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もらい事故「保険会社を通したくないから示談にして」と言われたら?絶対やってはいけない行為

 「保険会社を通したくないから示談にして」と言われたら?

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車が停車しているときにぶつけられた、相手が信号無視などをしてきたなど、自動車事故で相手が100%悪いという判定が下るものは少なくありません。

こうした事故の時に事故の加害者側(相手)から「保険会社を通したくないから個人間で示談してくれないか」と言われることがあります。

このような申し出があった時にはどうしたらいいのでしょうか。素直に示談すべきなのか、それとも保険会社へ相談すべきなのか、元自動車ディーラー営業で、自動車事故への対応を数多く行ってきた筆者が、示談のポイントを解説していきます。

どんなに軽い事故でも「当事者だけ」で「その場」で決めてしまうのはNG

結論から言うと、どんなに軽い事故だからといって「当事者だけ」で「その場」で決めてしまうことが最もやってはいけないことです。まずは第三者、つまり警察をしっかりと入れて、事故状況の確認と証明を行いましょう。

相手から「車の修理金額はお支払いしますから、保険会社などは使わずここで示談をしてください」などと申し出があるかもしれませんが、事故現場では絶対に示談に応じてはいけません。「ここでは判断がつかないので、関係機関に相談してご連絡します」とその場で決めずに離れることが大切です。

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書面の取り交わしはもちろん、「示談に応じる」といった言葉を出すことも避けたほうがよいです。相手がその言葉を録音して、個人間示談に応じなかった場合に脅しに使ってくる可能性も大いにあります。

そういったトラブルを避けるためにも、事故が起きた時には、どんなに軽微なものでも警察を呼んでください。警察による事故処理が行われることによって、その後の保険請求並びに示談などがスムーズに進みます。

相手が引き下がらない時でも、警察の方へ相談し、現場処理が終わり互いの連絡先を交換したら、その場から離れましょう。

執筆者プロフィール
Red29
Red29
1980年代生まれ。国産ディーラーでの営業職として働き、自動車関連の執筆者として独立。ユーザー目線に立った執筆を心掛けています。愛車はトヨタプリウス。ホットハッチに代表される、小規模小パワーのクルマが...

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