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車検費用(値段)の相場を徹底比較!おすすめの車検も紹介

車検とは

車のメンテナンス
©xiaosan/stock.adobe.com

車検とは、正式には「自動車検査登録制度」といい、公道を走る自動車(小型特殊自動車を除く)と排気量251cc以上の二輪車に、登録および検査を法で義務付けた制度のこととなります。
新車を購入して所有するときには登録と検査が行われ、以降は一定期間(乗用車であれば新車登録後3年、以降2年毎、貨物車は一律2年毎など)に行われます。
中古車を購入して所有する場合は、前述の期間に残りがあるときは登録のみとなります。
新車購入時の車検は正式には「新規検査」といい、この有効期限が切れるときの車検を「継続検査」といいます。
車を改造した場合には、その内容により「構造等変更検査」と呼ばれる車検を通すことが必要となります。

車検の目的

車検時の「登録」は、大量生産され、且つ資産となる車が誰の所有であるかを国が管理することが最大の目的の1つとなっています。
この登録制度は、交通事故や事件発生の抑制に一定の効果が得られています。
「検査」は車が安全に走行ができるように国が定めた「保安基準」に基づくものとなり、道路交通の安全と秩序を保つ一定の効果が得られています。

車検切れの車を運転したときの違反点数と罰金

車検切れした車で公道を走行すると「無車検運行」(道路運送車両法違反)となります。
また、車検の際には自賠責保険に加入することが義務付けられているため、「無保険運行」(自動車損害賠償保障法違反)のW違反になります。
行政処分の違反点数はそれぞれ6点となり、W違反でも片方の違反にしか点数が付与されませんが、刑事処分は別々で審理されるため、両方の違反を合わせて、1年6ヶ月以下の懲役または80万円以下の罰金という罪となります。

車検はいつ受ける?期限は?

車検の期限
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車検の期間満了日(この日までに車検を受けなければならないという期限)は、フロントガラスに貼られた検査標章と呼ばれるシールで確認することが出来ます。
車検シールの見方としては、楕円に囲まれた数字が満了年、その下の大きな数字が満了月を表しています。

車検は、満了日の1ヶ月以内に受けた場合、次回の車検有効期間もそのままで伸ばすことができます。
例えば、有効期間が2016年の8月10日までだったとして、ちょうど一ヶ月前の7月11日に車検を受ければ、次の有効期間は2016年の8月10日から2018年の8月10日までになり、早く受けた分だけ有効期間も伸びたことになります。

1か月以上前に車検を受けた場合は、有効期間がその受けた日から2年間になりますので、早く受けた分期間が前倒しになってしまいます。

貼らないと罰則?車検シールの見方と貼り方「フロントガラスの位置」再発行の方法も

車検の種類と費用の相場

車のおもちゃとお金
©Yoshiyuki/stock.adobe.com

1995年7月の制度見直しの後から、車検が受けられる場所がぐんと増えました。
受ける場所や方法によって費用や品質が異なります。

車検を受けられる場所(業者)の種類は以下があります。

・ディーラー車検
・民間整備工場車検(民間車検)
・車検専門フランチャイズ車検
・カー用品店車検
・ガソリンスタンド車検
・ユーザー車検
・車検代行

順番にどういう車検なのか特徴と費用の相場を説明していきます。
(普通車や軽自動車を基準に相場は出しています)

ディーラー車検

ディーラー
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自動車メーカー系列の販売会社であるディーラーが実施する車検です。
ディーラーはメーカーのブランドを背負っていますから、設備、技術レベルともに一定以上の水準を維持しています。
信頼性が高い代わりに、他の車検と比較すると費用は割高になっています。

整備費用の相場:7万円~8万円程度

ディーラー車検は高い?民間とディーラーの車検費用(値段)や違いを徹底比較!

民間整備工場車検(民間車検)

民間整備工場車検(民間車検)はディーラー付属の整備工場に対して、民間整備工場が請け負う車検です。
民間整備工場は、ディーラーと違って設備や技術にバラツキがあります。
場所によっては、ディーラー以上の整備をするところもあります。

整備費用の相場:5万円~8万円程度

車検専門フランチャイズ車検



車検専門のフランチャイズ店は、車検の規制緩和後に急速に増えました。
「車検のコバック」や「ホリデー車検」などが有名です。

車検のみを専門に取り扱っているフランチャイズなので、設備、技術が均一化されており、比較的安価に一定水準のサービスが受けられる点がメリットです。

整備費用の相場:6万円~8万円程度
■参考ページ:ホリデー車検のページにある「概算費用/車検メニュー」

カー用品店車検

車のアクセサリーパーツやオイル、タイヤなど扱っている「イエローハット」や「オートバックス」などのカー用品店は、車のオーナーにはお馴染みの場所だと思います。
カー用品店でも車検を請け負っているところが増えてきました。

カー用品店での車検は、車検費用が比較的安く、代車の貸し出しもあるというメリットがあります。
デメリットとしては、支店が少なく、車検にかかる時間が長いということと、ディーラーや民間整備工場の車検と比較すると整備の技術が劣る可能性が高いということです。

整備費用の相場:6万円~7万円程度

ガソリンスタンド車検

自宅近くや通勤途中などにいきつけのガソリンスタンドをお持ちの方も多いと思いますが、ガソリンスタンドも車検を請け負うところも増えています。
手軽で比較的費用も低く抑えられるというメリットに対し、車検にかかる期間(日数)が長いことや、代車が無い、車検や整備の技術が微妙…というデメリットがあります。

整備費用の相場:5万円~7万円程度

ユーザー車検

ここまでにご紹介した車検は、依頼した業者が点検整備や検査ラインでの検査をすべて代行してくれますが、ユーザー車検は自分で陸運支局に出向き、書類の作成から検査まですべて行うものです。
車の整備や車検の手続きに関する知識が必要なうえ、平日の日中に時間を作る必要がありますが、格安費用で車検が受けられます。

整備費用の相場:5万円~7万円程度

ユーザー車検とは?予約から必要書類やかかる費用までの方法を全手順詳細に解説!

車検代行

ユーザー車検の次に、格安で車検を受けられるのが車検代行です。
陸運支局に車を持っていき、書類の作成と検査ラインに通すプロセスを代行してくれるサービスです。

整備費用の相場:5万円~7円程度

車検費用の内訳

車検費用の内訳は「車検基本料」+「法定費用」の合計です。

車検基本料とは

車検基本料とは、車検を依頼した整備工場などの業者に支払う料金のことで、24か月点検整備、点検代、代行手数料が含まれています。
(タイヤ交換やオイル交換、部品の消耗品の交換費用は別料金)

各業者で車検費用が違うのは、この車検基本料を業者がどこまで請求するかの差です。

法定費用とは

法定費用とは、自賠責保険料、自動車重量税、印紙代の料金を表しています。
この金額は法律で定められているため、どこの車検を受けても同じ金額になるため節約をしようと思ってもできません。

自動車重量税額は、車検のタイミングで課税され、新車購入時・新車購入時から3年後、その後は2年ごとに課税されます。
また、新車購入時の自動車重量税額と新車購入時から2回目以降の自動車重量税額は異なります。

法定費用は以下表のように自動車の区分と車両の重量によって異なります。

■法定費用の内訳

自動車種別 軽自動車 普通自動車
車両重量 1.0トン以下 ~1.5トン ~2.0トン ~2.5トン
重量税 6,600円 16,400円 24,600円 32,800円 41,000円
自賠責保険料 (24ヶ月) 25,070円 25,830円
印紙代 1,100円 1,100円
合計 32,770円 43,330円 51,530円 59,730円 67,930円

※印紙代は指定工場だと1,100円ですが、認定工場の場合は1,700円から1,800円と、車検業者によって異なります。

新型プリウスなどのエコカーの場合は減税対象車となるため、表で示した料金とは異なります。詳しくは以下ページをご参考ください。


自動車重量税額の調べ方

自賠責保険料【PDF】

車検の専門家が対応してくれて安い「ホリデー車検」

車検専門フランチャイズ車検は、車検費用を安くできる上に専門家が整備を行うので安心して愛車を預けられます。
なかでも、CMでも話題の「ホリデー車検」がおすすめです。


ホリデー車検

ホリデー車検の費用について(概算)

ホリデー車検に依頼した場合、追加整備がなければ以下表のような費用感になります。

  バイク 軽自動車 乗用車 小型貨物車
総額 36,184円 52,534円 ~ 57,934円 63,094円 ~ 68,494円 71,294円 ~ 76,694円 79,494円 ~ 84,894円 44,814円 ~ 50,214円 48,114円 ~ 53,514円 50,514円 ~ 55,914円
重量 – – – ワゴンR/ムーブ/ミニカ/ライフ/アルト/ミラ/プレオ etc ~ 1,000kg パッソ/フィット/ヴィッツ etc 1,001~ 1,500kg キューブ/スカイライン/アコード/レガシィ/デミオ etc 1,501~ 2,000kg オデッセイ/マークX/クラウン/セドリック/レジェンド etc ~ 2,000kg カローラバン/ADバン/プロボックス/ファミリア etc 2,001~2,500kg ライトエーストラック etc 2,501~ 3,000kg レジアース etc
重量税 3,800円 6,600円 16,400円 24,600円 32,800円 6,600円 9,900円 12,300円
自賠責 11,520円 25,070円 25,830円 17,350円
印紙代 1,100円
車検基本料 5,184円 5,184円~10,584円
検査料 10,800円
事務手数料 3,780円

車検の流れ

ホリデー車検に申し込んだ場合の車検の流れは簡単4ステップです。
【STEP1】インターネット予約 → 【STEP2】車検当日 → 【STEP3】車検証・ステッカー受領 → 【STEP4】アフターフォロー

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【車の法定定期点検とは?】車検とは違う?義務や費用から1年と2年との違いなど

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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