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【トヨタ セリカXX 総まとめ】中古車価格やカスタムから初代のスペックまで

トヨタ セリカXXは8年間の販売だったにも関わらず、未だにその名前は記憶され、スープラの系統へと繋がる熱いファンが存在する車です。本記事は、トヨタ セリカXXの全世代のスペックや中古車価格、カスタムからミニカー、プラモデルまでセリカXXを総まとめしています。

トヨタ セリカXX (ダブルエックス)とは?

トヨタ セリカXX 初代 A40型

トヨタ セリカXX(ダブルエックス)は、1978年にセリカのハイエンドモデルとして販売が開始されました。
当時北米で爆発的ヒットとなっていた「日産 フェアレディZ(S30型)」に対抗する車種を、という要望に応えるかたちで開発がスタート。
フロントノーズ部分以外は「セリカLB(リフトバック)」とボディを共有、パワーアップしたエンジンを搭載した上に、豪華な装備を施したGT(グランドツーリング)カーとして誕生しました。

デザインを担当したのは北米トヨタの「キャルティ・デザイン・リサーチ」です。
個性的なフロントノーズを持つ伸びやかなボディフォルムは、米国よりむしろフランス車のような雰囲気を醸し出す車に仕上げられています。

当初、国内・国外を含め車名は「セリカXX」の方針でしたが、米国ではスラングに当たる言葉を連想させるという理由から、国外は「スープラ」として販売、国内のみが「セリカXX」が採用されるという結果となりました。

今でも往年の街頭レーサーから熱い人気のセリカXX

トヨタ セリカXX 1984年北米モデル

おおらかで優雅なフォルムで誕生した「トヨタ セリカXX」は、1981年に2代目となる「セリカXX A60型」として変貌をとげます。

初代のラグジュアリーカーとしてコンセプトは、同年に販売された「ソアラ」が引き継ぐ形となり、2代目となるセリカXXは逆に「スポーティさ」をコンセプトに位置付けます。

ボディデザインもそのコンセプトどおり鋭いウェッジシェイプとし、ノーズ先端には「トヨタ 2000GT」以来の復活となる「リトラクタブル・ヘッドライト」が採用され、デザイン面でも当時の若者の心をわしづかみにしたのです。

さらに、それに加えてエンジンは最新鋭となる直列6気筒DOHCでFRレイアウトを採用。
全国の峠道でアタックをかける街頭レーサーの間で絶大な人気を誇りました。
今でも往年の街頭レーサーの中には、セリカXXでの走行の楽しさを「この道のこのカーブはどこでシフトダウンし、どこでアクセルを開けるかまで体に染みついている」と話す人もいるほどだと言います。

「よろしくメカドック」でさらに人気に

<Amazon紹介テキストより>
F1マシンの設計を夢見る風見潤は、チューニングショップ「メカドック」で働く敏腕チューナー!でもいい車を見るとついつい客の注文以上にやりすぎてしまうことも…。おかげで「メカドック」は赤字続きで、経理担当の中村一路から大目玉を喰らう毎日。でも全ては車が好きだからこそ!!楽しい仲間と車に囲まれて、「メカドック」は今日も絶好調営業中!

在庫情報無し
(2018年10月21日現在)

トヨタ セリカXXはアニメ「よろしくメカドック」が取り上げたことで、さらに人気に火が付くこととなります。

「よろしくメカドック」は、1982年に週刊少年ジャンプに連載が始まった漫画で、アニメ化もされました。
東京にあるチューニングショップ「メカドック」が、実際に当時の人気車種をチューニングし、様々なレースに参戦していくストーリーとなっています。

セリカXXは米国で開催される「キャノンボール」への日本代表チームを選出するレースで、「メカドック」のメカニックでありレーサーでもある主人公・風見潤が参戦用にチューンした車両として登場します。
作中のセリカXXは、2.8L DOHCエンジンのボアを3mmアップし排気量を上げ、そのうえツインターボ化、さらに瞬発力アップのためのパワーインジェクターも装備され、最高出力は400psを発揮するモンスターマシンに仕上げられます。

当時の「よろしくメカドック」世代は、身近な存在であった市販車がチューンによってレース車両に変貌を遂げていく様を、ワクワクしながら毎回楽しみにしたのです。

人気漫画「サーキットの狼」についてもチェック

【初代】 トヨタ セリカXX

【前期型】 セリカXX A40型

セリカXX A40型のエクステリア(外装)

トヨタ セリカXX 1980年北米モデル

トヨタ セリカXXは、1978年に当時北米で大ヒットとなっていた「日産 フェアレディZ」に対抗しうるモデルとして開発が開始された車です。

「セリカLB(リフトバック)」をベースとし、全長・ホイールベースも一回り拡大されています。
ロングノーズとしたフロントグリルには、2000GTを思わせるような「Tバー」が配され、太目で特徴的な「Bピラーフィニッシャー」、立体的な「リアコンビネーションランプ」など、大らかでのびやかなGTカーにふさわしいフォルムとしています。

トランスミッションは5速MTの他にも、当時としては最新となる4速ATも採用され、これはクラウンとともにトヨタ車初となるものでした。
エンジンは「2.0L 直列6気筒SOHC(M-EU)」と「2.6L 直列6気筒SOHC(4M-EU)」が用意され、グレードには、2.0Lとして「L」「S」「G」が、2.6Lとして「S」「G」がラインナップしています。

セリカXX A40型のボディサイズ・エンジンスペック

車名トヨタセリカXX
型式A40型
発売期間1978 - 1980年
ボディサイズ全長:4,600mm
全幅:1,650mm
全高:1,310mm
ホイールベース:2,630mm
車両重量2000:1,170kg
2600:1,180kg
エンジン(型式)
最高出力
最大トルク
直列6気筒 2.0L SOHC(M-EU)
125PS/6,000rpm・17.0kg・m/4,400rpm
直列6気筒 2.6L SOHC(4M-EU)
140PS/5,400rpm・21.5kg・m/3,600rpm
トランスミッション5速MT
4速AT
駆動方式FR
サスペンションフロント:ストラット
リア:4リンク式リジット
乗車定員5人

【後期型】セリカXX A50型

セリカXX A50型のエクステリア(外装)

トヨタ セリカXX 1981年北米モデル

トヨタ セリカXXは1980年8月、マイナーチェンジを実施し、後期型「A50」となります。

パワートレインは、2.6L 直列6気筒エンジン(4M-EU)が、2.8L 直列6気筒エンジン(5M-EU)へと変更され、リアサスが4リンク・リジットアクスル式から独立懸架式となる「セミトレーリングアーム」に変更となりました。
内装での変更点としては、DIN規格となる2段のオーディオスペースが設けられたこと、センターコンソールの形状が新しくなったことなどがあげられます。

なお、セリカXX 初代後期型となる「A50型」の販売期間はわずか7ヶ月となっているため、今では希少車として取り扱われることもあるようです。

セリカXX A50型のボディサイズ・エンジンスペック

車名トヨタセリカXX
型式A50型
発売期間1980 - 1980年
ボディサイズ全長:-
全幅:-
全高:-
ホイールベース:-
車両重量-
エンジン(型式)
最高出力
最大トルク
直列6気筒 2.0L SOHC(M-EU)
-/-・-/-
直列6気筒 2.8L SOHC(5M-EU)
-/-・-/-
トランスミッション5速MT
4速AT
駆動方式FR
サスペンションフロント:ストラット
リア:セミトレーリングアーム
乗車定員5人

【2代目】 トヨタ セリカXX

【前期型】 セリカXX A60型

セリカXX A60 前期型のエクステリア(外装)

トヨタ セリカXX 1983年北米モデル

トヨタ セリカXXは、1981年2代目となる「A60型」へのフルモデルチェンジを実施します。
初代がどちらかというとラグジュアリーカーとしての色合いが強かったのに対し、2代目はスポーティさを前面に打ち出すデザイン・性能に生まれ変わりました。

外装での特徴はシャープなウェッジシェイプとリトラクタブル・ヘッドライトで、大らかなノッチバック・クーペであった初代から精悍な3ドアハッチバックへと変貌を遂げています。
内装はグレードにより当時最新とされたデジタルメーターや世界初となるナビシステム「ナビコン」が採用され、高性能のオーディオシステム、8ウェイスポーツシートなどとともに贅沢な仕上がりとしています。

人気の「2000GT」やターボもラインナップ

トヨタ セリカ XX 2000GT

セリカXX A60 前期型のエンジンは発売当初、「2.0L 直列6気筒SOHC(1G-EU)」と「2.8L 直列6気筒DOHC(5M-GEU)」がラインナップされました。
1982年にはそれに加え、「2.0L 直列6気筒SOHCターボ(M-TEU)」が、さらに「2.0L 直列6気筒DOHC 24バルブ(1G-GEU)」が追加されています。

その中でも当時、一番の人気となったのは、2リッター 1G-GEU型エンジンを搭載した「セリカXX 2000GT」です。
セリカXX 2000GTに搭載された1G-GEU型エンジンは、当時トヨタが開発した新エンジンとなるDOHC(ツインカム)エンジンで、「LASRE(レーザーエンジン)」の総称で呼ばれていました。
ミッションはマニュアルのみの設定、サイドに印象的な「TWIN CAM(ツインカム) 24」のレタリングとともに、若者の憧れの車となりました。

セリカXX A60 前期型のボディサイズ・エンジンスペック

車名トヨタ セリカXX
型式A60型
発売期間1981 - 1983年
ボディサイズ全長:4,660mm
全幅:1,685mm
全高:1,315mm
ホイールベース:2,615mm
車両重量2000:1,165 - 1,260kg
2800:1,235 - 1,250kg
エンジン(型式)
最高出力
最大トルク
直列6気筒SOHC 2.0L (1G-EU)
125PS/5,400・17.5kg・m/4,400rpm
直列6気筒SOHCターボ 2.0L(M-TEU)
145PS/-・21.5kg・m/3,000rpm
直列6気筒DOHC 2.0L(1G-GEU)
160PS/-・18.5kg・m/5,200rpm
直列6気筒DOHC 2.8L(5M-GEU)
170PS/5,600rpm・24kg・m/4,400rpm
トランスミッション5速MT
4速AT
駆動方式FR
サスペンションフロント:ストラット
リア:セミトレーリングアーム
乗車定員5人

トヨタ 2000GTといえばこちらも忘れずにチェック

【後期型】 セリカXX A60型

セリカXX A60 後期型のエクステリア(外装)

トヨタ セリカXX 1984年北米モデル

1983年8月、トヨタ セリカXXは「A60 後期型」へマイナーチェンジが実施されます。
前期型との変更点には、2.8L 直列6気筒DOHCエンジン(5M-GEU)がパワーアップされ、外装ではドアミラーの採用、バンパー、テールランプの形状変更、テールゲート・リアバンパーがボディカラーと同色となったことなどをあげることができます。

1986年2月、後期型にモデルチェンジが実施されて2年半あまりで、惜しまれつつセリカXXは販売終了が発表されました。
当時の車好きの若者の間で「ツインカムと言えばセリカXX」と認識された愛すべき車は、こうして約8年という短い歴史に幕を下ろすことになったのです。

セリカXX A60 後期型のボディサイズ・エンジンスペック

車名トヨタ セリカXX
型式A60型
発売期間1983 - 1986年
ボディサイズ全長:4,660mm
全幅:1,685mm
全高:1,315mm
ホイールベース:2,615mm
車両重量2000:1,200 - 1,265kg
2800:1,255 - 1,275kg
エンジン(型式)
最高出力
最大トルク
直列6気筒SOHC 2.0L (1G-EU)
125PS/5,400・17.5kg・m/4,400rpm
直列6気筒SOHCターボ 2.0L(M-TEU)
160PS/-・23.5kg・m/3,000rpm
直列6気筒DOHC 2.0L(1G-GEU)
160PS/-・18.5kg・m/5,200rpm
直列6気筒DOHC 2.8L(5M-GEU)
175PS/5,600rpm・24.5kg・m/4,400rpm
トランスミッション5速MT
4速AT
駆動方式FR
サスペンションフロント:ストラット
リア:セミトレーリングアーム
乗車定員5人

トヨタ セリカXXの中古車価格

最新「セリカXX」中古車情報!

本日の在庫数 11
平均価格 217.1万円
本体価格 127.9〜399万円
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セリカXX レストア車の中古車価格動向

トヨタ セリカXX 1983年北米モデル

セリカXXは、販売年が1978年から1986年と大変古い車です。
今でも往年の街頭レーサーやコアなファンに人気なうえ、希少車でもあるため、中古車価格は約114万から約199万と高値で推移しています。

しかし、なかには購入してもすぐトラブルが発生し、走行が困難になるなど問題がないとも限りません。
そこで、あらかじめレストアされた車を選択するというのも手段の1つと言えます。

レストアの度合いにもよりますが、セリカXX 2000GTのフルレストア済み中古車価格では約450万円となるものもあるようです。
中古車を購入する際には、車両の状況やレストア済みとなっていてもその内容を確認するのも大切なチェックポイントとなります。
(*情報は、2018年3月時点のものとなっています)

シャコタンなどの改造車に注意

セリカXXなど「旧車」と呼ばれる車には、シャコタンなど改造車が多いことにも注意が必要です。
明らかな車高の低さは、車検が通らないなど法定でも禁止事項となっているのでチェックするようにしたいですね。
その他にも、事故歴の有無や補償内容など、ディーラーに確認することをおすすめします。

トヨタ セリカXXのカスタム事例

セリカXXをエアロパーツでカスタム

セリカXXの秀逸カスタム画像を集めて編集してくれている動画です。
音楽もマッチしていて、個人的に何度も見てしまいます。
カスタムではないですが、リトラのウィンクは懐かしいですね。

セリカXXのエンジン改造例

セリカXXのエンジンを1G型から「1JZ-GTE型」へと変更していく動画と、年代物のHKSターボを新品に交換していく動画です。
こういう旧車のカスタム動画は、国外に多い気がします。
車の使用年数が長いということなのかも知れませんが、大切にしていることが伝わってきます。

セリカXXのプラモデルやミニカーは今でも高い人気!

セリカXXのおすすめプラモデル

アニメ「よろしくメカドック」シリーズの1/24スケールのプラモデル。
サイドスカート、フロント・リアスポイラーの専用パーツ付きで、ヘッドライトは切り取り加工でせり出した形も可能となります。

参考価格: ¥ 2,264
(2018年10月21日現在)

懐かしの名車をやんちゃスタイルにアレンジし、再現したのが「プチアゲレーシング」シリーズです。セリカXX MA61の1/24スケールです。
エアロパーツはボディーにかぶせる形で装着します。また他にも「はったりオイルクーラー」「ビタミラー」など楽しいパーツも付属しています。

参考価格: ¥ 19,800
(2018年10月21日現在)

セリカXXのおすすめミニカー

セリカXX初代となる「A40型」の美しい1/43スケールのミニカーです。
フェンダーミラー、Bピラー、大らかなノッチバックスタイルが完全再現されています。

参考価格: ¥ 8,500
(2018年10月21日現在)

セリカXX 2代目A60後期型の1/43スケールミニカーです。
ホイールはSSRメッシュ16インチ、ローダウン、キャンバーで、デュアルマフラー装着など、細やかな部分にもこだわっています。

在庫情報無し
(2018年10月21日現在)

トヨタ セリカXXは北米で「スープラ」として販売

トヨタ 新型スープラ(GRスープラ)

トヨタ セリカXXの全モデルのスペックや、中古車価格、カスタムやプラモデル、ミニカーまでを解説してきました。
国内では「セリカXX」として、国外では「スープラ」として販売され、今でも世界中にコアファンが存在する愛すべき車です。

また、2018年3月のジュネーブモーターショーでは、トヨタから「新型スープラ」が初公開されるという、嬉しい情報が届きました。
できることなら、セリカXXにもぜひ復活を期待したいと思います。

トヨタ新型スープラの詳細についてはこちらから

セリカ復活に関する記事はこちら

トヨタのスポーツカーやGRについてはこちら

この記事の執筆者

石黒 真理この執筆者の詳細プロフィール

旧車、ノスタルジックカーを愛する自動車ライター。趣味は読書と、天気のいい日のドライブ。気分転換はたいてい車を運転します。今までの愛車は、マツダ・サバンナRX-7、ルーチェ、シトロエン・エグザンティア、サーブ900などです。...

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