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世界で1番最初にできた車とは?┃車の歴史や未来の車を解説

日本の国産車第一号は?

1898年にフランス製「パナール・ルバッソール」(ガソリン車)が日本に初めて輸入されました。1907年には東京自動車製作所の技師内山駒之助が国産ガソリンエンジン自動車の第1号となる「タクリー号」を作り出しました。

その後、明治末期から大正時代にかけて自動車の国産化が数多く試みられましたが、当時の日本の工業技術はまだ未熟であったため、国産化は成功しませんでした。このような試みのなかで、のちの自動車工業の確立に少なからず影響を及ぼしたのが快進社と白楊社です。

日本初の本格自動車「オートモ号」

日本初の本格的な自動車生産は白楊社のオートモ号が最初で、1925年に生産を開始し、230台が製造されました。

しかし、欧米との技術の差はまだまだ埋めがたいものがあり、GMとフォードが国内でノックダウン生産(製造国が主要部品を輸出し、現地で生産すること)を始めると、市場は寡占状態になり、快進社、白楊社ともに解散してしまいました。

トヨタ自動車の誕生

1930年代(昭和)に入り、1932年(昭和7年)に日産自動車の前身となる”ダットサン商会”が設立され、翌1933年(昭和8年)にはトヨタ自動車の前身となる”豊田自動織機製作所自動車部”が設立、現在の日産自動車、トヨタ自動車が誕生します。

快進社は巡り巡って、ダットサン商会に引き継がれ、一方、白楊社の主要メンバーは豊田自動織機製作所自動車部に入社しています。

ノックダウン生産とは?詳しくはこちら

クルマが誕生して約250年

自動で走るし空も飛ぶようになるなんて、昔の開発者が見たらどう思うのか気になります。そして、この先クルマはどんな進化を遂げるのでしょう。

私たちが思い描いていた未来は、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。ただの設計図が、実物となって目の前に現れる日も近いと言えるでしょう。

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MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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