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レクサスのミラーレス技術「デジタルアウターミラー」とは?世界初の採用のESについても

レクサスが超注目の新ミラーレス技術「デジタルアウターミラー」を発表。新型ESに量産車世界初となるミラーレスの採用が決定しました。ミラーの代わりに小型のカメラとモニターを用いる「デジタルアウターミラー」技術について、特徴やメリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。

レクサスの新ミラーレス技術「デジタルアウターミラー」

デジタルアウターミラー

2018年9月12日、レクサスは新ミラーレス技術「デジタルアウターミラー」を発表し、10月24日より発売開始となった、新型プレミアムセダン「ES」に初採用しました。量産車としては世界初の採用です。

ミラーレス車とは、サイドミラーを搭載しない車のこと。レクサスの場合は、通常のサイドミラーが位置する部分に小型のカメラが搭載された「デジタルアウターミラー」が装備され、車内のダッシュボード両端には小型のディスプレイが装備されます。

レクサス革命的な新技術「デジタルアウターミラー」について、特徴やメリットから採用車種「ES」の詳細などをご紹介します。

レクサスがミラーレスを採用した背景

レクサスがミラーレス技術を採用した背景には、法制度の変化があります。

デジタルミラーに関する国際基準の改正に伴い、2016年6月、国内でも国土交通省が、バックミラー等に代わる「カメラモニタリングシステム」の基準の整備を発表。ついに国内でもミラーレス車が合法的に認められるようになりました。

現在ミラーレス車の市販化を発表したのはレクサスのみですが、今後他メーカーもミラーレス技術の開発に注力することが予想されます。

デジタルアウターミラーを初搭載する新型「ES」

新型ES

レクサスは10月24日、新型セダン「ES」を発表し、同日に発売を開始。レクサス「ES」とは、日本国内では1990年代に「ウィンダム」の名で国内販売されていたヒットモデルであり、7代目へと世代交代を果たした今回、復活が実現しました。

新型ESはフラッグシップモデル「LS」の次に位置するプレミアムセダンです。デジタルアウターミラーや最新予防安全装備など、最先端の技術が満載で、注目の1台です。

デジタルアウターミラーのメリット・デメリット

レクサスのミラーレス「デジタルアウターミラー」には、理論上多くのメリットがあるものの、全てを電子部品に頼ることを不安視する声も多くあります。「デジタルアウターミラー」メリット・デメリットを解説します。

最大のメリットは死角の減少?

・ミラーレスユニットは小型なため、ドアミラー付近の死角が減少
・モニターがダッシュボード上にあるため、視線移動が減る
・カメラの特徴を生かし、進路変更や後退時に画角の調整が可能
・高性能カメラにより夜間や悪天候時もクリアな映像を実現
・小型化されたユニットにより風切り音、空気抵抗を低減


デジタルアウターミラーの最大のメリットは、あらゆる場面においての死角の減少。車線変更時や後退時の事故を防ぐことができます。

デメリットはあるのか?

デジタルアウターミラーを初搭載した新型ESは、発売開始されたばかりでユーザーの声がないため、現時点で"デメリット"があることを断言はできません。ただ、不安な要素はいくつか存在します。予想できる懸念点は、以下です。

・画角が変化するため距離感を掴めないのではないか
・走行中に万が一カメラ、またはモニターが故障した場合の対応策はあるのか
・大雪や大雨でも本当にクリアな映像を実現できるのか

デジタルアウターミラーの特徴3点

特徴①:斜め前方の視界の拡大と風切音の低減

従来の工学ミラーから大幅に小型化

カメラ部は雨滴が付着しにくい形状に

デジタルアウターミラーは従来の工学ミラーから大幅に小型化。斜め前方の視界の拡大と風切音の低減を実現しました。

特徴②:映像を車内のディスプレイに表示

目線移動を最小限に抑える

夜間の視野性を向上

雨天時の視野性を向上

車両左右後方の映像を車内のディスプレイに表示することで、目線移動量を最小限に抑えることができます。また、夜間や雨天時の視野性が従来の工学ミラーと比べ、大幅に向上されています。

特徴③:表示エリア拡大で周辺監視をサポート

ウインカー作動時に表示エリア拡大

後退時に表示エリアを拡大し安全性を向上

ウインカー作動時、後退時にカメラが連動し、自動的に表示エリアを拡大します。また、ドライバーが任意で表示エリアを調整することも可能で、運転状況に応じた最適な周辺監視をサポートします。

レクサスの「デジタルアウターミラー」に21万円の価値はある?

新型ES

レクサスが他メーカーより一足先に市販化を実現した、ミラーレス技術「デジタルアウターミラー」。魅力的なポイントは多くあるものの、初採用となった新型ESでは、21万6,000円のオプション設定。果たして、価格に見合う価値はあるのでしょうか。

仮にデジタルアウターミラーがかなり実用的であったとしても、価格を理由に選択しない人が多くいると予想できます。現時点での最大の課題は、価格の高さ。今後他のレクサス・トヨタの他の車種にも採用された場合、コストダウンが可能になるのではないでしょうか。注目の新技術「デジタルアウターミラー」の動向に期待が高まります。

レクサスの新型車についてはこちら

この記事の執筆者

元田 秀この執筆者の詳細プロフィール

車好きのMOBY編集部員。憧れの車はR34 GT-Rで、好きな映画はワイルドスピード。最初の愛車は18の頃購入したキューブキュービック。現在の愛車はレヴォーグ。日々支払いに追われながらカスタムを楽しんでいます。...

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