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スズキ新型ジムニー/ジムニーシエラ フルモデルチェンジ公式発表!価格は146万円から!

2018年7月5日、ついにスズキからジムニーのフルモデルチェンジが公式に発表されました。普通車モデルの「ジムニーシエラ」も同日に発売開始。今回発表された新型ジムニーは4代目で、新開発ラダーフレームにリジットアクスルやパートタイム4WDなどを採用。一新したデザインの中に伝統の本格オフローダーとしてのキャラクターを確立しています。新型ジムニーおよび新型ジムニーシエラのデザインやスペック、車両価格など最新情報をご紹介。

【7月5日】新型ジムニー/ジムニーシエラ ついにフルモデルチェンジ!

新型ジムニー XL

2018年7月5日、新型ジムニー/ジムニーシエラのフルモデルチェンジが公式発表されました。

スズキ ジムニーは1970年から発売されている、クロカン4WD軽自動車です。小型ながらラダーフレームリジッド式サスペンションなどにより高いオフロード性能を有し、気軽にクロカンが楽しめる車として人気を博してきました。

フルモデルチェンジにより、ジムニーは4代目に。発表前から、ツイッターなどSNSでは新型ジムニーの登場を待ちきれないユーザーの声やリーク情報が溢れていました。多くの決定的な情報が流出し話題となるのは、新型ジムニーへの期待度の高さがうかがえます。

新型ジムニーがワールドカーオブザイヤー2019の候補車に選出!

新型ジムニーとジムニーシエラの違いは?

新型ジムニーシエラ JC

ジムニーシリーズには、軽自動車である「ジムニー」と小型乗用車である「ジムニーシエラ」があります。ジムニーシエラはジムニーの派生車であるため、基本構造や装備はほぼ同等ですが、デザインと搭載エンジンが異なります。

新型ジムニーシリーズについても、ジムニーとジムニーシエラのラインナップ。ジムニーは660ccエンジン、ジムニーシエラは新開発の1.5Lエンジンを搭載します。

ジムニーとジムニーシエラの違いについて詳しくはこちら

新型ジムニー/ジムニーシエラのグレード構成|MT設定も継続

新型ジムニーと新型ジムニーシエラのグレード構成は下表の通り、シンプルなかたちです。ジムニー、シエラともに5MTと4ATが選択できます。

各グレードの装備について詳しく説明します。

ジムニー(660cc 5MT/4AT 4WD)
XCXLXG
ジムニーシエラ(1.5L 5MT/4AT 4WD)
JCJL-

ジムニーは「XC」「XL」「XG」の3グレード

ベースグレードのXG

新型ジムニー XG(シルキーシルバーメタリック)

ジムニーのベースグレード「XG」は、以下のような基本装備が標準搭載されています。

・運転席SRSエアバッグ
・SRSカーテンエアバッグ
・フロントシートSRSサイドエアバッグ
・マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ
・16インチスチールホイール など

カスタムカーのベースとしては申し訳ないでしょう。

利便性が向上したXL

新型ジムニー XL(ブリスクブルーメタリック)

ミドルグレードの「XL」の装備は以下の通りです。

XGの装備に加えて
・フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ
・フルオートエアコン
・キーレスプッシュスタートシステム
・電動格納式リモコンドアミラー
・スモークガラス など

フォグランプ、フルオートエアコン、電動格納式リモコンドアミラーなどにより、XGに比べて電装装備がワンランクアップしています。

先進安全装備や運転支援装備が標準搭載のXC

新型ジムニー XC(キネティックイエロー ブラックトップ2トーン)

最上級グレードである「XC」は、デュアルセンサーブレーキサポートといった先進安全装備や、クルーズコントロールシステムといった運転支援装備が標準搭載されています。装備は以下の通りです。

XLの装備に加えて
・デュアルセンサーブレーキサポート
・LEDヘッドランプ
・ヘッドランプウォッシャー
・クルーズコントロールシステム
・LEDサイドターンランプ付ドアミラー
・16インチアルミホイール  など

デュアルセンサーブレーキサポートを含む「スズキセーフティサポート」はXLおよびXGにおいてメーカーオプションとして用意されていますが、XCには標準搭載となっている点がポイントです。

ジムニーシエラは「JC」「JL」の2グレード

ジムニーのベースグレード「JC」は、以下のような基本装備が標準搭載されています。

・フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ
・フルオートエアコン
・キーレスプッシュスタートシステム
・電動格納式リモコンドアミラー
・スモークガラス
・15インチアルミホイール など

このほか「運転席SRSエアバッグ」や「SRSカーテンエアバッグ」、「フロントシートSRSサイドエアバッグ」などの基本的な安全装備も搭載されているとみてよいでしょう。

ベースグレードのJL

新型ジムニーシエラ JL(シフォンアイボリーメタリック)

ジムニーシエラのベースグレード「JL」は、以下のような基本装備が標準搭載されています。

・フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ
・フルオートエアコン
・キーレスプッシュスタートシステム
・電動格納式リモコンドアミラー
・スモークガラス
・15インチアルミホイール など

このほか「運転席SRSエアバッグ」や「SRSカーテンエアバッグ」、「フロントシートSRSサイドエアバッグ」などの基本的な安全装備も搭載されているとみてよいでしょう。

先進安全装備や運転支援装備が標準搭載のJC

新型ジムニーシエラ JC(ジャングルグリーン)

最上級グレードである「JC」は、以下のような先進安全装備や運転支援装備が標準搭載されています。

XLの装備に加えて
・デュアルセンサーブレーキサポート
・LEDヘッドランプ
・ヘッドランプウォッシャー
・クルーズコントロールシステム
・LEDサイドターンランプ付ドアミラー
・15インチアルミホイール  など

デュアルセンサーブレーキサポートを含む「スズキセーフティサポート」はJLにおいてメーカーオプションとして用意されていますが、JCには標準搭載となっています。

新型ジムニー/ジムニーシエラのグレードについて詳しくはこちら

新型ジムニー/ジムニーシエラの車両価格はともにアップ

新型ジムニー/ジムニーシエラのグレード構成と価格
 グレードトランスミッション車両価格
 ジムニーXG5MT145万8,000円
4AT155万5,200円
XL5MT158万2,200円
4AT167万9,400円
XC5MT174万4,200円
4AT184万1,400円
ジムニーシエラJL5MT176万400円
4AT185万7,600円
JC5MT192万2,400円
4AT201万9,600円

新型ジムニーの車両価格は146万円から、新型ジムニーシエラの車両価格は176万円から、となっています。

両モデルとも先代より値上げされているものの、新しいエンジンや改良されたラダーフレーム、走行システムの追加や安全装備の追加など多くの変更が加えられたことを踏まえると妥当な価格だと言えます。

ジムニーの中古車情報についてはこちら

最新「ジムニー」中古車情報!

本日の在庫数 3,198
平均価格 83.2万円
本体価格 0.1〜248万円
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新型ジムニー/ジムニーシエラの豊富なボディカラー

モノトーンカラー 全9色

新型ジムニーシリーズのモノトーンカラーは9色です。グレードによって選択できるカラーが以下のように異なります。

「ブルーイッシュブラックパール」「ジャングルグリーン」「シルキーシルバーメタリック」はジムニーおよびジムニーシエラの全てのグレードで選択できます。

新型ジムニー/ジムニーシエラ 各モノトーンカラーが選べるグレード

ボディカラージムニージムニーシエラ
キネティックイエローXC,XL全車に設定
シフォンアイボリーメタリックXC,XL全車に設定
ブリスクブルーメタリックXC,XL全車に設定
ミディアムグレーXC,XL全車に設定
ブルーイッシュブラックパール全車に設定
ジャングルグリーン全車に設定
シルキーシルバーメタリック全車に設定
ピュアホワイトパールXCJC
スペリアホワイトXL,XGJL

2トーンカラー 全4色

新型ジムニーシリーズは個性的な2トーンカラー4種類から選択できます。いずれも最上級グレード「XC」「JC」のみに設定されたカラーです。

ジムニー XCのみ、ルーフだけでなくボンネットもブラックに塗り分けた「キネティックイエロー ブラックトップ2トーン」が選択できます。

新型ジムニー/ジムニーシエラ 各2トーンカラーが選べるグレード

ボディカラージムニージムニーシエラ
キネティックイエロー
ブラック2トーンルーフ
XCJC
シフォンアイボリーメタリック
ブラック2トーンルーフ
XCJC
ブリスクブルーメタリック
ブラック2トーンルーフ
XCJC
キネティックイエロー
ブラックトップ2トーン
XC-

アッキーナが新型ジムニー/ジムニーシエラを最速取材!【動画】

スズキ ジムニー おため試乗

© MOBY

クルマ好きなアッキーナこと、南明奈が、話題の車をレビューする「南明奈#おため試乗」。デビュー間もない新型車の特徴をはじめ、人気車種の注目ポイントを解説。アッキーナならではの視点で、車の魅力をお届けする企画です。

今回はメディア向けに開催された、新型ジムニー/ジムニーシエラの事前取材会にお邪魔してきました。

スズキ ジムニー おため試乗

© MOBY

新型ジムニー/ジムニーシエラ事前取材会を案内してくれるのは、スズキ四輪商品第2部チーフエンジニア 米澤さん。フルモデルチェンジによりジムニーがどう変わったのか、内装と外装を中心に詳しく教えていただきます!

動画はこちら

ここからは、動画で解説した内容の振り返りだけでなく紹介しきれなかった部分も併せて、新型ジムニー/ジムニーシエラの変更点について細かく解説していきます。

新型ジムニーのデザインはオフローダーらしさアップ

ワイドなフロントグリルが目を惹く

スズキ ジムニー

© MOBY

4代目となる新型ジムニーは、3代目ジムニーのエクステリアデザイン(外装)から大きく変更されました。

ビビッドなボディカラーがラインナップされているのが、コンパクトなジムニーのキャラクターを表しています。

マットなフロントグリルとフロントバンパー

スズキ ジムニー

© MOBY

丸目独立タイプのヘッドライトが初代ジムニーを思わせる

スズキ ジムニー

© MOBY

フロントグリルと一体となった丸目のヘッドライトは、メルセデス・ベンツ Gクラスジープ レネゲードなどの本格輸入車SUVのようです。

直線的なラインで構成されたボディ

スズキ ジムニー

© MOBY

新設計のボディで特徴的なのは、フロントガラスの角度とリアサイドウインドウ、ホイールアーチの形が大きく変わった点です。

3代目ジムニーよりもフロントガラスを立たせたことで視界が上方に拡大。リアサイドウインドウもほぼ長方形になったことで、後方視界や採光も改善されました。ホイールアーチは円形から台形になっています。

ほぼ真四角のリアシルエットがオフローダーらしい

スズキ ジムニー

© MOBY

彫りの深いプレスラインがワイルド

スズキ ジムニー

© MOBY

新型ジムニーはスズキのハスラーやクロスビーのような丸みを帯びたボディではなく、直線的で無骨なデザインです。シャープで彫りの深いプレスラインがオフローダーらしさを際立たせています。

前後バンパーをあえて塗装しないデザインもワイルドな印象です。

新型ジムニーのインテリア(内装)はシンプルで実用的

派手さのない実用的なコックピット

最上位グレードのXCはクルーズコントロールスイッチが搭載(右側)

スズキ ジムニー

© MOBY

3分割された個性的なメーターディスプレイ

スズキ ジムニー

© MOBY

新型ジムニーの内装は派手さのない、実用的なデザインです。シンプルなブラックを基調としたインパネやシートは誰にとっても馴染みやすさがあります。

注目したいのが、左右のスピードメーターそれぞれが立方体の中に収まったデザインであること。コンパクトにまとめられているため、ハンドル奥の視界が広くなっています。インテリアも全体的に直線的なデザインでまとまっています。

XL、XCのエンジンはプッシュスタート

スズキ ジムニー

© MOBY

ミッションシフトの他、2WDと4WDを切り替える副変速機も(中央)

スズキ ジムニー

© MOBY

使いやすさにこだわったインパネとスイッチ類

黒を基調とした水平デザインのインパネ

スズキ ジムニー

© MOBY

シンプルで使いやすいスイッチやノブが並ぶ

スズキ ジムニー

© MOBY

大きなスイッチはグローブを付けた手でも操作しやすい

スズキ ジムニー

© MOBY

新型ジムニーのスイッチ類は、グローブを付けた指でもストレスなく操作できるよう、大きめに作られています。これなら走行中でも直感的に操作が可能です。

ナビはインパネ内に収まり、視界の妨げにならない

スズキ ジムニー

© MOBY

グローブボックス上には乗り込み補助のためのバーが

スズキ ジムニー

© MOBY

新型ジムニーには、助手席に乗り込む際に掴まることのできるバーが採用されています。オフロードに最適な最低地上高を確保するため、ステップがやや高めに設定されているジムニーならではの補助器具といえます。

黒を基調としたインパネですが、エアコン吹出口はガンメタリックで色分けされているのもポイントです。

撥水加工のシートでアクティブユーザーにも優しい

2ドアなので後席に乗り込む際はフロントシートを動かす

スズキ ジムニー 前席スライド

© MOBY

シートは撥水加工が施されている

新型ジムニーは撥水加工シートを採用しています。濡れたまま乗り込んでもOKですし、汚れても簡単に掃除することができます。

運転席側から車内を撮影

スズキ ジムニー

© MOBY

後ろの窓もタイヤが視界を遮らない

スズキ ジムニー

© MOBY

スクエアな窓で視界も良好です。スペアタイヤも後ろの視界を妨げません。

後席にも使いやすさにこだわった工夫が

センターコンソールには後席用のドリンクホルダー(2本分)が

スズキ ジムニー

© MOBY

後席の左右には幅広スペースがあり、窮屈さを感じさせない

スズキ ジムニー

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後席やラゲッジスペース側からも電源が取れる

スズキ ジムニー

© MOBY

新型ジムニーのラゲッジスペース

バックドアは横開き

スズキ ジムニー

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開口部が広く、大きな荷物も積み込める

スズキ ジムニー

© MOBY

新型ジムニーのラゲッジスペースは、横に開くバックドアが特徴です。開口部が広いため、大きな荷物も詰め込めます。

汚れ物を分けて収納できるボックス付きで、アウトドアユーザーにも優しい仕様です。

リアシートは前に倒して簡単にフラットスペースを作ることができる

スズキ ジムニー

© MOBY

撥水シートはアウトドアユースにも◯

スズキ ジムニー

© MOBY

ラゲッジスペースは後席を前に倒すことで拡大できます。左右のシートはフラットになるため、安定性もバツグン。

さらに、荷物を置く際に床となるシート裏面にも撥水加工が施されているため、汚れを気にせず後席スペースを使うことができます。

新型ジムニーシエラのデザインはオーバーフェンダーが特徴

デザイン自体はジムニーとほぼ変わらないジムニーシエラ

スズキ ジムニー シエラ

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フロントバンパーの形状がジムニーとやや異なる

スズキ ジムニー シエラ

© MOBY

新型ジムニーシエラはジムニーとデザインはほぼ同じですが、オーバーフェンダーやリアサイドガーニッシュ、フロントリップ周辺のニュアンスが若干異なっています。

ジムニーのフロントリップは角が付けられているのに対し、ジムニーシエラは曲線でつないだラインが特徴です。

張り出したフェンダーはマットな質感

スズキ ジムニー シエラ

© MOBY

オフローダーらしい力強さがある

スズキ ジムニー シエラ

© MOBY

3代目同様、新型ジムニーシエラは新型ジムニーをオーバーフェンダー化しています。

オーバーフェンダーはスクエアボディとの相性抜群

スズキ ジムニー シエラ

© MOBY

モノトーングレードでもルーフとボディが絶妙に色分けされている

スズキ ジムニー シエラ

© MOBY

ジムニー同様ほぼ真四角のリアシルエット

スズキ ジムニー シエラ

© MOBY

直線的なデザインにオーバーフェンダーを採用することで、さらにワイド&ワイルドに見えますね。

オーバーフェンダー・リアサイドガーニッシュって何?という方はこちら

新開発ラダーフレーム✕リジットアクスルを採用

新型ジムニー XG(シルキーシルバーメタリック)

新型ジムニーは、歴代ジムニーと同様にラダーフレーム構造とリジットアクスルを採用します。

ラダーフレームとリジッドアクスルは、ジムニーの伝統であるオフロード性能を根底から支える2大要素。フルモデルチェンジしても引き続き採用されるということですので、スズキはユーザーの期待に応えたといえます。

新開発のラダーフレームは"X(クロス)"で剛性アップ

新型ジムニーに採用された新開発ラダーフレーム(イメージ)

新型ジムニーは従来よりも剛性をアップさせた、新開発のラダーフレームを採用しています。

ラダーフレームとははしご(ラダー)状のフレームで、トヨタ ランドクルーザーやメルセデス・ベンツ Gクラスなどの本格SUVに採用されているものです。ジムニーは1970年の登場以来、一貫してラダーフレームを採用しています。

上の画像を見ると、タテとヨコ以外にも斜めにクロスするかたちで「はしご」が作られていることがわかります。これは、ラダーフレームの特徴である強度をさらにアップさせ、走行性や安全性を高めているものと思われます。

ジムニーは軽自動車でありながら、走行性や安定性、強度に優れたラダーフレーム構造であることから、気軽に楽しめる本格クロカンとして長年愛されてきました。今回のラダーフレームの改良によりオフロード性能という魅力さらに向上。モノコック構造が主流の今日において、ジムニーファンに嬉しい改良ですね。

ラダーフレームについてはこちら

3リンクリジットアクスルサスペンションで悪路走破性も確保

新型ジムニーのサスペンションは、先代と同じくリジットアクスル(リジット式サスペンション)が採用されます。

リジットアクスルとは「車軸懸架式」の意味で、左右のバネが連動して伸び縮みする特徴があります。片方が伸びると反対側が縮むため、道の凸凹に対して車がなめらかに走ってくれます。また、凸凹道で車の底面を擦りにくくなるというメリットも。

近年ではトラックなどの商用車や本格的なオフロードカーなど、大きな軸荷重がかかる車に採用されることが多い形式です。

本格クロカンである歴代ジムニーは、リジット式の採用により舗装路よりも悪路の方が得意な車でした。新型ジムニーもその性格を受け継ぎ、悪路走破性を高めた車となっています。

7月5日に公開されたTVCMでその走破性の高さを見ることができます。

リジットアクスルについてはこちら

エンジン縦置きFRレイアウト✕パートタイム4WD

新型ジムニーのインテリア(XC 4AT キネティックイエロー)

新型ジムニーは先代同様、エンジン縦置きFRレイアウトと、副変速機付パートタイム4WDを採用します。

ジムニーは1970年の誕生以来、エンジンを縦置きにしてフロント部にマウントするという方式を採用しています。エンジンの縦置きレイアウトと4WDは、ドライブシャフトとエンジンが平行になるため相性がよく、設計的にも無理がありません。4WDの本格オフローダーとして設計されたジムニーに最も適しているのです。

また、上の内装画像からわかるように、新型ジムニーにはシフトノブとは別に、走行モード切り替え用ノブが搭載されています。モードは先代と同様、「2WD走行」「4WD走行」「4WD低速」の3つにあたるものと推測できます。

FRや4WDの特徴についてはこちら

【おさらい】スズキ ジムニーとは?人気の理由

新型ジムニーの安全装備には「デュアルセンサーブレーキサポート」が搭載されます。同機能は新型ジムニーおよび新型ジムニーシエラの最上級グレード「XC」「JC」に標準設定となります。

「デュアルセンサーブレーキサポート」とは自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)のことです。新型スイフトやワゴンRに搭載されています。

同機能の特徴は、読んで字のごとくフロントガラスにセンサーが2つあること。近距離や夜間においての検知に優れたレーザーレーダーと、歩行者も認識することのできる単眼カメラとの2つのセンサーを組み合わせることで高い安全性能を誇ります。

また、前方衝突警報機能・前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能・自動ブレーキ機能など6つの機能を含みます。

スズキはデュアルセンサーブレーキサポートを含む先進安全技術「スズキセーフティサポート」を、「XC」「JC」を除くグレードにメーカーオプションとして用意しています。

新型ジムニーに搭載が予想される安全機能一覧

・軽量衝撃吸収ボディーTECT[テクト]
・プリテンショナー機構とフォースリミッター機構(シートベルト)
・SRSエアバッグ
・4輪ABS(アンチロックブレークシステム)
・ラッチスタートシステム(MT車限定)
・誤発進抑制機能
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・先行者発進お知らせ機能
・ハイビームアシスト機能
・エマージェンシーストップシグナル
・ESP(車両走行安定補助システム)

スイフトやワゴンRについてはこちら

ジムニーはターボ採用!新型ジムニー/ジムニーシエラのエンジンスペック

新型ジムニーシエラ JC(シフォンアイボリーメタリック ブラック2トーンルーフ)

新型ジムニーのエンジンは「R06Aターボ」

エンジン種類
直列3気筒 インタークーラーターボ
排気量
660cc
最高出力
47/6,000
最大トルク
95/3,000
トランスミッション
5MT/4AT
駆動方式
4WD
使用燃料
ガソリン
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm
  5MT 4AT
WLTCモード 16.2km/h 13.2km/h
市街地モード 14.6km/h 11.0km/h
郊外モード 17.5km/h 13.9km/h
高速道路モード 16.5km/h 14.2km/h

新型ジムニーには「R06A型」エンジンが搭載されます。新型ジムニーでも採用されたことにより、スズキの軽自動車は全車がR06A型エンジンを搭載することとなります。歴代のジムニー同様、新型でもターボが搭載されます。

新型ジムニーにはマイルドハイブリッドが搭載されるのではという声がありましたが、ハイブリッドやSエネチャージに関する発表はありませんでした。

新型ジムニーはWTLCモード燃費のみ公開されているため、先代モデルと一概に比較することは難しいです。ただ、実燃費は先代とほぼ変わらない10〜13km/L程度となるでしょう。
*実燃費は編集部調べ

新基準のWLTCモード燃費についてはこちら

スズキのマイルドハイブリッドについてはこちら

スズキ「R06A」エンジンについてはこちら

新型ジムニーシエラは新開発の1.5Lエンジンを搭載

エンジン種類
水冷4サイクル直列4気筒
排気量
1.5L
最高出力75kW/6,000rpm
最大トルク130N・m/4,000rpm
トランスミッション
5MT/4AT
駆動方式
4WD
使用燃料ガソリン
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm
  5MT 4AT
WLTCモード 15.0km/h 13.6km/h
市街地モード 12.8km/h 11.2km/h
郊外モード 15.8km/h 14.7km/h
高速道路モード 15.9km/h 14.6km/h

新型ジムニーシエラには、モデル史上最大排気量となる1.5Lエンジンが搭載されます。エンジンはジムニーシエラのために新開発されたものです。

また、新型ジムニーシエラも同様、WLTCモード燃費のみ公開されているため、先代モデルと一概に比較することは難しいです。ただ、実燃費は先代とほぼ変わらない11〜13km/L程度となるでしょう。
*実燃費は編集部調べ

新型ジムニー/ジムニーシエラはカスタムも人気となるか

ジムニーは歴代を通してカスタムのニーズもあることから、新型ジムニー専用のパーツの販売も豊富に販売される可能性があります。新型ジムニーも先代までの特徴や伝統を受け継いだ本格オフローダーであることから、硬派なカスタムを好むユーザーにも人気が出そうです。

新型ジムニーはデザインこそ一新されましたが、足回りやエンジンレイアウトは従来と同じ形式を採用。さらに、エンジンも今回ハイブリッド化されないことがほぼ確定的であるため、これまでのジムニーと同じようなスタンスでカスタムを楽しむことができるでしょう。

新型ジムニーのカスタムについての最新情報はこちら

【おさらい】スズキ ジムニーとは?人気の理由

LJ80 BJ.1980年型

スズキの「ジムニー」は1970年の発売日から50年近く販売されているロングライフの軽4WDです。
発売から40年以上の歴史を持ちますが、現在までにフルモデルチェンジは2回しかなく、今回約20年ぶりのフルモデルチェンジで4代目になる予定です。

もともと当時の鈴木自動車工業社長であった鈴木修氏が、ホープ自動車からON型4WDという車の製造権を買い取ったことがきっかけで生産がスタート。

車名は「ジープ型のミニ」という意味を込めて、「Jeep」「Mini」「Tiny」をかけ合わせた造語から採られており、頑丈なラダ―フレームを採用した車体は、小さいながらもラダーフレーム構造によるジープのような耐久性と抜群のオフロード性能を持っています。

安全装備はレーダーブレーキサポートなどの先進安全装備ではありませんが、衝突安全性能においては持ち前の頑丈さが光ります。
また、自然災害に強い車としても知られており、冠水した道路も余裕で走ることのできる走行性能も備えています。

軽自動車クロカン4WD・SUV「ジムニー」の歴史

初代ジムニー(1970-72年)

スズキ 初代ジムニー LJ10型 1970年

スズキ 初代ジムニー LJ20型 1972年

ホープスターON型4WDの良さを活かしつつ、自社の軽トラック・キャリイで培った技術を投入したのが初代ジムニーです。

当時の4WD車は三菱 ジープやトヨタ ランドクルーザー、そして日産 パトロールの三つ巴状態で、そこに参入した初代ジムニーはあまりに斬新な車でした。

しかし、軽自動車規格でありながら本格的なオフロード走行性能を持ち合わせたジムニーは結果として大ヒット。
性能面ではベースのよさを活かしつつも、デザインはON型4WDのイメージから離れスポーティーに変更したことも、爆発的な人気が出た理由の1つでしょう。

2代目ジムニー(1981-84年)

スズキ 2代目ジムニー SJ30型 1981年

スズキ 2代目ジムニー JA51型 1984年

1981年に初のフルモデルチェンジを果たしたジムニーは、初代の「男の車」というコンセプトを一新し、運転初心者や女性も意識した車となりました。

1986年からは2代目第2期となり、ジムニー初の5ナンバー車が登場。
特に、1986年に発売されたJA71型からは、初代ジムニーに搭載された2サイクルエンジンから排気量の少ない4サイクルエンジンに変更されました。

1990年からは2代目第3期、1995年からは2代目第4期という歴史を経て、コイルスプリング式サスペンションの採用やATの採用など、最終的に初代とはまったく違った印象となりました。

3代目ジムニー(1998年-2018年)

3代目ジムニー JB23型 1998年

1998年にフルモデルチェンジして誕生した3代目ジムニーは、上の姿になるまで9度のマイナーチェンジを行いました。

3代目にして2WDモデルが追加されたり、2代目までと違った丸みのあるデザインに変更されたりしたことで、さらに購入層の幅を拡大。快適装備や安全装備も充実し、手軽で硬派なオフロード車として魅力が高められました。

3代目ジムニーは横滑り防止装置(ESC)やブレーキアシストシステムなどの安全装備が採用されておらず、法規制上生産を継続できなくなり、2018年2月24日をもって生産終了となりました。

ジムニーファンの芸能人ジムニストも!

ジムニーを愛するファンの芸能人もたくさんいます。
中でも有名なのが織田裕二さんです。

織田さんといえば、バイクが趣味で大型自動車二輪の免許や国際レースライセンス(C級)を取得しているという、かなり本格的なアウトドア派。

上はスズキの公式プロモーション動画です。悪路を堂々と進んでいくだけでなく、水の中にも入る、階段も昇降する、岩山を下るといった驚きのパフォーマンスを発揮しています。

アウトドア派の織田さんを虜にした、ジムニーのタフな走り。それほどジムニーは本格的なオフロード4WDクロカンなのです。

もうすぐ生誕50年!ジムニーはまだまだ進化する

新型ジムニーXL(ジャングルグリーン)

50年近い歴史を持ちながら、まだ2度しかフルモデルチェンジをしていないジムニー。今回のフルモデルチェンジは、まさしく歴史的瞬間と言っても過言ではありません。

また、歴代ジムニーの最大の魅力は圧倒的なポテンシャルにあります。

特に、オフロードの走破性を高めるにあたって軽自動車の「軽さ」は重要なポイント。クロカン・SUVとして世界的な評価も高いランドクルーザーでさえ、ジムニーが誇るあまりの走破性に焦り対策を講じたとも言われています。

軽自動車かつ超本格的なクロカンである、唯一無二の存在・ジムニーは、さらに面白い車に進化するでしょう。

【アンケート結果発表】新型ジムニーと旧型ジムニー、どちらが人気?

「新型ジムニーがカッコいい!」という声がネット上で多く見受けられますが、その一方で「前のモデルの方が好きだった」という声も。果たして本当に新型ジムニーのほうが人気なのか、世間の声を知るため、MOBY編集部ではツイッターで独自にアンケート調査を実施しました。

その結果がこちら。

新型ジムニーvs旧型ジムニー アンケート

© MOBY

結果はなんと約8割が「新型ジムニーの方が好き」と回答。人気の高い旧モデルに軍配があがる可能性すら想定していましたが、まさかの新型ジムニーの圧勝でした。新型ジムニーの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください!

旧モデルが9度のマイナーチェンジを経て完成度を高めていったように、新型ジムニーもこれからますます愛される車になることでしょう。今後も新型ジムニーの最新情報を追いかけていきますので、ご期待下さい。

スズキやその他のメーカーの新型車についての記事はこちら

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