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アポロ・アウトモビーリの新型アポロIEが日本初上陸!世界限定10台ハイパーカーの価格やスペックは?

かつてニュルブルクリンクにおいて、市販乗用車最速を誇った「アポロ」の名を継承する新型ハイパーカー「アポロIE」が、日本・鈴鹿に初上陸しました。本記事は、アポロ・アウトモビーリの新型となる「アポロIE」の価格・驚愕のスペックや、アポロ・アウトモビーリの歴史、代表モデルまで解説します。

アポロ・アウトモビーリとは?

設立者は元アウディのエンジニア

ドイツ「グンペルト・シュポルトヴァーゲン社」 社屋

アポロ・アウトモビーリは、ドイツ・デンケンドルフを本拠地とする「スポーツカーメーカー」。2004年に「ローランド グンペルト」によって、社名「グンペルト・シュポルトヴァーゲン」として創業されました。

創設者「ローランド グンペルト」は、元アウディのエンジニアであり、アウディのスポーツカーブランドである「アウディスポーツ」のディレクターも務め、彼のもとで戦ったレースでは、4度の世界ラリー選手権タイトルを獲得しています。

創業同年には、ミュンヘン工科大学などとコンピューターシュミレーション、風洞試験を繰り返し、「グンペルト・アポロ」をついに完成。その後、改良を繰り返しながら進化モデルを開発し続け、4年間に渡りニュルブルクリンクでの市販乗用車最速を誇りました。

しかし、世界的な経済情勢の悪化や、販売不振などから「グンペルト・シュポルトヴァーゲン」は2013年に経営破たんに至ってしまいます。

アウディのスポーツカーについてはこちらから

香港資本により2016年にアポロ・アウトモビーリが設立

グンペルトアポロとF4ファントム2

2016年、香港資本の投資会社「Ideal Team Venture(アイディアル チーム ベンチャー)」がグンペルトの優れた技術を復活すべく、再建に立ち上がります。

Ideal Team Venture(アイディアル チーム ベンチャー)の代表者の中には大のハイパーカー・マニアであり、有名な自動車ブランドである「デ・トマソ」のオーナーとしても知られるノーマン・チョイ氏が名を連ねています。

この再建により、あらたに社名を「アポロ・アウトモビーリ」とし、2016年ジュネーブモーターショーではアポロの伝統を継承するハイスペックモデル「アポロ・アロー」を発表。2017年には新型「アポロIE」のティザーを公表するなどの活動を経て今日に至っています。

デ・トマソの代表モデルについてはこちらから

代表車①グンペルトアポロ(2005年)

グンペルトアポロ フロント・サイドビュー

グンペルトアポロ リアビュー

「グンペルトアポロ」は、創設者「ローランド グンペルト」がまさにこのスーパーカーを作るために会社を設立した、といっても過言ではないモデル。
若干丸みを帯びたフォルムは、グンペルトが宇宙船にインスパイアされたところから来ているとのことです。

ボディには、カーボンやクロモリ剛を随所に取り入れ、車両重量はわずか1,100kg。風洞試験にはミュンヘン工科大学などの協力を得るなどし、低い空気抵抗かつ多くのダウンフォース獲得を目指して、徹底した作り込みが行われています。

エンジンは、「アウディ製4.2L V8ツインターボ」で、最高出力は650PS/6,000rpm、最大トルクは86.7kgm/4,500rpm。0-100km/h加速は3.0秒、最高速度は360km/hを達成し、2009年にはドイツニュル北コースにおいて乗用市販車最速を樹立。その後、約4年にわたりその座を譲ることは無かったのです。

また、スパルタンなレースカーといった外観ながら、公道走行可能で、トランクルームやリアビューカメラを搭載するなど、乗用車としての実用性にも気配りが見受けられます。

新車時の価格や販売台数については明らかにされておりませんが、過去に日本国内で流通した中古車は、約4,000万~6,000万円ほどで取引されたようです。

世界的なサーキット「ニュルブルクリンク」についてはこちらから

代表車②アポロアロー(2016年)

アポロアウトモビーリ アロー 2016 フロント・サイドビュー

アポロアウトモビーリ アロー 2016 リアビュー

アポロ・アウトモビーリは、新生を飾るコンセプトカーとして、2016年のジュネーブモーターショーにて「Arrow(アロー)」を初公開。
公開されたアローは、「グンペルトアポロ」をベースとしながらも、丸みを帯びたフォルムからレースカーを彷彿とさせる「ウェッジシェイプ」ラインに変貌を遂げています。

また、生産にあたっては、公道仕様となる「アローS」、レース専用車両となるコードネーム「TITAN(タイタン)」の2モデルを予定し、どちらのシャシーにも「SCG(スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス)」が自社製「SCG003」用に開発したものを採用する予定でした。
エンジンは「アウディ製4.0L V8ツインターボ」、最高出力は1,000PS、最大トルクは102kgmとし、0-100km/h加速は2.9秒、最高速度は360km/hと公表。

しかし、アポロアローは、コンセプトカー公開後、販売には至らず、価格も公開されなかったため不明な点が多く、現在の段階では「幻のモデル」となっています。

コンセプトカーについてはこちらから

新型アポロIE(Apollo IE)が日本初上陸!

アポロアウトモビーリ アポロIE フロントビュー

アポロアウトモビーリ アポロIE リアビュー

惜しくも販売には至らなかった「アロー」に替わり、2017年、満を持して発表されたモデルが「Apollo IE(アポロ インテンサ エモツィオーネ)」。
この「アポロIE」の開発には、ドイツAMGのスピンオフ企業「HWA」が全面的にバックアップ。テスト走行などを積み重ね、細部のセットアップにまで関わっています。

シャシーはオールカーボンで車両重量はわずか1,250kg、モノコックはまさに「フォーミュラーカー」とも言える仕様で、エンジンは近年のトレンドに逆行したとも言える自然吸気「フェラーリ製6.3L V12」を搭載、最高出力は780PS、最大トルクは77.4kgm、0-100km/h加速は2.7秒というスパルタンマシンとなっています。

公道走行も可能で、販売台数はわずか10台、価格に至っては205万ポンド(約3億円)で注目を集めていました。そして2018年11月17日鈴鹿サーキットでの恒例イベント「鈴鹿 サウンド・オブ・エンジン」出走のため、日本初上陸を果たしたのです。

2019年発売予定となる新型「アポロIE」は多くのスーパーカー、ハイパーカーファンの注目でありその発売、公道デビューに期待が高まっています。

スーパーカーについてはこちらから

この記事の執筆者

石黒 真理この執筆者の詳細プロフィール

旧車、ノスタルジックカーを愛する自動車ライター。趣味は読書と、天気のいい日のドライブ。気分転換はたいてい車を運転します。今までの愛車は、マツダ・サバンナRX-7、ルーチェ、シトロエン・エグザンティア、サーブ900などです。...

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