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旧車を復活させる車のレストアとは?費用・修理代や流れからおすすめ車種まで徹底解説

旧車をレストアするならボディのコンディション重視で!

相場と周辺情報の知識を得たところで、いよいよ本格的なベース車選びとなります。

コンディションに関しては、とにかく初心者はベース車の購入前に車体を入念にチェックして錆の少ない個体を選んで下さい。レストア作業というとボディワークを思い浮かべる人も多いと思いますが、錆だらけのコンディションの悪い旧車を完璧にレストアしようすれば、作業時間と労力、そして予算はどれだけ掛かるかはわかったものではありません。

これも筆者の経験談なのですが、以前ボディ下回りと外装に錆が浮かんだアルファロメオをレストア込みで購入しようと考え、プロのレストアラーに見積もりをお願いしたら、ボディワークだけで300万円を超える見積書が返ってきたことがあります(結局、そのクルマの購入は見送りました)。

エンジンやトランスミッションなどの機械系は、その気になれば修理や交換が可能ですが、ボディの取り替えだけはできません。ベース車の購入に当たっては何よりもボディのコンディションを重視して下さい。

本格的じゃないプチレストアもオススメ!

ルノー・シュペールサンク

先ほど「間口が広く奥行きが深い」と述べた通り、実際にはボディワークは再塗装だけで、錆取りや溶接などの板金修理がほとんど必要ないケースもあります。

実際に筆者もプチレストアに挑戦

筆者は昨年、92年型ルノー・サンクを10万円で購入して「プチレストア」を試みました。

入手したサンクに錆や大きなヘコミなどはなく、塗装面が痛んでいただけだったので、友人の塗装工房に痛んだ塗装面の再塗装を依頼し、エンジンからの水漏れは知人のメカニックに直してもらったくらいで、大きな修復作業はありませんでした。あとは自分で点検と消耗品の交換、徹底的な掃除、内装のメーターバイザーの補修を行っただけで作業は完了しました。

仕上がったクルマはピカピカで絶好調! 予算も50万円くらいで済みましたし、何よりも修復作業は楽しく、他では得難い貴重な経験ができました。

もしみなさんの中でレストアに興味をお持ちの方がいらっしゃるのなら、本格的なレストアを始める前に、プチレストアからチャレンジされたほうが良いかも知れません。

レストアして旧車の乗る醍醐味とは?

アルファロメオ・スパイダー(初代)

旧車はノスタルジーだけでなく、強烈な個性、ダイレクトな運転感覚、コストダウンとは無縁の丁寧な作り込みなど、現在のクルマにはない独特な魅力に溢れています。ましてや、自分がレストア(たとえそれがプチレストアだったとしても)したクルマなら思い入れもが深くなることでしょう。

レストアする課程で、そのクルマのメカニズムや設計理念をより深く知ることができますし、レストアの情報を収集する課程でクルマに対する知識も増えて行きます。それに、ステアリングを握る度に「このクルマは自分がレストアしたクルマだ!」と実感することができ、それが何にも増して得難い喜びになります。

旧車は維持が難しいクルマではありません。ほんのちょっとの情熱とクルマに対する愛情があれば誰でも乗ることができ、維持をすることが可能です。レストアに興味を持った方、奥が深いレストアの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

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