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【仮免許試験】技能試験の内容とは?仮運転免許許取へのポイントも解説!

仮免許技能試験の内容について解説します。仮免許試験は公道での実地教習を受けるために必要な試験であり、本免許取得までの大きなターニングポイント。卒業技能試験よりも難しいとの意見もある仮免許技能試験をクリアするための採点基準とポイントを指南します。

仮免許の技能試験とは?

仮免許受験までに必要な技能・学科時限数
MTAT
第一段階 技能必要時限数15時限12時限
第一段階 学科必要時限数9時限9時限

仮免許試験は、第二段階の公道での実地教習を受けるための試験。仮免許を取得するためには、学科試験と技能試験に合格する必要があります。学科試験は、これまで学んだ車の運転に関する知識をペーパーテストではかるための試験。技能試験は、車を運転するうえで必要な操作と知識の総合的な技術が試される試験です。

仮免許学科試験については下記リンクで詳しく解説しています。

技能試験の内容と採点項目

仮免技能試験は、教習所構内を公道に見立て、これまでの技能試験で培った運転技術と知識がしっかりと備わっているかを確認するための試験。同乗した試験官による減算方式の採点で合否が決定します。

試験内容は、持ち点が100点の状態でスタート。コースを周回しながら基本的な運転動作と安全確認・優先判断能力を審査し、坂道発進・踏切通過・S字・クランクなどの各採点セクションをこなすなかで、ふさわしくない行為が見受けられた場合に減点されます。

70点を下回った時点で不合格となるため、うまく操作できるかよりも、いかにミスを少なくできるかが重要です。

試験中の減点対象となる行為は、あらかじめ点数化されています。試験官はそれにしたがって採点を行うため、採点項目ごとの減点数がわかれば、どのようなポイントに注意すべきかがはっきりとわかるでしょう。

安全措置・運転姿勢

・10点
シートベルトを着用しない
・5点
乗車時・降車時の安全措置を怠る(ドア開閉・ミラー類・操作器具の確認など)
乗車姿勢の調整を怠る(シート前後位置・バックレスト角度・ステアリング位置)

発進

・20点
中程度の逆行(坂道発進で約50cm〜1mの後退)
・10点
小程度の逆行(坂道発進で約30cm〜50cmの後退)
・5点
発進手間どり・急発進・空ぶかしなどアクセル操作の不適

速度維持

・10点
指定速度への未達・速度超過

安全確認

・10点
不確認(発進時・後退時・巻き込み防止・交差点・踏切・後方・降車時など)

合図

・5点
方向指示器の使い方(発進合図・車線変更合図・右左折合図のタイミング、出し忘れ、戻し忘れなど)

制動

・20点
カーブ前の制動ブレーキが早すぎる・急ブレーキなどの危険な制動
・10点
カーブ前の制動がやや早すぎる・危険ではないが乗員が不快に思う制動
・5点
エンジンブレーキ使用タイミングの不適
クリープ走行速度の不適

ハンドル

・20点
ハンドル操作による車両のふらつき
・10点
急ハンドル

車体感覚

・20点
脱輪
・10点
接触
・5点
停止位置のズレ
巻き込み防止措置時の寄せ幅・離れ幅の不適

進路変更

・5点
進路変更の怠り・タイミング不適
交差点侵入時の巻き込み防止措置の怠り・タイミング不適

直進・右左折

・20点
徐行指示無視
進入禁止表示無視
・10点
速度違反
優先義務違反
・5点
右左折時の大回り

歩行者保護等

・10点
泥跳ね運転などの歩行者に配慮のない運転

最高速度・踏切通過・駐車等

・10点
不必要な急ブレーキ
不必要な警音器の使用
車間距離維持不足
・5点
踏切内での変速
停車措置無視

試験中止

後続車がいた場合に衝突するほどの逆行(坂道発進で約1mの後退)
発進不能(5m間で4回以上・赤信号に変わるまで発進できない場合)
通過不能(クランク、S字、方向変換、縦列駐車などでの4回以上の切り返し)
大幅な脱輪
大幅な接触
不必要な右側通行
安全地帯等への侵入
後車妨害・指示違反・暴走行為など、明らかな技能不足・運転免許資格不足と判断した場合

技能試験で注意すべきポイント

挨拶・返事はしっかりと行なう

試験前には「よろしくお願いします」としっかりとした挨拶をしましょう。採点項目は点数化されているとはいえ、試験官でも判断に迷う場面があります。その際には、ドライバーとしての誠実な印象が採点の判断材料になる可能性があります。

また、試験中は低速走行とはいえ人を乗せて運転していることを意識しましょう。試験官や同乗者が安心できるように、指示には「はい」としっかりと聞こえる声で返事をして、指示内容を理解していることを明確に伝えましょう。

安全確認は大げさなくらい行なう

シートベルトなどの走行前の確認、ミラーによる安全確認や後方確認は、あるていど目標に顔を向けて確認しましょう。

運転中は、試験官はミラーを使うことで視線をチェックしています。しかし、わずかな視線移動だけではしっかりと安全確認できているかどうかを正確に判断することはできません。多少大げさなくらいに確認動作を試験官に見せるのが合格のコツです。

メリハリのある運転を行なう

試験中は、今どんな操作をしているのかを試験官がわかりやすいようにメリハリをつけることが肝心です。とくに加速と減速は加減調整ができる操作であるため曖昧になりがちです。

しっかりとした加速をしなければ、しっかりとした減速もすることができません。急加速にならない程度にアクセルを踏みこみ、早い段階で指定速度に到達してから減速に移るほうが、楽にメリハリのある運転をすることができます。

カーブに差し掛かる前に減速を済ませておく

ブレーキ操作は車が直進状態で行うのが原則です。カーブを走行中のブレーキ操作は、車を不安定にさせるため速度が出るほど危険性が増します。そのため「カーブ中のブレーキ操作」は危険運転とみなされ減点対象になる場合があります。

カーブ中にブレーキ操作しなくてもいいように、直進状態でブレーキを済ませておくことは、試験の合否はもちろん、車を安全に運転するために必要な技術です。

黄色信号に注意

黄色信号で進むか止まるかの判断は、ベテランドライバーでも判断に迷う状況です。歩行者信号の点滅を視認することができれば、まもなく黄色信号へと変わることが予測できます。

判断に迷ったときには、急ブレーキを踏むことなく、余裕をもった「停止」を選択しましょう。より安全な選択をすることがベターな判断です。

S字、クランクでの切り返しはそれぞれ1回なら減点なし

クランク・S字・方向変換・縦列駐車などでの切り返し操作は減点対象となりますが、それぞれ1回までは減点になりません。ただし、2回目はマイナス5点、3回目はマイナス10点、4回目以上は不合格となります。

切り返しが必要な状況になっても焦らず、落ち着いて車を最適な位置に移動させましょう。また、切り返し時には焦って後方確認を怠りがちです。そのときの動作も試験官はしっかりと見ていますので、まずは焦らないことが肝心です。

万が一コースを間違えた場合

指定されたコースを間違えてしまっても減点にはなりませんので、焦らずコースに復帰しましょう。どうしても思い出せない場合は試験官にたずねても減点にはなりません。

ただし、コースに復帰するまでの間も試験対象ですから、採点時間が伸びてしまうため不利になります。大切なのは間違いに焦って、安全確認などを怠らないようにすることです。トラブルがあっても、焦らず平常心を保ちましょう。

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