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【中古車の修復歴あり車・事故車】見分けるポイント5つ

中古車購入の際に修復歴や修理歴を確認したことはありますか?大きな修理や交換があった場合「修復歴有」となり販売店は表示の義務があります。しかし修復箇所を曖昧にしたりするケースなどもあります。購入の際の参考に、また販売店に騙されないように、簡単にわかるチェックポイントをご紹介します。

修復歴ありの中古車となる基準とは?

中古車は、販売店や車選びを間違えなければ、自分の欲しい車種の状態の良い車が手に入ることも多くある購入方法です。ただ利用したことのない人にとっては、不安なことも多いですよね。

初めて中古車を購入しようとする人の一番の心配は、過去に大きな事故などを起こし車体や骨格が損傷していないか、そのことに気づくことができずに高い値段で買わされないか、ということではないでしょうか。
そうした大きな修復や交換をした車のことを、自動車業界では、「修復歴車」と呼びます。「修復歴」とは、フレームやシャーシなど車の骨格の部分を交換したり修正したり経緯のことです。

基本的に、中古車販売業者は購入者に修復歴を知らせる義務がありますが、中には聞かれるまで修復歴を伝えなかったり、修復箇所を曖昧にしたりするケースもあります。
そこで今回は、知っておくだけで簡単に分かる修復歴の確認方法を部位ごとに紹介します。

修復歴ありと事故車の基準の違いとは?

私たちが中古車の話をするとき、過去に事故を起こした車のことを「事故車」と呼ぶことが多いと思います。自損事故にせよ、相手がいる事故にせよ単純に事故歴があれば「事故車」と考えている人もいるのではないでしょうか。
一方、自動車の業界では、車の状態を評価するときに「修復歴」という基準がよく使われています。
「事故車」が過去になんらかの事故を起こして損傷を受けた車であるのに対し、「修復歴車」とは「交通事故やその他の災害により、自動車の骨格等に欠陥を生じたもの、またはその修復歴のあるもの(中古自動車査定基準)」 を指します。
つまり修復歴とは、骨格を交換するなど車の運転に影響するほどの大きな修復をしたかどうかを示しており、こうした経緯があれば事故歴がなくても修復歴車となることもあります。

事故車でも修復歴なしとなる場合とは

先ほど、修復歴車は自動車の骨格(フレーム)などに欠陥が生じ、修復・交換をしたものと説明しました。この基準に当てはまらなければ、過去に事故を起こしていても、修復歴車とは呼ばれません。
自動車の骨格などの部位とは、フレーム(サイドメンバー)、クロスメンバー、インサイドパネル、ピラー、ダッシュパネル、ルーフパネル、フロア、トランクフロアのこと。
なお上記箇所の場合でも、ネジ止め部分は骨格にはなりません。
つまり、事故を起こしていてもこうした部位以外の損傷だけであれば、修復歴車にはならないのです。

例えば、フェンダーやドアのキズや凹みを修理していても、それは単なるパーツ交換や板金であり、修復歴には該当しないということです。

【中古車の修復歴確認方法①】ウィンドウガラスをチェック

中古車販売店は、修復歴がある車の場合はその旨を表示しなければなりませんが、中には購入者に知らせずに後々トラブルになるケースもあります。
不親切な業者に騙されないために、ここからは自分で修復歴の有無をチェックする方法をみていきましょう。

中古車の状態を確かめる時、まず確認したいのがフロントウィンドウです。ウインドウガラスの修理、交換自体は修復歴に当てはまりませんが、ガラスを交換している場合は大きな事故を起こした可能性もあります。

ガラスには全て製造型番とメーカー名が刻印されており、これが見つからない場合は純正品から交換したと考えられます。販売店から理由等の説明がない場合は確認して見ましょう。
また、車内からもウィンドウガラス周辺でチェックするポイントがあります。ガラスの上部には、雨風を防ぐためのウェザーストリップという黒いゴム状の部品があります。これをめくった時に、ボディと天井の接続部分に不自然なシーラー(糊)の跡があれば、ルーフを交換していることが分かります。

【中古車の修復歴確認方法②】ロッカーパネルをチェック

ドアの下側のフレームにあるロッカーパネルも、修復歴を見極めるポイントの一つになります。別名サイドシルとも呼ばれるこの部分は、サイドメンバー(フレーム)まで修正・補修が達していれば修復歴となります。周辺に不自然な溶接やゆがみがないか確認しておきましょう。

もう一つ、忘れずにチェックしておきたいポイントがあります。自動車を修理する際にはこのロッカーパネルを固定します。そのため、この箇所に固定された爪痕のようなキズがあれば、フレームなど大きな部分の交換・修復を行なった可能性が高くなるのです。よく見れば肉眼でも確認できる跡なので、見落とさないように注意しましょう。

【中古車の修復歴確認方法③】ボンネットをチェック

車の前面にあるため、長く乗っているとキズがつくことが多く、また衝突などで凹みやすいボンネット。この部分も、交換や修理したところで修復歴になりませんが、修復歴車を見分ける情報が残されていることが多いようです。

まずボンネットとフェンダーと隙間が眺め、幅が不均一であった場合は、過去の交換や修復が伺えます。
これだけでは修復歴があるかどうかはわかりませんが、この部分に違和感があればより慎重に内部も点検しましょう。
必ず見るべきポイントは、ヒンジのボルトの角です。角が潰れていたりキズがついている場合、ボルトの脱着や交換の可能性が高くなります。

フロント側の事故で、大きな損傷があった場合、このボルトを外して修理を進めることが多いため、周辺でなんらかの修復があったと考えられます。

【中古車の修復歴確認方法④】ドア・トランクをチェック

シボレー カプリス 2ドア クーペ 1977年型

ドアやトランクもボンネットと同様に、周囲のドアやフェンダーとの隙間が等間隔になっているかどうか確認しておきましょう。

次にドアやトランクと本体を固定しているボルトがあるので、こちらもチェックが必要です。角の潰れやキズが見られた場合は、なんらかの理由で一度取り外されていることになります。
その場合は、ウェザーストリップをずらして、下に接合跡が隠れていないかも確かめる必要があります。フレームの修復は当然ながら修復歴にカウントされます。

【中古車の修復歴確認方法⑤】足回りをチェック

足回り サスペンション

©shutterstock.com / Mohd KhairilX

ネジで取り外しができる足回り(サスペンション)も修復歴には入りませんが、この箇所に不具合があると走行にも支障が出るため、チェックの際には車両の下部も覗き込むようにしましょう。

足回りで見るべきポイントは、不自然に新しい部品がないかということです。タイヤに比べてサスペンションがキレイな場合は、新しく交換されている可能性もあります。
インサイドパネルに損傷があるような事故の場合、足回りにもダメージが残ることが多いため、交換が考えられる場合は販売業車に質問するようにしましょう。

サスペンションの仕組みについてはこちら

修復歴は申告の義務がある!

サイン 車 購入

©iStockphoto.com/ Gajus

日本自動車査定協会や中古車販売協会など団体は、販売業車に対し車両状態の証明書に修復歴の有無を記載することを定めています。

修復歴の有無は、買い手の重要な判断材料なとなり、販売価格にも影響するため、業者が表示せずに購入してしまった場合は民法95条の「錯誤無効」を、販売店が修復歴を隠していた場合はときは民法96条の詐欺による取消によって契約を無効にすることができます。

修復歴を確認して程度のいい中古車を購入しよう!

車 契約

©Shutterstock.com/ tynyuk

修復歴のチェックポイントについてご紹介してきました。

基本的に販売業車は修復歴の有無を表示する義務がありますが、値段が下がるのを嫌がり、修復歴を表示しなかったり故意に隠したりする中古車販売店もあります。

上記のチェックポイントを自分の目でも確かめ、疑問に思うことがあったら店側にしっかりと確認することで、知らないうちに修復歴車を購入してしまわないように注意しましょう。

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