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イタルデザインとは?ジウジアーロとの違いと代表車種を解説|あの国産車も

「イタルデザイン」は著名なデザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロによって設立されたイタリアのデザイン会社です。「イタルデザイン」「ジウジアーロ」は深い関係にありますが、その違いは?イタルデザインの代表車種をご紹介し、その歴史をご紹介します。

イタルデザインとは?

イタルデザインは、正式には「イタルデザイン・ジウジアーロ」というイタリアのデザイン会社のことをそう呼びます。この会社は、自動車だけでなく、時計や自転車など、様々な工業デザインを手掛けることで非常に著名なデザイナー「ジョルジェット・ジウジアーロ」によって1968年に設立されました。

一般的に「イタルデザイン」部門が自動車のデザインを専門に行っており、その他の分野では「ジウジアーロ・デザイン」部門が担当しています。

イタルデザインの歴史

イタルデザインの初仕事となった「スズキ キャリィバン(4代目)」

原点は"自動車"と"芸術"二足のわらじ

イタルデザイン創立者のジウジアーロは、17歳でフィアットに就職。昼間はフィアットで働きながら自動車の製造に関する知識を学びながらも、芸術や文化に関心のあった彼は、夜間に美術学校に通う日々を過ごします。そこで、自動車と芸術を融和させるセンスが身に付き、今から50年前の1968年にジウジアーロは「イタルデザイン」を発足しました。

初仕事はなんと日本の商用車!

意外な事実ですが、イタルデザインの初仕事は「スズキ キャリィ」であり、軽の商用車という狭い条件の中で、独特なデザインを生み出しました。それ以降、初代「フォルクスワーゲン ゴルフ」(1971年)や、あの「デロリアンDMC-12」(1981年)、「ランボルギーニ ガヤルド」(2003年)などの著名な車種を筆頭に、数多くの自動車デザインを手掛けていきます。

形態は変われども「イタルデザイン」は健在

2010年に、イタルデザインはフォルクスワーゲン・アウディグループの傘下へと下り、ジウジアーロ氏は2015年に自らの保有する株式を売却、ジウジアーロ氏とイタルデザインの縁はこの時点で断ち切られることとなりました。

その後は、元ランボルギーニのデザイナーであるフィリッポ・ペリーニ氏がイタルデザインを率いて自動車デザイン事業を続けており、今なおユニークで美しいモデルを生み出しています。

イタルデザインの初仕事「スズキ キャリィ」についてはこちら

イタルデザイン・ジウジアーロの代表車種

記事冒頭では「イタルデザイン・ジウジアーロ」の歴史を綴ってきましたが、ここからは最近のイタルデザインモデルの代表車種である「ゼロウーノ・ドゥエルタ」と「日産 GT-R イタルデザイン」の2種類ピックアップしてご紹介します!

ゼロウーノ・ドゥエルタ

ゼロウーノ ドゥエルタ

ゼロウーノ・ドゥエルタは、2017年2月に立ち上げが発表されたイタルデザインの新ブランド「イタルデザイン・アウトモービリ・スペチアーレ」の第一号車となるクーペ「ゼロウーノ」のオープンスタイルモデルです。「ドゥエルタ」はイタルデザインの本拠地、イタリア・ピエモンテ地方の方言で「オープン」を意味します。

ランボルギーニ ウラカン由来の5.2リッターV型10気筒自然吸気エンジンのハイパワーに加え、手動で取り外し可能のタルガトップまでカーボンでできた”100%カーボンファイバー製”の超軽量ボディが実現するトップスピードは320km/h以上とのこと。

2017年に発売されたクーペ版ゼロウーノと同様に、ドゥエルタもわずか”5台”の限定生産の超マニア向けモデルということで、2018年末ごろに生産が始まるとの情報です。

"ゼロウーノ ドゥエルタ"についてさらに詳しく知りたい方はこちら!

日産 GT-R イタルデザイン

日産 GT-R50 イタルデザイン

日産 GT-R イタルデザインは、GT-R NISMOをベースに開発から製造までイタルデザインが手掛けた特別モデルです。2018年7月12日に開催された毎年恒例の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて、イタルデザイン社50周年を記念する形で、この特別なGT-Rが登場しました。

フロントの目立つポイント以外にも随所に配置されたゴールドのパーツ、「サムライブレード」と名付けられたフロントフェンダーのエアアウトレットなど、GT-Rの面影を感じるよりも、まずその存在感に圧倒されます。搭載される予定の3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジンは手作業で組み立てられ、最大出力720ps、最大トルク79.5kgmまで引き上げられる計画です。

日産の公式リリースによれば、グッドウッド開催から数カ月の間は各地でワールドプレミアを行い、市販モデルはプロトタイプから創意を得た車両を”限定生産”する可能性があるとのことです。生産に至るかどうかはイタルデザイン社次第ですが、同社は「選ばれし50名の熱狂者の生活に新たな彩りをもたらすだろう」という趣旨の発言をしており、2~3年以内の納車となることが予想できます。

"日産 GT-R50 イタルデザイン"についてさらに詳しく知りたい方はこちら!

イタルデザインとジウジアーロの違いは?

特徴的なバンドデザインやアシンメトリーなケースが芸術的かつ実用的なジウジアーロ・デザインの腕時計です。

在庫情報無し
(2018年10月23日現在)

最後にイタルデザインとジウジアーロの違いを説明しますが、その前に記事冒頭の解説を振り返りましょう。イタルデザイン社は正式に「イタルデザイン・ジウジアーロ」と呼び、自動車デザインを「イタルデザイン」部門が、自動車以外の工業デザインを「ジウジアーロ・デザイン」部門が担当しています。すなわち両者の違いは、「デザインの対象となる部門が異なる」というのが答えです。

ジウジアーロ・デザインの仕事で著名なのは、セイコーの腕時計の限定モデルのデザインです。1983年の「セイコー×ジウジアーロ・デザイン」モデル発売から、何度か限定復刻版が発売されていますが、直近は2017年モデルです。

自動車と時計は全くの別物ですが、そういったジャンルの壁を超えるほどに、イタルデザイン・ジウジアーロの芸術的かつ機能的なデザインセンスは、人々の目を惹きつけてきたのです。

イタルデザインの車種についての記事はこちら

他のデザイナーについての記事はこちら

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