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青キップとは?前科や罰金はどうなる?サインを拒否できる?

自動車を使用している際に交通違反をして警察官から切られる、通称「青キップ」は軽微な違反が対象となってます。青キップを切られた際にサインを拒否したらどうなるのか?青キップの基本からサインを拒否についてまとめました。

青キップとは?

交通反則告知書

自動車・オートバイを使用している際に交通違反を犯し、警察官が交通違反と判断すると違反キップを切られることがあります。

行政処分には至らない軽微な違反が認められた場合に発行される、通称「青キップ」は反則金額が定められた違反キップで、正式名称は「交通反則切符」と言い「交通反則告知書・免許証保管証」と書かれている青色の書類です。

6点未満の軽微な違反=「反則行為」が対象

青キップが切られるケースは、反則行為にて加算される点数が「6点未満」の軽微な交通違反が対象となっています。

一定期間中に反則金を払えば完了、前科はつかない

青キップに署名・捺印(拇印)し同時に交付される「納付書」にて、一定期間中に反則金を支払えばすべての処理が完了し前科はつきません。

一定期間とは納付書(仮納付書)が交付された翌日から7日以内です。病気・仕事などの都合で7日以内に支払いすることができなくても、納付期日から約40日後に「交通反則通告センター」から本納付書が届き、10日以内の納付期限内に支払えば大丈夫です。

赤キップとの違いについてはこちら

反則キップには、青キップより重い交通違反を犯した際に切られる、通称「赤キップ」(正式名称:告知書)があります。

赤キップの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。

青キップを切られる交通違反

取締り中のパトカー

青キップのおもな違反点数と反則金
反則行為点数反則金額:普通車(円)
速度超過違反
(単位:km/h)
25以上30(高速40)未満318,000
20以上25未満215,000
20未満112,000(15未満:9,000)
信号無視赤色等29,000
点滅27,000
駐停車違反(非放置)駐停車禁止場所等210,000〜12,000(場所によって異なる)
駐車禁止場所等110,000
通行禁止違反27,000
追越し違反29,000
携帯電話使用等違反交通の危険29,000
保持16,000
割込み等違反16,000
無灯火違反16,000
合図不履行違反16,000

青キップが切られる軽微な交通違反は約60種類あります。その中でも交通違反にてよくある反則行為の違反点数と、反則金を合わせて表にまとめました。

各違反の詳細記事も参考にしてください。

速度超過違反

道路標識等により最高速度が指定されている道路において最高速度を超過する交通違反です。

超過速度によって点数・反則金が異なり、30km/h以上の超過は「赤キップ」が切られます。

信号無視違反

信号無視違反は、赤信号にて停止しなかった場合と点滅状態を無視した場合があります。

点滅信号は「黄色信号点滅」と「赤色信号点滅」があり、黄色信号点滅は注意して進むことが必要です。赤色信号点滅は一時停止が求められますのでこの違いをきちんと理解しておきましょう。

駐停車違反

駐車禁止・停車禁止場所にて駐停車する違反で、反則金は駐停車する場所によって異なります。

通行禁止違反

一方通行の出口からの進入、指定方向外への進行、通行禁止の道路を通行する違反です。

追越し違反

追越し禁止区間での追越し、または追越し方法に問題があった行為に対する違反です。

携帯電話使用等(交通の危険・保持)違反

「交通の危険」とは、走行中に携帯電話等にて通話または画像表示装置を注視することによって、道路における交通の危険を生じさせる行為のことをさします。

「保持」とは、走行中に携帯電話等にて通話また画像表示用装置を手で保持して画像を注視する行為です。

割込等違反

赤信号・徐行・一時停止などをするべき場所にて、車の横を通過してその車の前方に進路変更・横断をする行為です。

また混雑・渋滞などにより徐行・停止している車列に追いつき車列の横を通過して、車列の前方に進路変更・横断をする行為も同様に割込み違反と判断されます。

無灯火違反

夜間に視界の確保・周りの車に存在を示すためのライトを点灯せずに走行する違反です。

合図不履行違反

右左折、車線変更などにおいて方向指示器(ウィンカー)を使用しない行為です。

青キップを切られた際の手続き

交通違反にて警察官に青キップを切られた際の手続きについて解説します。

違反を認める場合はサインし、反則金を支払って完了

反則金納付書

警察官が切った青キップの内容を認め、点数・反則金に同意する場合は青キップに署名・捺印(もしくは拇印)し、期限内に反則金を納付すればすべての手続きは完了です。

違反点数が確定→累積点数によっては免停も

交通違反の累積点数通知書

署名した青キップだけの処分であれば反則金を納付して完了です。しかし過去3年以内に違反キップを切られていた場合、その累積点数にて免停(免許停止)・免取(免許取消)になる場合があります。

過去3年間に一度も違反キップを切られていない場合、違反点数が6点に達すると(6〜8点)、30日間の免停(免許停止)処分が下ります。

累積点数による処分について

違反を認めたくない場合はサイン拒否すると裁判へ

青キップを切られた場合に違反を認めたくない場合には、サイン(署名・捺印)を拒否することができ、拒否したからといってその場で逮捕されることはありません。

その場合は検察から出頭要請があり、略式裁判か通常裁判を選択します。

罰金刑になれば前科が付くので注意

裁判(略式裁判・通常裁判)になった場合、不起訴にならない限り罰金刑が適用され「前科」が付きます。前科が付くと場合によって職を失う場合もありますので、その覚悟が必要です。

また不起訴となって罰金刑を逃れ反則金を支払うことがなくても、違反点数は加算されます。これは刑事処分と行政処分は別物であるという考え方によるもので、公安委員会に不服申し立てする方法もありますが、ほぼ100%却下されるようです。

自転車には青キップの代わりに「自転車イエローカード」

自転車指導警告カード

© MOBY

自動車・オートバイによる軽微な交通違反には青キップが切られ、反則金を納付することで刑事罰を受けることはありません。

自転車の場合、「青キップ」は無く「自転車イエローカード」とも呼ばれる「自転車指導警告カード」によって注意されますが、場合によっては即「罰金・前科」となり刑事罰という厳しい処分に至ることがあります。

自転車も法律上は「軽車両」ですから軽い気持ちで運転することなく、自動車と同様に交通ルールを遵守するよう心掛けましょう。

自転車による交通違反について

この記事の執筆者

宮代ツトムこの執筆者の詳細プロフィール

10代前半、1970年後半のスーパーカーブームで感化され、未だにその熱が覚めず現在に至っています。 特にヨーロッパ車の文化と歴史、デザインに魅了されました。 車のイベントやツーリングには積極的に参加し、車談義をしながら車に対する思いを語り合う至福の時間を過ごすことが大好きです...

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