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【中国発EV Byton(バイトン)】最新テクノロジー満載のコンセプトカー 市販化はいつ?

Byton(バイトン )は中国を本拠地としたEV ベンチャー企業として、従来の内燃機関に変わる電気自動車ではなく走るスマート デバイスとして、自動運転をベースとした電気自動車を製造しようと考えている企業です。 そのバイトン が発表したコンセプトカーや今後の動向についてまとめました。

第2のテスラ?BYTON(バイトン)とは

バイトン コンセプトカー

BYTON(バイトン)は中国政府の支援を受けてEV市場に次々に勃興しているEVベンチャーの1社として2016年に設立され、その生産開始を目前に控えたところまでやってきました。

テスラは従来の内燃機関を搭載した自動車に変わる「電気自動車」を製造・販売する自動車メーカーですが、バイトンはインテリアとユーザーインターフェースにフォーカスした走るスマートデバイスを目指し、「モビリティ」を電動化・コネクテッド・自動運転という視点で捉えて、その集合体として「電気自動車」の製造・販売を目指しているのです。

バイトンは南京に本社と上海にマーケティング・オフィスをもつ中国企業です。南京・上海だけでなく、ドイツ ミュンヘンにデザイン・オフィス、米国カリフォルニアにエンジニアリング・オフィスをもち、「中・独・米」に水平分業した国際企業です。

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経営陣の豪華な顔ぶれ

バイトンの創業者は元BMW iの「トップカーステン・ブライトフェルド氏」と、元インフィニティ中国ディビジョンのトップ「ダニエル・キルヒャート氏」の2名です。

経営陣には「BMW i」「テスラ」「グーグル」の自動運転自動車部門、アルパインの元役員など、電気自動車と自動運転の専門家が顔を揃えており盤石な体制で望んでいると言えるでしょう。

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M-byte Concept(Mバイト コンセプト)はSUVスタイル

M-byte Concept(Mバイト コンセプト)

M-byte Concept(Mバイト コンセプト)のインテリア

Mバイト コンセプトはバイトン初の電動SUVモデルとして、2018年1月に米ラスベガスにてワールドプレミアされました。

Mバイト コンセプトには2種類のパワートレインが用意されており、「272PSの電動モーター」で後輪駆動するモデルと「476PSの電動モーター」で四輪駆動するモデル、リチウムイオンバッテリーによる航続距離は、低出力モデルで400km / 高出力モデルは520kmです。

Mバイトの市販モデルとなるベースグレードの新車車両価格は30万元(518万円)ほどと予想されており、中国での販売は2019年後半から、米国と欧州では2020年に発売が予定されています。

最新のテクノロジーが凝縮されたインテリア

Mバイト コンセプトのインテリアで一番目を引くのは、ダッシュボードにある横幅1mを超える巨大な液晶スクリーンで、タッチ / ジェスチャー / 音声にて操作することができ、ビデオ通話や動画鑑賞を楽しむことも可能です。

Mバイト コンセプトは「顔認証システム」が運転手を識別し、5Gの超高速通信で「バイトン・ライフ」というクラウド・プラットフォームに接続され、最初のリリースからレベル3の自動運転技術が可能になる予定です。

K-byte Concept(Kバイト コンセプト)はモダンなサルーン(セダン)

K-byte Concept(Kバイト コンセプト)

K-byte Concept(Kバイト コンセプト)

バイトンの2台目のコンセプトカー「Kバイト コンセプト」はレベル4の自動運転が可能な電動サルーンで、セダンの人気が高い中国での発売が予想されており、4年以内に英国での発売が予定されています。

自動運転車であることをアピールするため、Kバイト コンセプトのセンサー・カメラ(LIDAR)は、デザインの一部として露出した状態で、Aピラーとルーフ中央に設置されています。

ダッシュボードはMバイトと同様で一面がタッチスクリーンで覆われており、パワートレインはMバイト コンセプトと同じラインナップになると予想されています。
2019年発売のジャガーI-PACEと競合するモデルといえます。

EV ✕ 自動運転による新たな交通サービスも検討か?

バイトン コンセプトカー

バイトンは走るスマート デバイスとして電気自動車を製造・販売するだけではなく、交通サービスを手掛けることも検討しているようです。

バイトンは自動運転システムを開発する米スタートアップ企業のオーロラとの提携を発表しており、EVの自律走行車によるバスやタクシーといった新しい交通サービスが近い将来に到来することを踏まえた、自動運転システムの開発も視野に入れていると思われます。

生産に向けて資金調達も順調

バイトンは最近中国のFAWグループから5億ドル(550億円)以上をの投資を確保し、バッテリー価格をコントロールできるポジションに立つことができたと発表されており、それは車両価格にも反映されるでしょう。

バイトン中国本社では年間およそ30万台の生産能力をもつ工場が完成間近で、4年以内にフル稼働させる計画です。
生産された車の半数は中国で販売され、残りが米国・欧州で販売される見込みとなっています。

第3のコンセプトモデル

バイトンは当初から同じ基本構造をもつ3モデルの発表を計画しており、「Mバイト」「Kバイト」に続く3台目は「7シーター MPVモデル」となる予定で、バイトンのラインナップからは将来的に、生活スタイルにあった車のタイプが選択できるようになるでしょう。

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この記事の執筆者

猫田 久太郎この執筆者の詳細プロフィール

漫画「サーキットの狼」がきっかけとなり、1970年後半のスーパーカーブームに感化され未だにその熱が覚めず現在に至っています。 特にヨーロッパ車の文化とデザインに魅了された車好きです。 簡単な修理・整備は自分で行うので車の記事だけでなく、DIYやカー用品についての記事も執筆して...

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