モデル公称最高出力は390PS/6,300rpm。LM002の運動性能の高さがうかがい知れるというものです。

屈強な外観にくらべ内装はゴージャスで、トリム・インパネには本杢目を使用。シートには上質なイタリアン本革レザーが、足元は厚みのあるカーペットまでが装備されています。

ランボルギーニ LM002の相場価格は?

ランボルギーニ LM002 コンコルソデレガンツァ京都2019

後部は荷台或いはエクストラで2人乗車可能となる

ランボルギーニ LM002 コンコルソデレガンツァ京都2019

リアも決して裏切らない屈強さ

ランボルギーニ LM002は稀少車であるため、そうそう市場に出回ることはありません。

しかし、参考までに過去に市場に出回った際には、フルレストアされたLM002で約4,500万円であったようです。

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この記事の執筆者

石黒 真理この執筆者の詳細プロフィール

旧車、ノスタルジックカーを愛する自動車ライター。趣味は読書と、天気のいい日のドライブ。気分転換はたいてい車を運転します。今までの愛車は、マツダ・サバンナRX-7、ルーチェ、シトロエン・エグザンティア、サーブ900などです。...

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