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【ドライブレコーダー取り付け情報総まとめ】DIYで取り付ける方法や必要な道具から業者に頼む工賃まで

①設置場所を決めて貼り付ける

ドライブレコーダーの取り付け位置は、視界を妨げないようにバックミラーの裏側と指定されています。

そのうえで、雨天時でもしっかりと録画できるようにワイパーの拭き取り範囲内であり、ガラスサンシェードの着色部分が映像に写り込まない位置がベストです。もちろん、車検ステッカーにも干渉してはいけません。

フロントガラスに取つけるドライブレコーダーは、取りつけ場所をあやまると取締の対象となってしまいますので、必ず指定された保安基準で規定された範囲内に取りつけるようにしましょう。

バックミラー周りに予防安全機能が装備された車は、取付スペースの確保が難しい車種もあります。道路運送車両の保安基準上では、ガラス上部20%が取付可能領域と規定されていますので、その範囲内で運転の邪魔にならない場所に取りつけましょう。
走行中の落下に備えて助手席側に取りつけるのもポイントです。

必要な道具

シリコンオフ

参考価格: ¥ 336
(2019年05月29日現在)

シリコンオフはガラスの油膜を除去するための有機溶剤です。ドライブレコーダーは両面テープや吸盤で取りつけられますが、取りつけ面に油分が付着していると、しっかりと接着できずに落下の危険が高まります。

シリコンオフを取りつけ箇所に吹き付け、乾いた布で拭き取ることで油分が除去され、安定した取りつけが可能になります。
シリコンオフを使ったからといっても、落下の危険がなくなるわけではありませんがその危険性を低減することが目的です。

シリコンオフは強力なアルコールですので、プラスチック部に付着しないように注意しましょう。

②電源を取る

ドライブレコーダーの電源は「シガーソケット」「ヒューズボックス」「オーディオ裏」の3ヶ所から電源を確保することができます。

「シガーソケット」からの給電がもっとも手軽ですが、配線加工ができるベテランならば、配線をすっきりさせられる「ヒューズボックス」「オーディオ裏」から電源を確保したいところです。

ただし、ドライブレコーダーによってはシガーソケットプラグ内で駆動電圧を調整している製品もありますので、安易にケーブルをカットしての取り付けは厳禁。作業前に必ず取扱説明書を確認しましょう。

【初心者向け】シガーソケット

シガーソケットからの給電は、コネクタをシガーソケットに差し込むだけの手軽さがメリットです。

その反面、配線が乱雑になりがちな点と、ひとつしかないシガーソケットをドライブレコーダーで占領してしまうために、USB充電器やFMトランスミッターなどのシガーソケット電源を使用した機器が使えなくなってしまうのがデメリットとなります。

ただし、すべてのドライブレコーダーがシガーソケットからの電源に対応しているわけではありませんので、事前に取扱説明書をよく読んで、対応する電源供給方法を確認しておく必要があります。

必要な道具:増設ソケット

およそ車にひとつしか装備されないシガーソケットを増設するアイテムです。
家庭用のテーブルタップと同じように、ドライブレコーダーで電源を占領してしまっても、他の機器を使うことができますが、機器の繫ぎ過ぎは電源ケーブルに負担をかけてしまうのでご注意ください。

【上級者向け】ヒューズ

内装電源用のヒューズボックスは、主に運転席脇や助手席足元に設置されており、ヒューズボックス内のアクセサリー電源(ACC)から電源を取ることができます。

ヒューズボックスの蓋の裏や、車の取扱説明書を確認してアクセサリー電源ヒューズを探し出しましょう。
目的のヒューズが見つかったら、「ヒュース電源コネクター」に差し替え、そこから分岐した電源をドライブレコーダーに接続します。

ただし、駐車監視機能付ドライブレコーダーの駐車監視機能を使うためには、エンジンオフでも電源を供給する常時電源に接続しなければいけません。この場合は、バッテリーあがりを防ぐため、センサーや、バッテリー監視モニタリング装置を介したうえで常時電源ヒューズから電源をとる必要があります。

必要な道具:ヒューズプライヤー

参考価格: ¥ 1,782
(2019年05月29日現在)

ヒューズを引き抜くための工具です。ヒューズはただ引き抜くだけで外れますが、走行時の振動で脱落しないように固く固定されています。

車によっては奥まって配置されているヒューズボックスもあるので、付属のヒューズボックスで取れない場合は、ヒューズの引き抜き専用工具ヒューズプライヤーがあると便利でしょう。

必要な道具:ヒューズ電源コネクター

ヒューズから電源配線を分岐させるための、ヒューズ電源取り出し用のコネクターです。

単純にヒューズに電源線をはんだ付けしたものや、電源線にさらに管ヒューズを増設したもの、取り外したヒューズをコネクターに使用して使うものなどさまざまな製品が販売されています。

ヒューズの種類には、平型・ミニ平型・低背の3種類があります。車に使用されているタイプのヒューズ取り出しコネクターを準備しましょう。

【上級者向け】オーディオ裏

車の内部配線から電源を確保するもうひとつの場所はオーディオ裏。カーオーディオには常時電源とアクセサリー電源が接続されるため、電源が取りやすい箇所です。

社外オーディオを装着している場合は、オーティオ取付キット配線からギボシ端子の予備配線が増設されているので、そから電源を確保します。

装着しているオーディオが純正の場合や、予備配線が見当たらない場合は、ギボシ端子を使って配線を分岐させることで電源を確保することができます。

必要な道具:電工ペンチ

参考価格: ¥ 1,096
(2019年05月29日現在)

キボシ端子を圧着して電気的に接続するための工具です。
使用する際は、正しい位置にギボシ端子をセットして、しっかりと力をいれて圧着しましょう。
圧着不足の場合は抜けた配線がボディと触れてショートし、最悪の場合は車両火災になる恐れがあります。

必要な道具:ギボシ端子

参考価格: ¥ 429
(2019年05月29日現在)

ギボシ端子は、手で配線の着脱がおこなえるようするための金属端子です。オス型とメス型があり、オス型をメス型に差し込む形で接続し電気を流します。

取りつける際は、まず絶縁スリーブをケーブルに差し込んでから、芯線を適切な長さだけ露出させます。
ギボシ端子の2つの圧着箇所で、芯線と被覆をそれぞれ電工ペンチで圧着して完了です。

プラス側はメス型、マイナスがオス型になるように圧着し、端子が露出するオス型がボディと触れて電気ショートするのを防ぐように取りつけるのが原則です。

③配線をピラー内に隠す

配線を内張り内に隠す作業は動画の0:30秒からをご覧ください。動画のようにドライブレコーダーのケーブルが露出していては運転視界の邪魔になってしまうため、配線は車の天井からAピラーを通ってダッシュボードの電源部までケーブルを内張り内に隠してやる必要があります。

配線ルートは、内部機構が少なくステアリングが邪魔にならない助手席側のほうが作業しやすい傾向にあります。電源位置や配線の長さに応じて判断しましょう。

内張りをはがす

Aピラーの内張りをはがすためには、まずドア周囲のゴム枠をAピラーの部分だけを引っ張って外します。できた隙間に「内張剥がし」を差し込み、内張り固定用のクリップ付近をテコの原理で引き剥がします。

Aピラーのクリップは2、3ヶ所で留められています。
必要であれは、天井のサンバイザーと、グローブボックスをはずして配線ルートと作業スペースを確保しましょう。

配線を固定

ケーブルを単純に内張り内に押し込んだだけでは、走行振動で擦れてケーブルの芯線が露出する場合があるので、しっかりと固定しましょう。
Aピラーに既存の電気配線があれば、それに結束バンドで共留めし、その他の部分は「配線止め金具」や薄手のスポンジを巻きつけるなどして、ケーブルが遊ばないように養生してやります。

動作チェックしてから内張りを戻す

配線が終わったら、内張りを戻す前に電源やアースなどを接続して動作確認をしておきましょう。もしトラブルがあった際に、再度内張りを剥がす手間が省けます。動作確認がとれたら、内張りを戻してドライブレコーダーの取りつけは完了です。

必要な道具:内張剥がし

「内張剥がし」は、クリップで留められた車の内張りを剥がすための工具です。
くの字に折れた主軸は、テコの原理をつかって小さな力で内張りを持ち上げるための。二股に分かれた平たい先端は、大きな力をかけても薄いプラスチックを壊さないように配慮。

狭い場所にも入りこめる細い金属タイプと、太い代わりに傷がつきにくいプラスチックタイプがあり、それぞれのセットも販売されています。

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