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AI(人工知能)搭載車とは?ドライバーと会話できる市販車第1号発売

AI(人工知能)を搭載した新型車や、搭載されているAIについて紹介します。AIを搭載する市販車第1号は?AIは完全な自動運転を実現するには必須のテクノロジー。そのほかにもさまざまな用途に応用できるよう研究が進められています。車に搭載される人工知能の開発状況とその特徴についても解説。

自動車に搭載されるAI(人工知能)とは?

人工知能イメージ

車に搭載されるAI(人工知能)とは、ドライバーの思考と行動、あるいはその一部を代行制御するコンピュータです。

AIは人間のように過去の学習データを蓄積し、常に参照することで、幾多の事象に対して予測と最適化をおこなうことが可能。AIによる制御は、そのプロセスを人間よりもはるかに速く正確に実行できるのが特徴です。

車に搭載されるAIは、雑多な自然会話の解析や、複雑になる自動運転の制御に最適なコンピュータとして研究開発が進められており、近年の新型車の開発には欠かせない要素となっています。

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AI(人工知能)で車の未来はどうなる?

未来の車イメージ

現在、多くの機関が巨額の研究費を投じてAIの研究開発に着手。AIによる車両制御はほんの一端にすぎず、車両開発や製造現場、車両管理システムなど幅広い応用が期待されています。とくにトヨタとVWは、自動車の枠にとどまらず、移動に関わる概念を根本から変える基盤づくりにも力をいれています。

さらにAIの開発が進めば、無人の工場で製造されたこれまでになかった形と機構の車が、目的地を話すだけで自動的に運んでくれる未来が待っているでしょう。現在、各機関で研究開発されているAI技術と用途を解説します。

メルセデス・ベンツ

メルセデス・ベンツはNVIDIAと共同で車載インフォテイメントシステムを開発し、いちはやく実用化しました。

人工知能搭載型の自動運転に関しては、資本元であるダイムラーと、パーツサプライヤーのボッシュが共同で開発しています。NVIDIAの自動運転プラットフォーム「Drive Pegasus」を用いて開発と走行テストを重ねており、2020年代前半までに、市街地での無人による完全自動運転を実現させる見通しが立てられています。

トヨタ

トヨタは、AI研究に特化した子会社を北米と東京に設立。また、デンソーを中心とした4社合弁での自動運転技術開発を進めており、完全自律型の多用途目的車「e-パレット」や、ドライバーの感情を認識するシステムが搭載される「愛iシリーズ」をコンセプトカーとして発表しています。

また、トヨタではAIを車載にとどめず、交通信号制御にAIを用いた交通網の最適化や、交通データを解析して予測・管理する統合プラットフォームを構築中。AIのより幅広い活用を目指しています。

アウディ

AIによる自動運転に関しては、フォルクスワーゲンの強力なバックアップを受けるアウディが、実用化に向けてもっともリードしているといわれています。

アウディが開発する「Audi AI Traffic Jam Pilot」は、すでに自動運転レベル3を実用レベルでクリア。
さらに、自動運転レベル4の「Elaine」、自動運転レベル5の「Aicon」をコンセプトカーとして発表しており、駐車や車線変更、高速走行を完全無人の全自動でこなすAI搭載車の基本構想はすでにできあがっています。

AI(人工知能)を搭載した市販車第1号は?

【2018年10月発売】メルセデス・ベンツ 新型Aクラス

メルセデス・ベンツ Aクラス 2018年

メルセデス・ベンツに搭載されたMBUX

新型Aクラスは、AIを搭載した自然対話型のインフォメーションシステム「MBUX」を世界初採用しています。これによりカーナビやオーディオ、空調や照明などを音声操作することが可能。人と話すような崩れた発音の会話でもAIが文脈を理解し、望みどおりの操作ができるシステムです。

AI(人工知能)を採用した代表車種

【2018年 10月発売】アウディ A8

アウディ A8 2018年

アウディ新型A8には、AI制御によるインフォメーションシステムとアクティブサスペンションシステム、自動運転レベル3相当のシステムが搭載されます。しかし、多くの国の道路交通法は自動運転の法整備が進んでいないため、レベル2相当の性能に限定して販売されています。

【2018年内 発売予定(日本導入未定)】トヨタ アバロン

トヨタ アバロン

トヨタ新型アバロンにはAmazonが開発したAI「アレクサ」が導入されます。これにより、オーディオの音声操作や、スマートフォンから車の施錠やエンジン始動が可能。また車内から、ネットワークにつながった家電製品のコントロールやAmazon商品を発注することができます。

【実働テスト中】パッカー ケンワース(NVIDIA)T680

ケンワース T680 イメージ画像

アメリカの主幹輸送方法である大型トラックにもAIによる自動運転が搭載されています。人工知能開発の主要企業であるNVIDIAとトラックメーカーが提携。トラックドライバーの労力を補うために、限定状況下での自動運転機能を搭載したトラックで一定の成果をあげています。

NVIDIAが開発するAI自動運転を搭載するトラックの動画です。

なぜ車にAI(人工知能)が必要なのか?

人工知能イメージ

運転中のドライバーは非常に多くの情報を並列処理しています。これを従来のコンピュータで模倣した場合、車よりも大きなコンピュータが必要になりますが、AIならば大きな設備を必要としないため車載は容易です。

また、人工の知能と呼ばれるように、AIは情報を抽出し、関連づけすることができるため、与えられた情報の意味を自分で見つけることができます。安全運転の情報を蓄積したAIは安全運転をするようになるため、絶対的な安全性が求められる自動運転の要としても、車への搭載が見込まれています。

今後発表される新型車に搭載されるAIについても注目しましょう。

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