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ジープ新型グラディエーター 26年ぶりのジープ製ピックアップトラック!

2018年11月28日、開催中のロサンゼルスモーターショーにてジープのピックアップトラック「グラディエーター」が初公開!ジープブランドでのピックアップトラック発売は、コマンチ以来実に26年ぶり。グラディエーターのデザイン・オフロード性能・価格など全貌を徹底解説

ジープから26年ぶりにピックアップトラックが発表!

ジープ新型グラディエーター ルビコン

2018年11月28日、米国・LAで開幕した「ロサンゼルスモーターショー」のプレスデーにて、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は、「ジープ グラディエーター」をワールドプレミアしました。

ジープ グラディエーターは、ジープブランドでは久しぶりとなる「ピックアップトラック」のモデル。1992年に発売された「コマンチ」以来、実に26年ぶりに復活を果たすファン待望のモデルとなります。

「グラディエーター」のベースモデルはラングラーアンリミテッド

ジープ新型グラディエーター オーバーランド

発表によると、ジープ グラディエーターのベースとなるのは、ラングラー アンリミテッド。ラングラーはクロカンとしての高いオフロード性能に定評があるモデルで、日本でも2018年11月に新型ラングラーが発売されたばかりです。

ラングラーゆずりの本格派ダブルキャブモデルであるグラディエーター。どのような仕様となったのか、以降で詳細を紐解いていきます。

ジープラングラーについてはこちら

ジープ ピックアップトラックの歴史

初代:ジープトラック

初代ピックアップトラックとして誕生したのは「ジープ トラック」で、1947年から1965年まで販売されました。
ジープ トラックは「ジープ CJ-2A」をベースに、ホイールベース2,997mm、車両重量1,000kgの2ドアピックアップトラックで、軍用モデルから多様化を図った最初のモデルとなり、トラック全体での販売台数は20万台以上を達成しています。

2代目:ジープ グラディエーター

ジープ グラディエーター 1963年モデル

2代目ピックアップトラックは、1963年から1970年まで販売された「グラディエーター」です。
初代に比べ、見た目も民間用に大幅に洗練されたグラディエーターは、当初は「ジープ ワゴニア」をベースに、ショートホイールベースとした「J200」と、ロングホイールベースとした「J300」がラインナップ。
エンジンも最新となるオーバーヘッドカムエンジンとなる「Jeep Tornade(ジープ トルネード)」がSUVとして初搭載されました。

3代目:ジープ ホンチョ

3代目となるのは、グラディエーターからあらたに「Jシリーズ」へ進化したジープトラック「J10型」と「J20型」に設定されたピックアップトラック「ホンチョ」で、1971年から1988年まで販売されました。
サイドボディに「Honcho(ホンチョ)」の専用デカールが印象的で、今でもジープコアファンからは貴重なレア車として注目されます。

4代目:ジープ コマンチ

4代目ピックアップトラックは、1986年から1992年まで販売された「コマンチ」です。
チェロキーをベースに、モノコックボディとしたコマンチは、ピックアップトラックの仕様としては珍しく、エンジンも自社製に加え、ルノー製ディーゼルターボ、GM製V6エンジンなどが搭載されるなど、豪華な仕上がりとしています。

ジープのその他モデルを知りたいならこちら

DNAは継承しつつよりワイルドになった外装

ジープ新型グラディエーター ルビコン

ジープ新型グラディエーターの外装は、ベースとなったラングラーアンリミテッドのDNAを継承しつつも、よりワイルドな外装に仕上げられ、丸形ヘッドランプ、大振りのフェンダーなどが、外見からも走破性の高さを物語ります。

フレームはラングラーと共通とはせず、Dana 44トラックで使用されている「第3世代フレーム」を採用。これにより、ラングラーアンリミテッド4ドアモデルより、全長で31インチ(約787mm)、ホイールベースでは19.4インチ(約493mm)拡大しています。

ルーフはハードトップ・ソフトトップが選択でき、ドアも取り外し可能で、フロントガラスが折りたためるなど、ピックアップトラックとしての独自性はしっかりと残した仕上がりとしています。

車のフレームについてはこちらから

コネクティビティ機能など快適が向上したインテリア

ジープ新型グラディエーター ルビコン 内装

ジープ新型グラディエーターの内装は、水平基調のダッシュボードデザインを採用し、シートは上質としながらも快適性を兼ねたジープの内装デザインを継承する仕上がりとしています。

コネクティビティ機能としては、ジープ第4世代となる「Uconnect(ユーコネクト)」が搭載。ディスプレイにはモデルによって8.4インチ・7インチ・5インチとなるタッチスクリーンが中央に装備され、情報や操作の一括管理が可能です。

また、リアシートは折りたたみが可能で、キャブバックの車載物にも柔軟性を持たせたピックアップトラックとしての機能も大きな魅力の一つです。

コネクテッドカーについてはこちらから

V6のペンタスターエンジン採用のパワートレイン

ルーフ・ドアを取り外したジープ新型グラディエーター ルビコン

ジープ新型グラディエーターのパワートレインには、発売当初はラングラーと同等の「3.6L V型6気筒 Pentestar(ペンタスター)エンジン」にトランスミッションは6速MTが標準装備され、オプションで8速ATが選択可能となります。
これにより、最高出力は285PS、最大トルクは35.9kgf・mを発生、悪路走破に必要な太いトルクとパワーを実現しています。

さらに、2020年からは前述のペンタスターエンジンに加え、「3.0L V型6気筒ターボ エコディーゼルエンジン」が投入予定で、このディーゼルターボエンジンにはトランスミッション8速ATが標準装備。
これにより、最高出力は260PSとペンタスターより若干劣るものの、最大トルクは61kgf・mと大幅アップとなっています。

また、ピックアップトラック・クロカンとして重要な性能要素となるグラディエーターの「牽引能力」は最大で約3,470kg、「積載量」は最大で約726kgとなり、渡河水深は約762mmと、高いオフロード性能を誇ります。

ディーゼルエンジンに関する最新情報はこちら

ジープ新型グラディエーターの価格や日本発売の可能性は?

優れた牽引性能を持つジープ新型グラディエーター オーバーランド

ジープ新型グラディエーターの価格に関しての情報はまだ公開されていません。しかし、ベースとなるラングラーの国内仕様価格が4ドアモデルで459万円~であることを考えると600万円程度になるのではないかと予想されています。

米国での発売は2019年7月から9月を予定しているとのこと。日本発売があるのなら早くても2020年以降になると思われます。今後のジープ新型グラディエーターの動向に期待しましょう。

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この記事の執筆者

石黒 真理この執筆者の詳細プロフィール

旧車、ノスタルジックカーを愛する自動車ライター。趣味は読書と、天気のいい日のドライブ。気分転換はたいてい車を運転します。今までの愛車は、マツダ・サバンナRX-7、ルーチェ、シトロエン・エグザンティア、サーブ900などです。...

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