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【日産シーマの歴史】Y31型やY33型などの歴代車種の実燃費や評価は?

日産の最上級車として時代を彩った「シーマ」は、シーマ現象と呼ばれる一大ブームを巻き起こした車です。歴代を代表するFY31型、FY33型を始め、2012年に復活を遂げた5代目まで、日産「シーマ」の詳細や実燃費、評価も交えて歴史を紹介していきます。

日産 シーマとはどんな車?

日産 新型 シーマ 2017年型

日産 シーマは1988年に販売が開始された大型高級セダンです。
シーマが登場するまで、日産の中で高級セダンに位置づけられていたのは、「セドリック」「グロリア」でしたが、当時はどの分野でも高級志向のものに需要が高く、更なる上級仕様として発表されたのが「シーマ」だったのです。
発売当初から日産 シーマは爆発的ヒットを呼び、わずか1年のうちに販売台数が36,000台あまりを達成し、ちまたでは高級ブームを表す象徴として「シーマ現象」と称されるほどとなりました。
シーマは、1988年から2010年の間に初代から4世代のモデルが製造され、いったん生産が終了します。
しかし、2012年ハイブリッド車として5代目となる現行モデルが復活し、日産の新たなハイエンドモデルとして再スタートを切っています。

日産 シーマの歴史 その1 【歴代モデルの概要】

初代モデル FY31型 (1988年~1991年)

日産 シーマ 初代モデル

日本がバブル景気まっただなかに突入し、世間が独特の熱気に包まれる1988年、国産初の3ナンバー専用車として発表されたのが「日産 シーマ」の初代モデルです。
セドリック・グロリアY31型とプラットフォームを共有しつつも、ワンランク上の最上級モデルとしてデビューした「シーマ」は、販売店系列により「セドリック シーマ」「グロリア シーマ」として分けられます。
大型でありながらスタイルは流麗で、それまでの国産車にはない動力性能の高さとともに爆発的ヒットとなりました。

2代目モデル FY32型 (1991年~1996年)

日産 シーマ 2代目モデル

1991年にモデルチェンジが実施されたシーマはFY32型となり、3.0Lモデルに加え、4.1Lモデルが新たに追加されました。
また、初代では販売店系列により「セドリック シーマ」「グロリア シーマ」と区別された車名も「シーマ」に統一されることとなります。
初代の流麗なスタイルから、より重厚感のあるセダンスタイルへと変貌を遂げ、また内装にも当時の世代を象徴する豪華な仕様を採用するなど、適切なブラッシュアップが要所に加えられています。

3代目モデル FY33型 (1996年~2001年)

1996年、日産 シーマは3代目モデルとなる「FY33型」にモデルチェンジが実施されます。
重厚感がありながらも大人しい印象であった2代目モデルに比べ、スタイルはワイド・ローとし、高級セダンだけでないスポーティさも感じられる仕上がりとなっています。
また、日本車初となるSRSサイドエアバックや、ビーグルダイナミクスコントロール(VDC)、油圧アクティブサスペンションなど、当時の最新鋭のテクノロジーが搭載されているのも画期的でした。
ライバル車としては、トヨタ・マジェスタやセルシオを挙げることができます。

4代目モデル F50型 (2001年~2010年)

日産 シーマ 4代目後期型

セダンの販売が低迷するなか、日産 シーマは4代目モデルとなる「F50型」へとモデルチェンジを実施します。
また、セダン低迷を克服するかのごとく、2001年元旦の新聞広告において、日産は販売予定であった「新型シーマ」のティザー広告を大々的に掲載しています。
プラットフォームやエンジンにも新開発のシステムが採用され、外観も洗練されたスタイルへと変貌を遂げたシーマには、安全装備の点でも世界初となる「車線逸脱防止支援システム(レーンキープ・サポートシステム)」が装備されるなど、機能の面でも画期的な1台に仕上げられました。
しかし、販売は思うように伸びず、2010年8月、惜しまれつつも一旦販売を終了しました。

5代目(現行)モデル HGY51型 (2012年~)

日産 シーマ 現行型モデル

2010年、一旦販売を終了していた「日産 シーマ」は、ファンから復活を熱望する声に答える形で、2012年に生産が再開されました。
フーガY51型のシャシーを流用する形となるシーマの現行モデルは、「HGY51型」となり、モデルはハイブリッド車のみの採用となっています。
現代的な洗練されたボディスタイルと、日産の最上級車種である証とも言える内・外装のこだわりや、最新鋭システムによる走行性能の良さと燃費効率の高さを実現した現代版シーマは、歴代のシーマを乗り継いだファンのみならず、上質な高級感を味わえる1台と言えるでしょう。

日産 シーマの歴史 その2 【歴代モデルのエンジン・性能】

初代モデル FY31型

日産 シーマ 初代モデル

日産 シーマ初代モデル「FY31型」のエンジンは「VG30DE型」となる3.0LのV型6気筒DOHCのNA(自然吸気)タイプと、「VG30DET型」となる3.0L V型6気筒DOHCのターボタイプがラインナップされました。
VG30DE型の最高出力は200PS、VG30DET型の最高出力は255PSとなり、高級車でありながらオーナー自らがハンドルを握り走行する「オーナードリブンカー」として、十分な実力を発揮させるものでした。
電子制御エアサス採用で乗り心地に配慮しつつ、駆動方式は共通して「FR」とすることで、一旦加速すると瞬時に突き上げるように反応する性能の高さが、シーマ初代の爆発的ヒットにつながったと言えるでしょう。

パワートレイン詳細

タイプ1 タイプ2 リミテッド
エンジン種類V型6気筒DOHCV型6気筒DOHC ターボ
排気量3.0L3.0L
最高出力-[200]/--[255]/-
最大トルク-[26.5]/4,400-[35]/3,200
トランスミッション4速AT4速AT
駆動方式FRFR
使用燃料ハイオクハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

2代目モデル FY32型

シーマ2代目モデルのエンジンは「VH41DE型」となり、排気量が4.1L、V型8気筒DOHCのNAタイプとなりました。
大排気、大気筒にしたことで、NAでありながら最高出力270PSを達成し、初代同様に日産 シーマの走行性能の高さを見せつけるものでした。
また、エアサスに変わり、油圧アクティブサスペンションを採用することで、加速性能の高さだけでなく、高級車にふさわしい上質の乗り心地もかなえ、さらに、ABSやエアバックを装備するなど安全技術でも当時の最先端システムが搭載されています。
モデルチェンジ後は、4.1Lモデルに加え、3L V型6気筒DOHC ターボエンジンとなる「VG30DET型」もラインナップに加えられ、駆動方式でもFR以外に、4WDとなるモデルも追加されることとなりました。

パワートレイン詳細

ツーリングセレクションリミテッドセレクション
エンジン種類V型6気筒DOHCターボV型8気筒DOHC
排気量3.0L4.1L
最高出力188[255]/6,000199[270]/6,000
最大トルク343.2[35.0]/3,200370.7[37.8]/4,400
トランスミッション4速AT4速AT
駆動方式FRFR
使用燃料ハイオクハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

3代目モデル FY33型

日産 シーマ3代目モデル「FY33型」のエンジンは、2代目モデル同様、4.1L V型8気筒DOHC NAタイプとなる「VH41DE型」と、3.0L V型6気筒DOHC ターボとなる「VQ30DET型」のラインナップとしています。
VH41DE型の最高出力は270PS、VQ30DET型の最高出力も270PSを達成しています。
また、専用サスペンションとエアロパーツを装備し、スポーティさを打ち出した「グランドツーリング」シリーズもモデルに加えています。
さらに、安全装備としては国産車初となる「SRSサイドエアバック」が全車に標準装備されました。
駆動方式は、従来のFRに加え、4WDもラインナップされています。

パワートレイン詳細

30T41L
エンジン種類V型6気筒DOHCターボV型8気筒DOHC
排気量3.0L4.1L
最高出力199[270]/6,000199[270]/5,600
最大トルク367.7[37.5]/3,600376.6[38.4]/4,000
トランスミッション4速AT4速AT
駆動方式FRFR
使用燃料ハイオクハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

4代目モデル F50型

日産 シーマ 4代目モデル

4代目モデル「F50型」となった日産 シーマのエンジンラインナップは、4.5L V型8気筒DOHC NAタイプとなる「VK45DD型」と、3.0L V型6気筒DOHC ターボタイプとなる「VQ30DET型」の2種類となっています。
トランスミッションは4速ATに加え、マニュアルモードが付加された5速ATも新たにモデルに追加されています。
VK45DD型の最高出力は280PS、VQ30DET型の最高出力も280PSにパワーアップされることとなりました。
安全装備としては、世界初の「車線逸脱防止支援システム」がオプションで搭載可能となっています。
また、モデルチェンジ後の後期モデルでは4.5Lのエンジンが「VK45DE型」へとバージョンアップされています。

パワートレイン詳細

300G450XL
エンジン種類V型6気筒DOHCターボV型8気筒DOHC
排気量3.0L4.5L
最高出力206[280]/6,000206[280]/6,000
最大トルク387[39.5]/3,600451[46.0]/3,600
トランスミッション5速AT5速AT
駆動方式FRFR
使用燃料ハイオクハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

5代目(現行)モデル HGY51型

日産 シーマ ハイブリッドシステム

2012年に復活した日産 シーマは現行モデルとなる5代目「HGY51型」となっています。
「HGY51型」で特筆すべきは、モデルラインナップが「ハイブリッド」のみとなったことだといえるでしょう。
3.5L V型6気筒DOHCエンジンにモーターがプラスされた「VQ35HR型」に、日産がフーガやエクストレイルで採用する「1モーター2クラッチ方式」となるハイブリッドシステムが搭載されています。
それにより、最高出力は306PSの高パワーながら、JC08モード燃費では15.6km/Lが達成されています。
さらに安全装備としては、「インテリジェント・アラウンドビューモニター」、「前方衝突予測警報(インテリジェントFCW)」、「後方衝突防止支援システム(インテリジェントBSI)」など、最新となるシステムが標準装備されています。

パワートレイン詳細

エンジン種類V型6気筒DOHC
排気量3.5L
最高出力225[306]/6,800
最大トルク350[35.7]/5,000
モーター最高出力50[68]/-
最大トルク290[29.6]/-
トランスミッション7速AT
駆動方式FR
使用燃料ハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

日産 シーマの歴史 その3 【歴代モデルの外装・内装】

初代モデル FY31型

日産 シーマ 初代モデル

初代モデルとなる「日産 シーマ」FY31型の外装での特徴は、センターピラーを取り払い「ハードトップ」とした流麗でエレガントなスタイルと言えるでしょう。
フロントフェイス中央に配されたエンブレムはギリシャの国花でもある「アカンサス(別名:アザミ)」をモチーフとしていて、バランスのとれた薄いグリル、ヘッドランプとともに、高級感を漂わせる仕上がりとしています。
内装も高級セダンにふさわしく、ウッドパネルがふんだんに使用され、シートにもウールシートや本革シートが使用されるなど、室内空間にも高いこだわりがうかがえました。

2代目モデル FY32型

日産 シーマの2代目モデル「FY32型」の外装は、初代と違い後部座席の広さや剛性を意識し、センターピラーを持つベーシックなセダンスタイルに変貌をとげました。
全体的なボディラインは、エレガントな初代に比べ、重厚感を感じることができるラインへと変化しています。
また、内装も当時の時代背景そのままに、随所に配置されたライトが状況により点灯する照明や凝った時計、特別に製造された本革シートなど贅を尽くした仕上がりとなっています。

3代目モデル FY33型

3代目モデル「FY33型」となった日産 シーマの外装は、スマートな印象が強かった先代に比べ、スポーティで押し出しの強い外国車を思わせるようなスタイルへと一新されました。
ボディの大きさも先代より一回り大きくなり、なかでも「グランドツーリング」シリーズは、特徴的なヘッドランプやワイドグリル、フロント・リアに配されたスポイラーなど、未だに根強いファンが存在する1台となっています。
内装は、モデルの途中からは国産初となるアクティブヘッドレストが採用され、キセノンヘッドランプに切り替わるなど、当時のトレンドを随所に取り入れた豪華なものに仕上げられています。

4代目モデル F50型

日産 シーマ 4代目モデル

日産 シーマの4代目モデル「F50型」の外装は、シンプルななかにもドイツ車を思わせるような大胆なボディスタイルに変更がなされました。
外装の特徴としてまずあげることができるのは、シーマ4代目のV8モデルにのみ装備された「バルカンヘッド」と呼ばれるヘッドランプです。
バルカンヘッドは、ランプ中央とその周りを7個のプロジェクターランプを配した特徴的なヘッドランプで、一目見ただけで、V6かV8かが分かるシンボル的なものでした。
また、内装ではモデル途中からグレードによって「助手席パワーオットマン」が採用されたり、電子キーシステムが全車で採用されるなど高級車としての装備充実が図られたのです。

5代目(現行)モデル HGY51型

日産 シーマ 現行モデル 内装

復活し、現行モデルとなった日産 シーマ「HGY51型」の外装は、現代的でいながら気品を感じさせるボディラインへと変貌を遂げています。
フロントグリルにはメッキが随所に配され、切れ長の特徴的なヘッドランプから、ボンネット、ルーフ、リアへと全体的に丸みを帯びたスタイルに統一感が保たれ、日産のフラッグシップ車としてふさわしいデザインに仕上げられています。
また、塗装の工程でも「GT-R」と同じく、熟練した担当員が仕上げ工程を1台ずつ手作業で行われているのです。
内装では、十分な広さが保たれ、上質なシートや随所に配された木目パネル、後部座席のパワーリクライニング・シートや読書灯など、細部に渡るまで高級車らしいこだわりが行き届く仕上がりとなっているのです。

日産 シーマの歴史 その4 【歴代モデルの燃費】

初代モデル FY31型

タイプ1タイプ2 リミテッド
10・15モード燃費--

日産 シーマ初代モデル FY31型については、燃費の情報がありません。

2代目モデル FY32型

ツーリングセレクションリミテッドセレクション
10・15モード燃費8.2km/L7.8km/L

3代目モデル FY33型

30T41L
10・15モード燃費8.6km/L8.2km/L

4代目モデル F50型

300G450XL
10・15モード燃費9.1km/L8.0km/L

5代目(現行)モデル HGY51型

ハイブリッド
JC08モード燃費15.6km/L

日産 シーマの歴史 その5 【歴代モデルの実燃費や評価】

日産 シーマ 現行モデル

ここでは、実際にシーマを所有するユーザーの実燃費を始めとするリアルな評価をご紹介してみましょう。

グーネットによる「日産 シーマ」の実燃費や評価 (初代 FY31型)

息をのむほどの美しいスタイルと、ピラーレスハードトップ、コストカットの微塵も感じない内装(古さはある)
シャシーが5ナンバー車主力時代のY31セドグロと共有なので、『あれ、中は意外と狭いね!?』と言われる。

出典:https://www.goo-net.com/

グーネットによる「日産 シーマ」の実燃費や評価 (2代目 FY32型)

【良い点】
○長距離走行でもストレスを感じさせない乗り心地
○高速走行でも高い安定感があり、静粛性も良好
○外観や内装にも高級感がある(バブルの象徴とも言われますが)
【悪い点】
○燃費が悪く、税金負担も重い(環境への負荷も大きい)

出典:https://www.goo-net.com/

グーネットによる「日産 シーマ」の実燃費や評価 (3代目 FY33型)

【良い点】
まずズッシリとしたボディが魅力的で他車を圧倒するオーラを放ってます。
そして見た目通りの走りやすさに室内の高級感…。感無量ですね。
【悪い点】
しいて悪い点をあげるなら、燃費が悪いことですかね。

出典:https://www.goo-net.com/

グーネットによる「日産 シーマ」の実燃費や評価 (4代目 F50型)

乗り始めて一年たちますが、思ってたよりは燃費が悪くなかった!出足がちょっと重いが好きで乗っているので気にならないかな!高速は楽で快適です!もう少し乗ろうと思う。

出典:https://www.goo-net.com/

グーネットによる「日産 シーマ」の実燃費や評価 (現行 HGY51型)

広さや装備だけでなく静粛性や乗り心地まで磨きこんだおもてなし空間の後席。見どころはそこです。ハイブリッドという響きから期待するのは間違いですが、とんでもない加速力を誇る割に燃費は上々です。ハイブリッドはドライバーにとって加速の爽快感、同乗者には静粛性とスムーズな加速をもたらしてくれます。

出典:https://www.goo-net.com/

日産 シーマの中古車情報

最新「シーマ」中古車情報!

本日の在庫数 302
平均価格 73.8万円
本体価格 9〜598万円
Pick up!
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日産 シーマはどの時代でも高級車!

日産 シーマ 現行型モデル

日産 シーマの歴代モデルの歴史や燃費、評価についてご紹介してきました。
こうやって見てみると、性能、外装、内装など、どれも日産のフラッグシップとして存在感のある車であることがわかります。
ハイブリッドに新たに生まれ変わったシーマのこれからの進化にも注目です。

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この記事の執筆者

石黒 真理この執筆者の詳細プロフィール

旧車、ノスタルジックカーを愛する自動車ライター。趣味は読書と、天気のいい日のドライブ。気分転換はたいてい車を運転します。今までの愛車は、マツダ・サバンナRX-7、ルーチェ、シトロエン・エグザンティア、サーブ900などです。...

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