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免許取り消しになる違反点数や処分の流れを総まとめ!欠格期間や再取得についても!

交通違反をきっかけに運転免許の効力が永久に失われる行政処分が「免許取り消し」です。免許取り消し処分になる違反点数・前歴回数や、処分の流れを総まとめでお送りします。免許の再取得が可能となるまでの欠格期間や、再取得方法についても!

免許取り消しとは

免許取り消しとは、運転免許の効力を取り消す行政処分のことをいいます。

一定期間免許が没収され無効化される免許停止処分とは異なり、取り消しとなった免許の効力は永久に失われます。新たに免許を取得する場合は、欠格期間を経て再び運転免許試験を受けなければなりません。

免許取り消しになる違反点数

前歴回数ごとの取り消し点数
前歴 なし  1回 2回 3回以上
点数  15点〜 10点〜 5点〜 4点〜

免許取り消しは、交通違反や事故によって加点される違反点数が一定以上になると成立します。

上記の表にある"前歴"とは、過去に免許停止や免許取り消しといった行政処分を受けた回数のことです。前歴が多いほど、処分を受ける条件が厳しくなっていきます。

違反以外でも取り消しになる場合がある

違反点数の累積以外にも、免許取得者が特定の病気(※)であったり、薬物中毒状態であることなどを理由に免許が取り消しとなるケースがあります。

こうした例外的な措置には、安全運転に必要な認知能力や操作能力を欠くおそれのある人が起こす事故を未然に防ぐために重要な意味があるのです。
※病気の種類については、道路交通法において『政令で定めるもの』と定義されています。

免許の点数を確認する方法はこちら!

免許取り消しまでの流れ

免許取り消し処分を受けるという事実は、「意見の聴取通知書」が郵送で送られてくることで本人に通知されます。この通知を受け取ってから免許取り消しまでの流れを、以下に解説します。

意見の聴取

意見の聴取とは、検察庁で違反の具体的な事実確認を行うための手続きで、参加するかどうかは任意で選択ができます。

簡易的ではありますが、違反内容について自分の意見を主張した上で、処分が適正であるかを最終的に判断してもらう重要な機会です。判断結果によっては、取り消しから停止への処分軽減が行われる可能性があります。

免許取り消し処分の執行

意見の聴取後に免許取り消し処分を回避できなかった場合は、取り消し・欠格処分が同日から執行されます。つまり、処分当日が「欠格期間の1日目」となり、免許の再取得ができない期間がスタートするということです。

欠格期間については、このあとで詳しく解説しています。

不服申し立て

免許取り消し処分に不服がある場合は、都道府県の公安委員会に対して異議を申し立てることができます。ただし、不服申し立ての時点で、公安委員会から異議が認められるケースはほとんどありません。

さらに、公安委員会の裁決に不服がある場合に、行政訴訟(※)を提起することも可能ですが、こちらも基本的に勝訴が非常に困難だといわれています。
※国や地方公共団体などの行政機関が行った処分に対して不服がある場合に起こす裁判。

欠格期間とは

欠格期間とは、免許取り消し処分を受けたあと、再度免許を取得するための資格を無効とする期間のことです。

記事冒頭で解説した違反点数の累積と前歴回数に応じて、免許取り消し後の欠格期間が変動します。さらに、違反内容が「一般違反行為」か「特定違反行為」かどうかで、欠格期間の取り決めが異なります。

一般違反行為と特定違反行為の定義や、前歴回数ごとの点数と欠格期間の関係については、下記の表をそれぞれご覧ください。

一般違反行為の場合

前歴回数ごとの点数と欠格期間の関係(一般違反行為)
前歴 欠格期間
なし 1回 2回 3回以上
15~24点 10~19点 5~14点 4~9点 1年
25~34点 20~29点 15~24点 10~19点 2年
35~39点 30~34点 25~29点 20~24点 3年
40~44点 35~39点 30~34点 25~29点 4年
45~点 40~点 35~点 30~点 5年
一般違反行為:比較的軽微な違反行為
(例:信号無視・速度超過違反・シートベルト着用義務違反・駐車違反)

特定違反行為の場合

前歴回数ごとの点数と欠格期間の関係(特定違反行為)
前歴 欠格期間
なし 1回 2回 3回以上
35~39点 3年
40~44点 35~39点 4年
45~49点 40~44点 35~39点 5年
50~54点 45~49点 40~44点 35~39点 6年
55~59点 50~54点 45~49点 40~44点 7年
60~64点 55~59点 50~54点 45~49点 8年
65~69点 60~64点 55~59点 50~54点 9年
70点~ 65点~ 60点~ 55点~ 10年
特定違反行為:故意に人を死亡させたり怪我をさせる重大な違反
(例:運転殺傷・酒酔い運転・危険運転致死傷・ひき逃げ)

免許取消し後の免許再取得の方法

「取消処分者講習」を受講する

取消処分者講習とは、運転免許の取り消し処分を受けた人が、免許を再取得する際に受講しなければならない講習です。欠格期間終了前、終了後のどちらでも受講できます。

欠格期間の終了後、免許を再取得しようとしても、講習を受けた証である「取消処分者講習修了証書」を提出しなければ免許試験を受けることはできません。修了証書の有効期限は1年間なので、免許を再取得する時期を考慮して受講するようにしてください。

教習所、もしくは一発試験で取得

免許取り消し後の再取得は、指定自動車教習所に通って取得する方法と、「一発試験」で取得する二通りの方法があります。一発試験とは、教習所には行かず、運転免許試験場(運転免許センター)で直接、学科試験と技能試験を受験する方法のことをいいます。

一発試験は費用や時間の短縮が大きなメリットとなる反面、慣れない試験場で行う技能試験は難易度が高いといわれています。

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