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カーナビTV解除キットの設置は違反?ながら運転罰則強化後、取締りは増えた?

自動車メーカーの純正カーナビには『テレビ・DVDが観れない』『画面操作ができない』といった制限がかけられています。これは「ながら運転」による事故や違反の誘発を防止するためです。

しかし、制限を解除するキットもカー用品店などで販売されており、使用することで走行中にテレビを映すことなどが可能となります。この制限を解除する行為は、違反行為に該当したりするのでしょうか?

ナビ・キャンセラーやテレビキットは違法行為ではないが…

©︎miya227/stock.adobe.com

カーナビの制限を解除するキットは、「ナビ・キャンセラー」「テレビキット」などの名称で販売されています。近年ではさまざまな車種・機種に対応したものが登場しており、ニーズの多さがうかがえます。

こういった制限の解除キットを用いて”解除する”ということ自体は特に問題なく、違法性もありません。

大手カー用品店のスタッフによれば、「カーナビの制限を解除すること自体は、特に違法ではありません。こういった解除キットはドライバーではなく、同乗者向けに販売されているものです。もちろんドライバーがカーナビを注視すれば違反となってしまいます。」とのこと。

解除キットはあくまでも”同乗者のためのもの”であるため、特に違法性はないとされているようですね。

しかし、ドライバーが走行中にカーナビの画面を注視した場合、スマホなどの使用と同様に「ながら運転」として違反に問われる可能性があります。

道路交通法第71条第5号の5では、「自動車又は原動機付自転車を運転する場合においては、当該自動車等が停止しているときを除き、(中略)当該自動車等に取り付けられ若しくは持ち込まれた画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと。」と定められています。

つまり、走行中はスマホなどの使用だけではなく、カーナビやテレビを注視してはいけないことも明文化されているのです。テレビ視聴はもちろん、行き先設定などの操作を行う場合でも、画面を注視することが多いため、違反となる可能性があります。

そのため、ディーラーでテレビやカーナビの制限解除を依頼しても、作業を断られるケースも多いようです。

2秒以上画面を見ていると注視になる?

そもそも、「注視」がどれくらいの時間を指すのかも気になるところですが、具体的な時間は定義されていません。

国家公安委員会がカーナビ事業者などに示した告示の中で、「おおむね2秒を超えて画面を見続けること」という文言があることから、”2秒以上”が注視として判断される可能性が高いと推察されることがあります。

しかし、道路交通法で「2秒以上が注視にあたる」と定められているわけではありません。つまり「2秒未満=セーフ」ということではないので注意してください。

ながら運転はどこから道交法違反?運転中のスマホ使用時に注意したいこと

執筆者プロフィール
成田 佑真
成田 佑真
1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。現在の愛車はA4。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出...

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