- 交通事故&道路交通法(129)
【要注意】ノンアルコールビールやカクテルは飲酒運転になる?条件や注意点など
ノンアルコールビールやカクテルは飲酒運転になる?条件や注意点などをまとめてみました。ノンアルコールビール・カクテルだから飲酒運転にならないでしょう!なんて安心していませんか?実は驚きの事実があるのです!
この記事の目次
ノンアルコールビールやカクテルは本当にアルコール度数0%?
最近では、様々なノンアルコールビールやノンアルコールカクテルが販売されています。
お酒を飲めない人、車を運転する人は良く飲んでいると思います。
ノンアルコールビール・カクテルはアルコールが含まれないアルコールテイストの飲み物のことです。
アルコール度数が0.05%以下であるならアルコールがほぼ含んでいないので「Alc. 0.00%」、「ノンアルコール」と表記されています。
しかし!
実はこのノンアルコールビール・カクテルには気を付けなければならないのです。
ノンアルコールビール・カクテルは完全にアルコール度数0%とは限りません。
ノンアルコールの成分はアルコール度数が0%かアルコール度数が1%未満のことです。
ということは・・ノンアルコールビールやカクテルにも微量のアルコールが含まれている商品もあるのです。
お酒に弱い人がノンアルコールビールやカクテルを飲んだときに酔っ払った気分になるのはこのためなのです。
ノンアルコールビールとカクテルは酒気帯び・飲酒運転になる場合も?
ノンアルコールビール・カクテルでもアルコール度数が1%未満の商品を大量に飲んだとします。
そうすると1%未満のアルコールが体内に蓄積されていきます。
するとアルコールの濃度は段々と高まっていくのです。
具体的に説明しますと、アルコール度数5%のビールを大瓶1本飲んだとします。
体内でアルコールを分解させるのに大体、3時間程かかるとされています。
そうなると、同じ量のアルコール度数1%未満のアルコールを飲んだとします。
アルコール分解に40分程、0.5%のアルコールで20分程の時間が必要になるのです。
※呼気1ℓに0.15mg以上アルコール濃度が含まれていると酒気帯び運転になります。
下記を参照にしてください。
飲酒運転の違反行為に違反点数
酒酔い運転 35点
酒気帯び運転(0.25以上)35点以上適用の違反以外一律 25点
酒気帯び+無免許運転 25点
酒気帯び(0.15以上0.25未満)速度超過(50 km/h以上) 19点
酒気帯び(0.15以上0.25未満)速度超過(30(高速40)km/h以上50km/h未満) 16点
酒気帯び(0.15以上0.25未満)積載物重量制限超過(大型車等10割以上) 16点
酒気帯び(0.15以上0.25未満)積載物重量制限超過(大型車等5割以上10割未満、普通車等10割以上) 15点
酒気帯び(0.15以上0.25未満)速度超過(25 km/h以上30(高速40)km/h未満) 15点
酒気帯び(0.15以上0.25未満)積載物重量制限超過(大型車等5割未満、普通車等10割未満) 14点
酒気帯び(0.15以上0.25未満)速度超過(25 km/h未満) 14点
酒気帯び(0.15以上0.25未満)その他の通常時は1点・2点の違反行為 14点
酒気帯び運転(0.15以上0.25未満) 13点
「0.25以上・未満」は呼気中アルコール濃度0.25 mg以上・未満。なお「その他の通常時は1点・2点の違反行為」には放置駐車違反等は含まれない。
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危険運転致死傷や酒酔い運転など罪の重い交通違反での人身事故の罰則・点数まとめ!
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ノンアルコールビール・カクテルでも運転をしないほうが安全
ノンアルコールでもアルコールが含んでいるものがあるのがわかりましたね。
「ノンアルコールだから大丈夫!」だと思い飲んでしまって、飲酒検問で酒気帯び運転で引っかかってしまったなんてこともあり得ます。
そうなると、とてつもない罰則が待っているのです。
ノンアルコールに限らずですが「今このくらいのアルコール濃度だ」というのは自分自身ではわかりません。
ノンアルコールでもアルコール度数が1%未満になっているものは、飲酒運転になるケースもあるということを認識することが安全運転で自分の身も守れるのです。
ノンアルコールビールだからと安心しない!飲酒運転にならないか確認!
ノンアルコールビールだからといって、一概にアルコールが全く入っていないとは言えません。
そのため、「今日は運転手だから・・」と運転の予定があるときは購入するときにラベルの成分表などをよく確認をしてから購入したほうが良さそうです。
例えばサントリーの「ALL FREE」はアルコールが0.00%なので間違いありません。
公式のサイトでも紹介されています。
またお店などで飲む場合は、グラスなどで出されこともありますから、ノンアルコールビール・カクテルはアルコール度数が0%なのかをお店の人に確認するのが良いと思います。
もし飲むのであれば車を運転をするのは控えましょう。
もしくは、酔いが完全に醒めてからにしましょう。
「ノンアルコールビールやカクテルだと飲酒運転にならない!」と思い込まずに、飲んだ後に運転の予定がある場合は必ず確認をすることが大事です。
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