レゾネーターとは車のどこに?仕組みや構造を解説!外して効果はある?

レゾネーターという装置をご存知でしょうか。吸気の際に発生する騒音を和らげる効果を目的とした装置ですが、今回の記事では、レゾネーターの構造や仕組みはどうなっているのかについて説明します。また、レゾネーター外しの効果についてもご紹介します。

レゾネーターとは?車のどこに付いている?

レゾネーター

出典:©Shutterstock.com/ SharpPhoto

レゾネーターとは、エンジンへ空気を取り入れる入り口についているもので、吸気の際に発生する高周波帯の騒音を消す目的のある装置のことをいいます。

この騒音を消す科学的な仕組みは「ヘルツホルム共鳴器」の理論に基いています。

レゾネータの仕組み・構造は?

そもそもどんな役割を果たすの?

レゾネーターの役割は、簡単にいうと吸気騒音を低減させることです。このレゾネーターがないと、大量の空気が常に勢い良く流れてしまうため、大きな騒音が発生してしまうのです。

静かに快適に運転できるのは、このレゾネーターのおかげと言っても過言ではありません。

レゾネータの仕組み・構造

レゾネーターの構造

出典:http://astamuse.com/

レゾネーターは、口が開いている部分から同じように口が開いている部分に通じている閉ざされた空間に音波が入った時に、音のエネルギーを摩擦による熱エネルギーに変換して、特定の周波数の騒音を低減するという「ヘルツホルムの理論」に基いて造られています。

構造は極めて単純で、機械的な装置はほとんどなく、レゾネーターの内部は空間になっています。その内部には仕切りがあり、その双方が共鳴室となっています。そこで高周波帯の騒音を消すのです。

この効果を逆に使うと「共鳴器」となりアコースティックギターやバイオリンなどの弦楽器の胴体部分で音を共鳴させて増幅させるものとなります。

なぜレゾネーターが使われるのか

本来なら、騒音を低減させるには吸音材を使って低減させる方法があります。しかし、吸音材を使用するとコストや品質の問題が出てきて、さらに低周数域の騒音は低減できないというデメリットがあります。

そのため、ヘルムホルツの理論を使用したシンプルなレゾネーターが採用されたのです。

レゾネーターの意外な効果

低速トルクに役立つ?

レゾネーターの仕組みは、空気室で空気の流れを制御し、共鳴を起こすことで吸気騒音を低減させるものとなっています。

レゾネーターには防音効果以外に、空気をためて低回転トルクを増やす効果もあるようです。
トルクとは、回転力のことで、低回転トルクだと、少しアクセルを踏んだだけでも加速するので、一般的には扱いやすい車といえます。

レゾネーター外しの効果 メリットやデメリットは?

マフラー

出典:©Shutterstock.com/Ksander

ドライバーの中には、レゾネーターを外して使用している方もいます。
騒音を低減させる効果のあるレゾネーターですが、これを外した場合はどうなるのでしょうか。

メリットとデメリットについて紹介します。

レゾネーターを外した時のメリット

レゾネーターを外すと、まずこの分の重量が軽量化します。レゾネータは意外と重量があるため、軽量化したい方は取り外してみるといいでしょう。

防音装置を外すことになるため、エンジン音はうるさくなってしまいます。これは個人の好みによりますが、うるさいエンジン音が好きな方は取り外してみるのもいいかもしれません。

それ以外にも、社外エアクリーナーを取り付けたい方は、レゾネーターを取り外してエアクリーナーを取り付けられるというメリットがあります。

レゾネーターを外した時のデメリット

外した時のデメリットは、まず騒音が出ることです。うるさい音が好きな方はメリットになりますが、逆にいうと好きではない方にとってはデメリットでしかありません。

また、吸気と排気のバランスが崩れてしまうため低回転トルクが無くなってしまう可能性があります。

エンジン音がうるさくなりすぎると、近所迷惑になってしまう可能性もあります。あまりにもエンジン音が大きいと感じた場合は取り付け直すことをおすすめします。

レゾネーターを取り外した場合の車検について

レゾネーターを取り外した際のメリットやデメリットについてはわかりましたが、そもそも取り外していいのか、という疑問が浮かぶかと思います。特に車検に関しては「取り外して車検に通るのか」という心配もあるでしょう。

レゾネーターの取り付けは、法律などで特に決められているものではないので、車検時には問題なく通ることが出来ます。メリットとデメリットを見て、特に必要ないな、と感じたならば、外してしまっても大丈夫です。

ただ、特に理由もなく外すよりは、つけていた方がメリットはあるので、おすすめとしてはレゾネーターは取り付けたままにした方がよいでしょう。

レゾネーター外しは車のカスタムの1つ

レゾネーターに関する記事はいかがでしたか?

騒音を和らげる効果があるため、ドライバーの皆さんが気づかない所でレゾネーターは働いています。取り外すかどうかは個人の自由になりますが、つけておいた方が何かと便利です。

フィーリングを求めるのならば取り外し、ふつうに運転したいのならばそのまま、というのがベストでしょう。しかし、これから車のカスタムを考えている人には、レゾネーター外しはお手軽なカスタマイズになりますね。

MOBYには、エンジンの基本的な仕組みに関する記事がいくつかありますので、そちらもあわせてどうぞ!

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