- 車種別 詳細情報(912)
【ハイゼットキャディーはドデカク使える商用車】実燃費や内装から試乗時の評価なども
ダイハツ「ハイゼットキャディー」は、同社の軽トールワゴン「ウェイク」をベースとした商用車です。ウェイクと同様の広い室内空間と、優れた燃費性能を特長としています。本記事では、ハイゼットキャディーの実燃費や内装、ユーザーからの試乗評価についてまとめているので、是非ご覧になっていってください。
この記事の目次
ダイハツ ハイゼットキャディーとは?
ハイゼットキャディーとは、ダイハツ工業が製造・販売している商用車です。
ダイハツの軽トラックである「ハイゼット」の名を冠してはいますが、その実態は同社の軽トールワゴン「ウェイク」をベースとした、モノスペース軽ライトバンとなっています。
ダイハツ ウェイク
ハイゼットキャディーの基本的なメカニズムは、ベースであるウェイクと同様ですが、内装や装備の一部は商用車用に変更されており、ボディカラーも通常はホワイトのみ(オプションで5色)です。
また、外装デザインもウェイクとの差別化が図られており、フロントのフードガーニッシュの省略やエンブレムの変更、バンパーガーニッシュもブラックに変更され、リヤコンビネーションレンズも専用品に変更されました。
ダイハツ ハイゼットキャディーのパワートレイン
ハイゼットキャディーのパワートレインには、ベースであるウェイクと同様に658ccの直列3気筒NAエンジンとターボエンジンの2種類が搭載されます。
駆動方式はFFと4WDで、トランスミッションにはハイゼットシリーズで初となるCVTが設定されました。
ダイハツ ハイゼットキャディーの基本スペック
NAエンジン
種類:水冷直列3気筒DOHC
総排気量:658cc
最高出力:52PS(38kW)/6,800rpm
最大トルク:6.1kgf・m(60N・m)/5,200rpm
ターボエンジン
種類:水冷直列3気筒DOHCインタークーラーターボ
総排気量:658cc
最高出力:64PS(47kW)/6,400rpm
最大トルク:9.4kgf・m(92N・m)/3,200rpm
駆動方式:FF/4WD
トランスミッション:CVT
車体寸法・車両重量・最大積載量
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,850mm
ホイールベース:2,455mm
車両重量:970-1,020kg
最大積載量:150kg
ダイハツ ハイゼットキャディーの新車価格
グレード | 駆動方式 | 価格(税込) |
---|---|---|
D | 2WD | 1,188,000円 |
4WD | 1,312,200円 | |
D“SA Ⅱ” | 2WD | 1,252,800円 |
4WD | 1,377,000円 | |
D“デラックス” | 2WD | 1,258,200円 |
4WD | 1,382,400円 | |
D“デラックスSA Ⅱ” | 2WD | 1,323,000円 |
4WD | 1,447,200円 | |
X | 2WD | 1,355,400円 |
4WD | 1,479,600円 | |
X“SA Ⅱ” | 2WD | 1,420,200円 |
4WD | 1,544,400円 |
ダイハツ ハイゼットキャディーの現在の中古車価格はこちら
最新「ハイゼットキャディー」中古車情報!
ダイハツ ハイゼットとウェイクの記事はこちら!
ダイハツ ウェイク攻略|実燃費や口コミ、最新値引き価格とライバル車比較など
【ダイハツハイゼットトラックの確認事項】実燃費やカスタムから人気のジャンボについても
ダイハツ ハイゼットキャディーの内装
ハイゼットキャディーは商用車であるため、運転席と助手席以外は全て貨物スペースとなっています。
バックドアの開口幅が広く、荷室高も低いので、荷物の積み下ろしも簡単です。
最大積載量は150kgで、パンケースなら35個、中サイズの段ボールであれば8個積載することが可能です。
フロアは樹脂製で掃除がしやすく、容量90Lのラゲージアンダートランクも備えています。
また、運転席と荷室を仕切るカーテンやリヤドア用のサンシェード、荷室を上下2段に分ける荷室ボードといった、商用車用のオプション装備も充実しています。
ダイハツ ハイゼットキャディーの実燃費は?
ハイゼットキャディーのJC08モードでのカタログ燃費は以下の通りです。
エンジン | 駆動方式 | 燃費(JC08モード) |
---|---|---|
NAエンジン | 2WD | 25.0km/L |
4WD | 23.0km/L | |
ターボエンジン | 2WD | 22.4km/L |
4WD | 21.8km/L |
ハイゼットキャディーの実燃費は以下の通りです。
平均実燃費:15.5km/L
カタログ値の7割は達成しているので、この実燃費は妥当な数値と言えます。
流石にハイブリッド車と比較すると見劣りしますが、このクラスのガソリンエンジンとしては低燃費であり、NAエンジンの2WD車であれば、エコカー減税によって重量税と取得税が免税になります。
ダイハツ ハイゼットキャディーの評価は?
今日学校の帰りに
— まっくす柏木 (@kasiwagi_sti) 2017年1月30日
ハイゼットキャディーとかいう
わけのわからん車を見た。 pic.twitter.com/7Lkg4Ch40E
ハイゼットキャディーは、ユーザーからの評価があまり高くないようです。
評価が低い一番の原因としては、積載量不足が挙げられます。
通常、軽自動車の最大積載量は350kgまでと決められており、商用車であればそのぎりぎりまで積めるようになっていることが多いのですが、ハイゼットキャディーは商用車であるにも関わらず、最大積載量が150kgしかないのです。
そのため、用途が限られてしまい、商用車としての利点が生かせないので、ハイゼットキャディーを買うのであれば、ウェイクの一番安いグレードを買った方がいいという人までいます。
ハイゼットキャディーのユーザー評価
MOBY編集部調べで口コミをまとめると、軽自動車としてそれなりに積載量はあるようですが、十分ではないようです。
二人乗りということもあり、使用の仕方が限られてしまうため、使い勝手が悪そうです。
ダイハツ ハイゼットキャディーは車中泊に最適!?
ウェイクバン…いぃえ、ハイゼットキャディーです。笑
— こぺそ入院さん (@norikun0915) 2016年6月29日
型式はLA700V
荷台は完全なるフルフラット、これなら車中泊もできますね(´ー`…… pic.twitter.com/TlLp7GUGd1
ダイハツ ハイゼットキャディーの実燃費や内装、ユーザー評価の紹介はいかがでしたか?
ハイゼットキャディーは、ウェイクと同様に広い室内空間を持ち、燃費性能も優れているのですが、商用車として優秀かどうかというと、いまいちだと言わざるおえません。
しかし、ハイゼットキャディーを商用車として考えず、2シーターの乗用軽トールワゴンだと考えると、車中泊にピッタリな広いラゲッジスペースは非常に魅力的です。
販売価格も安いので、軽自動車でコンパクトに車中泊旅行がしたいという人には、ハイゼットキャディーはうってつけの車種だと言えるのではないでしょうか。
ダイハツの新型車に関連する記事はこちら
ダイハツの新型車・モデルチェンジ全情報【2018-2019年最新版】
ダイハツ新型ミライース燃費犠牲も爆売れ?強化された安全装備と価格など最新情報まとめ
ダイハツ新型タント2018年12月フルモデルチェンジか!価格や燃費など最新情報
ダイハツ新型「トール/トールカスタム」最新情報!THORの燃費・性能と価格は?
ライトバンに関連するおすすめ記事はこちら
おすすめライトバン車種ランキングTOP5|最新の中古車価格も!【2017年版】