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【トヨタ新型ヴィッツ GR/GRスポーツ】価格や性能・スペック・デザインの違いは?

ヴィッツGRとGRスポーツとは、ベース車のヴィッツにトヨタガズーレーシングがレースで培った技術をフィードバックしてチューニングされた特別なヴィッツです。ヴィッツGRとGRスポーツのデザインや性能、スペック、価格などの違いを解説します。

新型ヴィッツのスポーツモデルGR/GRスポーツ

トヨタのレーシングコンストラクターであるTGR(TOYOTA GAZOO Racing)から新型ヴィッツにスポーツモデルが追加されました。
初代ヴィッツから続くRS、G'sの流れを汲む、GR/GRスポーツと名付けられた新しいスポーツヴィッツはどのようなドライビングを提供してくれるのでしょうか。
GRスポーツはベースのヴィッツをスポーティに仕上げたグレード。
GRはヴィッツのシャシーが持つポテンシャルをさらに引き上げた上級グレードです。
新たに追加された二つのスポーツグレード、GRとGRスポーツの違いを解説します。

GRとは?

グレード名の「GR」とは「GAZOO Racing(ガズーレーシング)」の略で、これまで個々に活動していたトヨタの全モータースポーツ部門とレース車両開発組織を統合した名称です。
レース活動からの車両データを直接フィードバックし、数量限定のチューニングカーとして開発されるプロトモデル「GRMN」があり、そのコンセプトを市販車レベルに落とし込んだ車両がGRとGRスポーツになります。

歴代ヴィッツのスポーツモデル

1999年に誕生したトヨタ ヴィッツは、その優れたパッケージングで日本のコンパクトカーの先駆けとなった車種です。
歴代ヴィッツにはそれぞれのモデルにスポーツテイストを盛り込んだ「RS」グレードが用意され、数多くのレースやラリー車両として使用されてきました。
その小型、軽量な車体からくる扱いやすさと、低く抑えた車両価格ゆえに、モータースポーツの入門モデルとして高い人気を誇ります。
また、ターボチャージャーで最高出力を大幅に高めた過激なモデルも存在し、小さな車体に大きな期待を乗せて走るのがヴィッツのスポーツモデルです。

ヴィッツGR/GRスポーツのエクステリアデザイン(外観)

ヴィッツGRの外観

GRスポーツの外観

ヴィッツGRとGRスポーツには積極的な空力特性の向上のために新設計された各部エアロパーツが与えられ、ボディ下面へ取り込んだ空気を大型のリアディフューザーで逃がすことで空気の流速を高め、良好なダウンフォースを得られるように設計されています。
丸みを帯びたノーマルヴィッツのエクステリアに対して、水平・垂直基調としてデザインされたバンパーにより、レーシングカーに近い印象を与えられました。
GR/GRスポーツ専用にブラックアウトされたドアミラーやヘッドライト、テールランプはGRシリーズのトレードマークです。
GRには17インチの大径ホイールと大型リアルーフスポイラーが標準装備になります。

ヴィッツGR/GRスポーツの車両スペック

全長全幅全高
3,9751,6951,490(GR)
1,500(GRスポーツ)
ホイールベース車両重量乗車定員
2,5101,060(GR)
1,030(GRスポーツ)
1,100(GRスポーツハイブリッド)
5
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

ヴィッツGR/GRスポーツのインテリアデザイン(内装)

黒を基調としたインテリアは、ベースモデルと変わらないものの、各部にはアルミとカーボンとレザーの装飾が与えられ、よりスポーティな仕立てになっています。
GR、GRスポーツともに、走行時のホールド性を高めた専用スポーツシートを備えます。
GRだけに与えられたシルバープレートのメーターは、盤面にGRのロゴが刻まれた専用品。
スポーツ走行時の視認性を重視するため、中央に大型タコメーターが配置された機能性と美しさを備えたパーツです。

ヴィッツGR/GRスポーツのスペック

サーキットのイメージ画像

©Shutterstock.com/ PhotoStock10

GR/GRスポーツともに搭載されるエンジンは、他社種と共通の1.5リッター直列4気筒の1NZ-FE。
GRスポーツにはハイブリッドモデルも用意されますが、エンジンはベースのヴィッツハイブリッドと共通のものです。
しかし、GR/GRスポーツの真価はエンジンパフォーマンスではありません。

GRスポーツ

GRスポーツには、ハンドリング性能のフィーリングを高めるため、専用チューニングのサスペンションと、専用にチューニングされた電制パワーステアリングが与えられます。
さらに、ヴィッツのシャシーを知り尽くしたガズーレーシングによって、ボディ剛性向上に利くポイントにスポット溶接増しが行われ、卓越したハンドリングを実現しています。

GR

GRの方にはGRスポーツで施された各部のチューニングに加え、サスペンションアームの取り付け部分の剛性を向上させるブレースバーを装着。
さらにサスペンションダンパーには、C-HRやレクサス車の装着で定評のあるドイツFZ社のザックスブランドのダンパーを装備し、205/45R17というオーバークラスのタイヤの性能を引き出します。
前後ディスクブレーキを採用し、フロントキャリパーにはガズーレーシングのイメージカラーである白に塗装された対向ブレーキキャリパーが与えられ、トータルでのシャシーパフォーマンスを大きく向上させています。

ヴィッツGRとGRスポーツ主な変更点

GR/GRスポーツの変更点
GR/GRスポーツ共通装備
・ヘリカルLSD
・専用エアロパーツ
・スポット打点追加
・専用電制ステアリングチューニング
・専用チューニングサスペンション(GRはザックス製)

GR専用装備
・アルミペダル(GR)
・補強ブレース追加(GR)
・小径ステアリングホイール(GR)
・シルバープレートメーター(GR)
・ホワイト塗装 対向2ポッドブレーキキャリパー(GR)
・205/45R17 ブリジストン POTENZA RE050A(GR)
・GR専用アルミホイール+専用センターキャップ(GR)
・10速スポーツシーケンシャルシフトマチック(GRのCVTのみ)
など

ヴィッツGR/GRスポーツ パワートレーンスペック表

GR/GRスポーツGRスポーツハイブリッド
エンジン種類直列4気筒DOHC直列4気筒DOHC
+モーター
排気量1,4961,496
最高出力80[109]/6,00054[74]/4,800
+45[61]
最大トルク138[14.1]/4,400(5MT)
136[13.9]/4,800(CVT)
111[11.3]/3,600〜4,400
+169[17.2]
トランスミッション5MT CVTCVT
駆動方式FFFF
使用燃料レギュラーレギュラー
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

ヴィッツGR/GRスポーツの燃費

GRとGRスポーツのエンジンは他車種と共通のため、大きく燃費が違うことはないでしょう。
GRは陸運局への持ち込み登録となるため、燃費計測がされておらず公表データはありません。
ただし、GRのに用意された10速SuperCVT-iのオーバードライブギア比はMTに比べて広いため、高速巡航では燃費が良くなる可能性があると考えられます。

ヴィッツGR/GRスポーツの価格

ベースのヴィッツに比べGRスポーツは約50万高、GRではさらに20万円高という価格設定です。
差額のほとんどがシャシー性能とハンドリングの向上に費やされたと考えられます。
メーカーが本気でハンドリングチューンしたコンパクトカーとは一体どういうものなのか、興味津々です。

ヴィッツGRスポーツ 価格表

GRスポーツ
5MT209万
CVT209万
ハイブリッド233万
[単位]円(消費税込み)

ヴィッツGR 価格表

GR
5MT230万
CVT230万
[単位]円(消費税込み)

ヴィッツGR/GRスポーツは正真正銘のスポーツカー

ヴィッツGRとGRスポーツには、ノーマルヴィッツとは一線を隔するスポーティな外観が与えられていますが、その中身は外観以上のパフォーマンスを秘めた正真正銘のスポーツカーと言えます。
車を意のままに操る喜びを知ってほしいというコンセプトで開発される、ヴィッツを初めとするGR/GRスポーツシリーズは、トヨタの新たな試みといえるでしょう。

さらに、2018年4月9日から受付が開始される、1.8リッタースーパーチャージャーエンジンを搭載した150台限定のGRMNヴィッツの発売が先に控えています。
GRMNが送り出す、さらなるヴィッツの登場からも目がはなせません。

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