初めて車と出会う人の為の車情報メディア MOBY [モビー]

【パーキングブレーキの使い方】全4種類の特徴と注意点をまとめ

駐車後に車を固定するのに欠かせないパーキングブレーキには、「サイドブレーキ」と呼ばれるレバー式から現在の主流であるペダル式や最新型の電動式などさまざまな種類が存在します。記事ではパーキングブレーキ全種類別の特徴をまとめました。

パーキングブレーキとは?

日産 セレナ(ペダル式)

パーキングブレーキとは、文字通り、駐車時に使用するブレーキのことで、車両を停止したままにすることを目的として設計、どのクルマにも必ず採用されています。ブレーキペダルは踏み込み量でブレーキの強弱を調整しますが、パーキングブレーキは基本的に完全に車両を停車させることを目的としていますので、効きの調整が全くできないか、できてもその範囲が狭く調整しずらいものとなっています。この仕組みは使用上の注意点にもなります。

古くから採用されているレバー式については「ハンドブレーキ」や「サイドブレーキ」とも呼ばれます。ほかにも現在の主流であるペダル式や最新の電動式など数種類が存在します。以降では、それぞれの種類を解説していきます。

レバー式パーキングブレーキ

日産 フェアレディZ

レバー式パーキングブレーキは、運転席のとなりに位置し、手前に引き上げることで作動するタイプです。ブレーキを解除するときには、ボタンを押しながらレバーを下げていきます。

レバー式は長い期間一般的なパーキングブレーキとして活躍してきましたが、運転席周りのスペースを圧迫したり、レバーを引くためにある程度の力が必要であるというデメリットが指摘されるようになり、徐々に採用車種が減っているというのが現状です。

ステッキ型パーキングブレーキ

トヨタ ハイエース ステッキ型パーキングブレーキ

現行型トヨタ ハイエース(200系)はステッキ型パーキングブレーキを採用

上の画像は見づらいですが、ステッキ(杖)の持ち手の部分を丸で囲っています。ステッキとほぼ同じ形をしたパーキングブレーキは、1970年代の車に多かったのですが、現在は廃れてしまっています。ハイエースでは、室内スペースを最大限に活用、且つコストを抑えるために採用されています。

操作方法は、ステッキを引っ張ってブレーキをかけ、解除は持ち手を回します。引っ張るときに、ノッチが擦れる「ジーっ」という音がするのが特徴的です。思いっきり引っ張りたくなる構造ですので、力の入れすぎに注意してください。

ペダル式パーキングブレーキ

トヨタ アルファード

ペダル式パーキングブレーキとは、フットレストの左端に位置し、アクセルやブレーキと同様に踏むことで作動するタイプです。MT車ではクラッチが置かれる場所なので、ペダル式が採用されるほとんどがAT車です。

レバー式と違って踏むだけなので力を必要とせず、運転席周りの省スペース化ができるというメリットがあります。ブレーキペダルと間違えて踏まないように取り付け位置が考慮されていますが、走行中に踏まないように注意しましょう。

電動パーキングブレーキ

トヨタ カムリ

電動パーキングブレーキとは、ボタン一つで作動したり、シフトレバーをPレンジに入れると自動で作動する最新式のタイプです。レバー式やペダル式とは違って、ブレーキをかけたまま走行してしまうリスクが格段に低いというメリットがあります。

国産車の採用車種はまだ少ないですが、上記のメリットや自動運転技術において重要となる速度調節に電動ブレーキの仕組みがマッチするなどの理由から、今後は電動式が普及する可能性が高くなっています。

電動パーキングブレーキの詳しい内容は、以下の関連記事で解説しています。

ブレーキについての関連記事はこちら

関連キーワード
キーワードから記事を探す


関連する車種/メーカー
車種/メーカーから記事を探す